そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

「干麺に支えられた日々」@ドイツ キールの自宅

2007-09-03 05:49:55 | 海外で飲み食い
頂いたラーメンも




ラスイチに


東京ではほとんど即席麺を食べない私


というのも
見渡せば無数のラーメン屋
せっかく摂取するカロリーならプロのものを
という持論のもとでした


しかるに
ラーメン砂漠のドイッチュにおいて
このトパーズさんのプレゼントしかり
あのマンボウさんのプレゼントしかり


「干麺」系に
どれだけ心を癒されたことか


だって
即席というのが信じられないほど
美味いんだもの




話は変わりますが
というか変わらないかもしれませんが


常々
「料理は数学」だと思っております


同時進行する複数の時間差的準備作業を
タイミングよく一つの完成形に持っていくという
理系脳を発揮せざるを得ないひととき


それを試すのに
「札幌ラーメン」以上のお題があるのかと


3つのコンロを
いかにタイミングよく合わせるかという美学


料理の腕というよりも
当人の美味いものを食いたい欲求を測るなら
まず「札幌ラーメン」を作らせれば良いかと


まあ ここドイツでは



電気コンロ×2という
1.5重苦ぐらいを背負ってやってきたわけですが


いろいろ逆算しながら
達成されたときの




自慰的恍惚感ったら
ないわけですよ




やっぱ

美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


ラーメンにおいて何よりも大切なのは
やっぱり「麺のコシ」なんだな と
あたりまえの事を再確認


そして

自前の辛肉味噌をふんだんに散らして
命の出汁を使って仕上げたそいつを眺めながら


実は
「インスタントラーメンをデフォルトで食えない病」
という大病を患っていることも再確認


どんなにシンプルが良いと分かっていても
気が付いたら卵を割り入れている自分


こんな大病を患っているのは
自分だけではないはずですが
真偽のほどを調べるのは
一つの研究テーマになりそうですね




はい
なりませんから




ということで
例外なくすべての干麺
最高の形で頂かせていただきました


ここに再び
手配していただいた皆様に深い感謝を





さて

一月後にはまた
オーバーフロー気味の
ラーメン天国に再会できますね


どっちが手招きしてるのか分かりませんが
楽しみで仕方なし


ほんと
キールに一軒でもラーメン屋があれば
こんな焦がれる思いを募らせなくて済むのに





さてここで
またドイツ語のお勉強です


ことわざシリーズを再び


「鉄は冷めるまで打つな」
食べ物は冷えていないと食べるに値しないこと
熱い物は火傷をする危険性をはらんでいるので口にするなという教え


「ナインデンテ」
歯ごたえを伴ってこそ料理というイタリア美学に対するドイツ人的抵抗
ひいては些細なことを気にするなという教え


「まず量より始めよ」
とにかく量があってこそ飲食が成り立つことの教え
何事も質より量が大切だというドイツにおける基本概念



ラーメン文化が栄える土壌が
実に整っているドイッチュです
Comments (2)
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