そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

中華料理タカノ@椎名町 「ぎょうざ&チャーハン&五目そば」

2016-05-04 09:49:56 | ラーメン 豊島区
最近お気に入りの
街の中華本で紹介されているのを読んで
鬼太郎がピーン!!とイクがごとく




オレもピーン!!と
チンピクを通り過ぎていたワケで




開店直後
あっという間に地元民で満たされる
レトロな昭和の空間には
超激リーズンがあるワケで




ラーメン300円って
ぎょうざ300円って

それより何より
ビール400円って




しかも (゜д゜lll) 大ビン!!

あまりに
良心的スギて

ゼニを落とそうにも落とせない
オレらまで
良心の呵責に苛まされるレヴェル

飛び交うでは済まされない
秩序がほぼ皆無の
オーダー with ノンオーダー なのに




キッチリ
順番通りに餃子が届くあたり




ゆとりな若造は
ヘタなチェーンでバイトするより
こういうところで多くを吸収するべきでは
なんつてね

大ビンの二本目に手を伸ばしながら
何を上から言えるのかという話




イイ焼き色に
ハッ!!と目を奪われながら




グリンピース栽培の
プライマリーな目的は
ココにあるか
もしくは焼売の上にあるかってな
そんな昭和のあの頃が甦りながら




オレ的マストな五目そば

コレまた鮮やかながら
卵や伊達巻あたり
黄色がはずされた水面

と思った刹那




歓びの塊ハケーン!!

ボイルにともなう
散れた白身の破片に
この店における五目の在り方
その全てを読み取りながら




「五目だから五百円でイイだろ」
そんな会話があったのか

イヤマジであったっぽい
人生最安値の五目そば




キッチリ炒めの入った野菜群の
香ばしさが溶け出して




飾りの入った
善意の塊のような厚切りのかまぼこ

昭和ってのは
どこぞユルくも
しっかり仕事しながら
誰もがシアワセだったような気がする
三丁目の夕日理論がフルスイングで発動中




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

ああ
このお店を知らないでいたら
それはそれは不幸で

でも
知らないでいれたら
ある意味
不幸を感じずにいれたかもしれなくて




いやしかし
この手のお店を知らない人間だけで構成される近未来が

それはそれは不幸であることは
間違いないことかもしんまいね



愛しの街場中華 『東京B級グルメ放浪記』2 (光文社知恵の森文庫)
光文社


Comments (7)
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