そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

「ドリフターズ」@ドイツ キールの自宅

2007-09-19 06:23:16 | 海外で飲み食い
さて
帰国まであと少し


いろいろ実に大変です


車を売ったり
口座を閉めたり
保険を解約したり 等々等々


来た当初の逆手順を
キッチリ踏み返さねばならないこの摂理


四国でこれやったら
黄泉がえり必須




それに併せてこちらでの仕事の締めくくり
これがもう 追われ気分 ってな感じで
こんなプレッシャーを感じたことって
そうそう無いかもしれません


キレイに帰国できるよう
ここは踏んばらざるを得ませんが



疲れ果てたときに
救ってくれるのは
美味いもの




さて




秘蔵の餃子でも焼いちゃいますか!!




ラビオリですけどね・・・
それも自炊生活@ノルウェーの余り物


しかるに
物が無いということは人を大きくします




何だかいい感じになっているんじゃないの?




いける(゜∀゜)じゃん!!


本当に
物が無いということは人を大きくしますね


いろいろと特性を学びつつ
行き着いた先は




むしろ
美味そうに見えるじゃありませんか


もう誰も
前世はラビオリだったなんて
忘れてますから


そして実際




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


惰性に流れていく餃子よりは
よっぽど心の込められた一品は
餃子の亜流を超えて
その先の食い物の様に感じます




食い物は欲求
食い物は愛情


絶対的なニーズと
成就させるべくの情熱があれば
たいがいのものは神食になりうることを学びました



不味いんだから他の店に行こう
不味いんだから他のものを買おう

何もかもが整っていて
何もかもがいつでも手に入る日本

いささか過剰気味な
ジパング 黄金の国


それが当たり前だった人間が
それが通じない世界に生きることは
想定外のストレスフルな局面も




私はこちらに来た当初
ドイツ人の圧倒的な効率の良さと
その生き様のスマートさにヤラれ
同じ人間として
そして日本人として
ものすごい劣等感を抱いてしまいました


日本人って形式ばっかりで
何でもかんでも面倒くさく
なんて不器用でカッコ悪いんだろう って


しかるに
ドイツ人の習性を知るにつれ
効率が良い の裏側に 人の話に耳を傾けないし 困ってる人も助けない
スマート  の裏側に 与えられた仕事を早く終わらせることだけが到達点


全部が全部じゃないでしょうが
まあ大体そうです


もう慣れてくるべき頃合なんでしょうが
ホントに最後の最後まで
辟易するぐらい
ドイツ人は不親切と感じます
神様はどの人種にも「難」を与えて下さってます



逆に日本人のネットリ感
他の人が気になって仕方が無い
ちょっかい出さないと気がすまない
ってなのも
以前以上に感じるようになりました



なんだか


漂流している感じ


どこにも帰属していないという不安感



しかるに


せっかくのこの経験
再び元の日常に溺れて忘れてしまわない様

とりあえずは
困っている留学生救助 あたりが
私の日本での与えられた使命なのかもしれません


日本人は不親切だった

なんてのは
死んでも言わせない様に
鋭意努力する所存です



日本人は飲みすぎだ

不親切と言われるよりはマシでしょう
Comments (3)
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