そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

鳥重@渋谷のんべい横丁 「サプライズな焼き鳥」

2006-02-23 21:12:02 | 飲み 肉
BUCHI」の後向かったのは
本日本命のコチラ
こちらも長いこと
「宿題店」となっておりました


駅から至近距離のこのお店
なぜ宿題店となっていたかというと・・・
敷居が高いのですよ


時間は18:00- 19:30- 21:30-の総入れ替え制
一週間前から予約可だけど早い時間はすぐ埋まってしまう
さらには「独特なルール」が展開されているとのこと


先日ようやく予約が取れたので
さ~~て
ルールでも調べてみるか~~
とググってみると


【鳥重ルール・ダイジェスト】
・名前を呼ばれるまで外で待つ
・座ったら、ママに声を掛けられるまで待つ
・焼き物と刺身の注文(団体ごとにまとめること)
・おろしが出てくる(全部食べちゃだめ、スープ用に残しとく)
・飲み物を注文(追加は「お手すきで」と控えめに)
・焼き物や刺身が出てくる
・おろしの器にスープを入れてもらう
・お勘定(団体ごとに)                
 (某ページより無断拝借.スンマセン~)


( ̄ロ ̄lll) 
想像以上ッスね・・・
敷居が高いどころか
そびえ立つ壁を感じさせますよ
これ読まないで行っていたかと思うと・・・
そら恐ろしいですな・・・



21:30に店の前
すりガラス越しの店内は満席で盛況でな様子
でも,一向に終わる気配がありませんな・・・
時間間違えたか!?
と思ったのもつかの間
やはり同じ時間に予約した方々が
わらわらと集まってきました


結局名前を呼ばれたのは21:45
第一の関門はなんとか突破しましたが
上のルールに
・だいたい21:40ぐらいまでマターリと待たれよ
を付け加えておきます
常連さんはさすが良くご存知
呼ばれた瞬間に登場されておりました


L字型のカウンターだけの店内
卓上には前の客の食器が山のように
まずはこれを片付けるのを手伝うところから
物語はスタートしたりします


カウンター下に雑誌が数冊
その中に「鳥重ママと上手く付き合う方法」なる小冊子が存在
それを読んでじっくりと待ちタイムは続きますが
その内容がハンパじゃないのです
A4で6ページぐらいの冊子なのですが
これがほとんど「ルールブック」


目まいがしそうな
独自ルールの数々にヤられそうになってきます
この先この壁を越えられるのか?
と読めば読むほど不安になるばかり・・・


とそこにようやく
「救いの手=オカーサマのお声」が差し伸べられます
まずは焼き物を注文
何を頼むか十二分に考えていたのですが
「塩ですか?タレですか?」
とな(゜д゜lll)?


それは想定していませんでしたーよ
焼き方なんか「おまかせ」だと思っていましたーよ


あとルール追加
・二人連れは最初は4本までしか注文を取ってくれないので気を付けるべし
ですな~
5本目を頼むと
「後でね~」と制されてしまいました~
ちょっと
「やってしまった感」に満たされました~よ



ここでようやく「おろし」登場!

ようやく飲み物オーダーですが
ルールブックに「日本酒の辛口は『大関』」
そう書いてあったのでソレにしたのですが・・・


「ずいぶん前にやめちゃったのよ~~」
とな(゜д゜lll)?


またヤっちゃいましたか?
うーーん
疲れますな・・・




ほどなく到着した
「辛口の何か」はこんなヤカンに入れられ登場
2合にちょびっとオマケという感じ


バツの悪さに酒が進みそうになりますが
ルールブックによると「飲みすぎはご法度」とのこと
舐めるようにちびちびといきました


おりしもラジオからは「livedoor関連」ニュースが
かのホリエモンもここの常連だったとか
オカーサマ曰く
ミキタニ社長も4回ほど来たとか
饒舌なオカーサマのトーキングに
我らは相づちを打つのが精一杯
軽口を叩けようもありません




とそこに「やわらかいキモ=レバ」が登場!
デカッw(☆o◎)w
なんですか?この大きさは!



一般的な「レバ」が4-5本取れそうな肉の量
串から外して食わざるをえません
1本で2-3人が満足とは聞いておりましたが
うーん納得


で これ
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
トロントロンに溶けていきますぞ!
噂に違わぬ美味にしばし陶然


どうやら予約している3名が登場しない模様
無断キャンセルらしくオカーサマ怒り心頭な様子
良く知っているお客らしいのですが
二度と彼らからは予約を取らない!
なんて怒っておられますな・・・


ルール追加
・キャンセルするときは5時過ぎに必ず電話をすべし
とのことです
キャンセルの敷居の高さも他とは比べ物にならないので要注意




二本目は「心臓=ハツ」でした
普通「ハツ」は開いて3-4枚を「イカダ」のように刺すのですが



ココのはそのまんまのゴロリとしたやつを20個ほど数珠繋ぎ
こんなの見たこと無いですよ
これ一本から
優に一般的な「ハツ」の5-6本は取れる計算ですな~
ゆず胡椒と一緒に食べるのがたまらなくウマ~です
塩気が結構強いので酒が進みそうになりますが・・・
ここはガマンガマン




そこに「刺し」登場!
またスゴイ(;゜Д゜)量ですね
「混ぜて」と頼むと
正肉とレバがミックスになって出てきます




レバは「白レバ」?
フォワグラのようですよ~
う(◎o◎)ま~~~!
タマラン!


ですが量多すぎ・・・
2人じゃ多すぎます・・・
「残すのはご法度」との事なので必死に食べますが,酒で流すこともできず・・・
ちょっとイッパイイッパイになっちゃいました
これは4名ぐらいに
ちょうど良い(それでも多め)量ではないでしょうかね~




お次は「トリ=正肉」
一見普通のビジュアルですが
やはりこれも巨大
4-5本の量がありますな
屋台のケチケチ焼き鳥なら10本分は取れますよ
炭火で焼いた巨大焼き鳥が不味いはずがなかろうもん




お次は「ダンゴ=つくね」



「つくね」と言うより「バーグ」ですぞこりゃ



ホクホクでウマ~ですが
もう限界が近いッス・・・(T◇T)
「刺身」が効き過ぎています・・・
5本目行っていたら死んでました
オカーサマ
あなたの読みは正しい!


写真無しですが
この後「糠漬け」登場
キュウリとカブでしたな
この清涼感がたまらない
キュウリは一風変わった香りがしましたが
なんなんでしょ?あれは


「食べ干してはいけない」
とのルールの下残されていた「おろし」に




鶏スープが注がれます
結構な量の「塩&ケミ」が
目の前で投入されるのはビミョーと言えばビミョー
ですが
口を挟める「漢」はいないでしょうな普通
あのホリエモンが金を積んでも
ここのルールは覆せないでしょう


ということで
本日はドタキャンもあって6名な店内
それでも片側に寄せられキツイはキツイ
これがマックス11名になったとしたら・・・
「おちつく」という状態からは程遠い感じになるのでしょうな~


その中でもし「お初」だったとしたら・・・
ストレスで胃に穴が開きそうです・・・


とそれは言い過ぎですが
この店はもはやアナザーワールド
「治外法権」が効いています


これで¥3100ですからCP的にも味的にもマーベラス
ルールに適応できる御仁は
是非「元気なとき」に行ってみて下さい
「疲れた」ときに行ってしまうと
のんべい横丁で過労死する危険アリ
Comments (17)
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BUCHI@神泉 「立ち飲みでいろんな料理」

2006-02-23 06:41:10 | 飲み 居酒屋 & Bar
以前よりマイミクの方が足しげく通っているので気になっていたお店です.
昨日ようやく行けました.

このお店は,基本的には「立ち飲み」
キャッシュオンデリバリーのスタンディングバーなんです.



まずは「ハートランド」でお疲れちゃん!



テーブルの上にお金を置いて,料理と交換に払っていくわけですな.
お金がなくなったらまた皆でチャージ,みたいな.
ちょっとカッチョいいシステムだったりします.



「燻製の盛り合わせ」
このお店,結構「燻製」に情熱を注いでいるようで.
タコとレバーの燻製の味の深さには驚かされました.



サーモンもバルサミコ酢を付けて食べると一風変わりますな~
勉強になりますた.



「エスカルゴと竹の子と菜の花のブルゴーニュ風」
みたいなオサレなフレンチ?もあったり



「エスカルゴ」をこういう風にして食べるのも面白いですな~
なかなか勉強になりますぞ,このお店.



グラスワインも豊富.
焼酎も日本酒もカクテルもなんでもござれ.
酒は無いものが無い状態.
一杯¥500ぐらいからなので,気軽にいろいろ楽しめますな.



お店のオネーサマおすすめの「雲丹クレソン」
クレソンと雲丹を合わせるとは!
この発想は日常からは生まれませんな.



サイドのパンに乗せてIN!!ですよ!
ニンニクベースのコクのあるソースがステキですな~~
これはマネしちゃいますよ~



赤ワインにもピターリ.
この「ピノノワール」たまらなく美味かったですな~~


この後があったので小一時間で惜しみながらの退散.
ここはいいお店ですね~~~
「立ち飲みBar」が流行っていますが,
ここまで豊富に本格的な料理を出すお店はなかなかありませんな~
これは良いお店を知りました.
再訪必須ですな!
Comments (8)
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