ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.5

2019-04-30 | ラコルタ Raccolta
『真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.4』の続きです。

チャンネルデバイダーを使用したマルチアンプシステムのメリット・デメリットを考えています。

次にデメリットを考えてみましょう。

これも3つのデメリットが考えられます。

まずは、コストがかかります・・・。

パワーアンプとチャンネルデバイダーのコストが増えますので

相当な出費です。

もし、いちからオーディオシステムを揃えるというのであれば

パワーアンプやプリアンプの価格を少し安価なものにし

トータルの金額を合わせるという方法が考えられます。

その場合トータルクオリティはどうなるのか・・・ですが

私の経験からですが、

CDからスピーカーまですべてのコストを加算して50万円を超えるシステムであれば

マルチシステムの方が良いと思います。

2つ目のデメリットは調整が必要という点です。

3WAYまでなら音楽を聴きながらの調整も可能だとおもいますが

それ以上になると、かなりの技術が必要になります。

聴くたびに調整して、何年も完成しないというマルチアンプユーザーが多いのも事実です。

調整も含めて『オーディオ』という趣味ですので良いのですが・・・。

3つ目のデメリットは電源ノイズとアイソレー・・・次回に続きます。



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5月のイベント『オーディオアンプ製作教室発表会』

3名の方が自作されたアンプを試聴します。

日時:5月5日(日)14:00~

場所:ムジカ試聴室(ログハウス)岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996番地

*事前申込は必要ありません。





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6月のイベントは山寺レコードコンサートです。



今回は軽食での開催で、参加費は500円です!

200年ほど前に建てられた山寺の本堂でアナログレコードをお楽しみください。
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真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.4

2019-04-29 | 時計
『真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.3』の続きです。

チャンネルデバイダーを使用したマルチアンプシステムのメリット・デメリットを考えています。

前回の記事を上回る2つ目のメリットはネットワークをパスすることができるという点です。

スピーカーシステムの中にはネットワークと呼ばれる

高域と低域を分離する回路が入っています。



ここで問題なのがエネルギーを必要とするウーハーに直列にコイルが入っているという点です。

例えばJBLのネットワークにはこのようなコイルが使用されています。



このようにコイルとは銅線を巻いたパーツなのですが、

その長さは10m以上になることもあります。

つまり10mスピーカーケーブルを延長したのと同じです。

当社のお客様の中には当社のアンプの内部配線材をテフロンワイヤーに変更したり

スピーカー端子をハイクオリティなものに変更するだけで

大幅な音質向上があったとレポートをいただけることがありますが

コイルを直列に挿入するというのは大幅な音質減だと考えざるを得ません。

フルレンジスピーカーを崇拝するオーディオファンは体験的にコイルを嫌っているということかもしれません・・・次回に続きます。


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真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.3

2019-04-27 | ラコルタ Raccolta
『真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.2』の続きです。

次にチャンネルデバイダーを使用したマルチアンプシステムの

メリット・デメリットを考えてみましょう。

メリットは2点考えられます。

まずは高音と低音のバランスとカットオフ周波数を

容易に変更できる点が挙げられます。

ネットワークが内蔵されたスピーカーシステムでは

一部のもので高域だけ音量を調節できるモデルもありますが

マルチアンプではカットオフ周波数はユニットを差し替えることで

低域と高域のバランスはツマミを回すだけで調整可能です。

2WAYのスピーカーシステムでこれらの調整ができるようになると

プリアンプのトーンコントロールが無くても

これと同等の調整を行うことができます。

また、カットオフ周波数をあえて離して中音域をへこませたり、



カットオフ周波数を重ねて、中域を厚くするというような方法を取ることもできます。

さらに、これを上回るメリットが2つ目の・・・次回に続きます。



5月のイベント『オーディオアンプ製作教室発表会』

3名の方が自作されたアンプを試聴します。

日時:5月5日(日)14:00~

場所:ムジカ試聴室(ログハウス)岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996番地

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真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.2

2019-04-26 | ラコルタ Raccolta

『真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.1』の続きです。

Raccoltaシリーズの4番目のモデルとしてRaccolta-controlを発売します。

これはバイアンプのシステムで使用したり、

マルチアンプシステムでチャンデバイダーとして使用できるものです。

この製品の音質をレポートするにあたって

この製品によって音質が向上することはありません。

この製品を使用することでオーディオシステムを構築している手法が変わります。

その結果音質が向上するという製品です。

それでは、チャンネルデバイダーという『機械』は何をするものなのかということですが、

CD、プリ、パワー、スピーカーというシステムを普通に組むと



このようになりますが、

2WAYスピーカーの場合、エンクロージャーの中にネットワークと呼ばれる

音楽信号を高域と低域に分けるものが入っています。

ここで高域と低域を分離して、音楽信号をウーハーとツィーターに供給しています。

次に、上記のシステムでチャンネルデバイダーを使用したマルチアンプシステムとするとこのようになります。



低域と高域を担当するアンプをそれぞれ用意し

スピーカーはネットワークを使用することなく、直接スピーカーユニットをドライブします。

次にチャンネルデバイダーを使用したマルチアンプシステムの

メリット・デメリットを考えてみましょう・・・次回に続きます。




5月のイベント『オーディオアンプ製作教室発表会』

3名の方が自作されたアンプを試聴します。

日時:5月5日(日)14:00~

場所:ムジカ試聴室(ログハウス)岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996番地

*事前申込は必要ありません。





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6月のイベントは山寺レコードコンサートです。



今回は軽食での開催で、参加費は500円です!

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真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.1

2019-04-25 | rosageシリーズ

『オーディオアンプ製作教室発表会を開催します!vol.2』の続きです。

Raccoltaシリーズの4番目のモデルとしてRaccolta-controlを発売します。

これはバイアンプのシステムで使用したり、

マルチアンプシステムでチャンデバイダーとして使用できるものです。

前面のデザインは以前発表したプリアンプと同じです。



左側のつまみが低音側、右側が高音側の音量を調整します。

後面には2系統入力と2系統の出力があります。



入力は後面のスイッチによって切り換えることができます。

出力は低音、高音の2系統で2WAY専用です。

3WAYにする場合は2台使用します。

周波数の切り替えは後面の周波数ユニットによって行います。

4つのユニットが接続でき、低音のカットオフと高音のカットオフをLR別々に設定できます。

このユニットを交換することにより

低域と高域のカットオフ周波数を別々に設定できますし、

フラットになるユニットを使用すれば

バイアンプコントローラーになります。

当社の試聴室の場合は低音のみ100Hzをカットしサブウーハーに供給し、

中高音はフラットになるユニットを使用しています。

ユニットを変更すると3Dサブウーハーようにモノラルの低音出力を出すことも可能です。

フィルター特性は-12dB/octまたは-6dB/octです。

かつてのチャンデバは-24dB/octや-18dB/octが主流でしたが

そういった特性のチャンデバは業務用のものにまかせておいて

Raccolta-controlでは位相をきっちりとあわせることができる-12dB/octをお勧めしています。

現在当社の試聴室ではこのような感じで使用しています。





次に音質ですが・・・次回に続きます。




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日時:5月5日(日)14:00~

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