大久保だんご総本店＠白金高輪 「ラーメン＆赤飯」

おそらく多分
3軒存在していると思われる
「大久保だんご」

その関連性は分からないけど
「総本店」があるということは
関連もあるということか

キャンセル連発で
半ば開店休業の中

WBCの決勝を
手のひら冷たくしながら観戦してーの

のんびりとした
小春日和




そんな総本店へやってきたけど

開かない！！

扉が開かないよ！！

って
路地に入った
側方が出入り口になっていたり

っつか
開かない扉に
のれんを掛けないでおくれよ！！
というのが正直なところ




いやー
実にレトロな
イイ店内に見えるけど




隅っこのテレビからは
WBC決勝のダイジェストが流れていて

厨房からときおり
ご店主さんの奇声が聞こえたり




安い！！という
正直な感想とともに

セットがない！！という
コレまた正直な感想

ラーメンに合わせて
フルの丼ものを頼むのもアレだし

大ラーメンってのも
アレだしなぁ

ラーメンライスってのも
アレだよなぁ

なんてところに
赤飯！！
そういうのもあるのか




まず到着した
茶碗2杯分はあろうかという
赤飯のデカさに仰け反ったり

よく考えてみたら
あの価格設定だものね

赤飯もフルサイズで登場っての
予想できても良さそうなもの

しばし待つこと
厨房奥から
もっとご年配の
もしやコチラがご店主か




ラーメン直接
運んで来られたり




どうです
このサイズ感

もち米のパンチが
どういうことになるのか
お分かり頂けますでしょうか




目黒の意外なるエッジーに対して
見るからにノス感マシマシ




啜った感じも
まさに見たままに

でもなんだかコレ
イイ感じのマイルド潤滑剤
赤飯選べて大正解かも




油抑えめなあたり
街中華とも一線を画すような

甘味処のラーメンとして
非常にプロパーな啜り心地




早々に溶けゆく海苔を
すんでのところで全回収




店名は一緒だし
ラーの構成要素も似ているけど
向こうが独自進化を果たしていったのに対して
コチラは完全にステイをキメたアンバイに




あったとしても
カップ麺にコンビニおにぎり

お店で食べるラーメンに
赤飯合わせたの
人生初じゃなかろうか

っつか
赤飯が登場するのって
ネパール以外では
お初のことじゃなかろうか

ノーマルライスと違って
スープで追っても
ライスがほつれないという発見

でもコレ
お店のイキフンにぴったりな
新鮮な組み合わせは
なかなかにイイものだ　　　（半分でイイんだけどね）




街道の
側道の
路地裏に
ひっそりと

いったい
どういうニーズがあるんだろう
なんて思っていたけど

男性の一人客が
次から次へと




皆さん
メニューをしばし眺めて
ちょっと迷った末に

ラーメン大

カツカレー

なんて感じで
パチンコ玉が
落とし所に向かうように




目黒みたいな
気の利いたセット
あったら嬉しいのになぁ

まあ
お陰さまで
ラー赤飯という

貴重な体験
できたワケだけど

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