ホープ軒＠阿佐ヶ谷 「中華そば＋もやし」

オレ州飯店の寸胴に弱火を入れつつ
そっと飛び出る灼熱の新宿
そっと飛び乗る弱冷房の総武線


数日前
ふっと夢の中で思い出して
どうしても食いたくなってしまって


スマホのないあの当時は
中央線の車窓から
いろいろなものを
目に焼き付けていたと思う

吉祥寺のホテルニューヨークから
こちらをガン見する太目の自由の女神とか

荻窪あたりだったか
「美味いもんだよカボチャのホウトウ」の看板とか


27年前の学校の帰り道
同じクラスの田中君と
途中下車した阿佐ヶ谷駅

このラーメン屋も
車窓から看板が見えたんじゃなかったっけ
気のせいだっけ


そうだ
あの頃の僕たちは

醤油ラーメンより
盛りのある味噌ラーメンの方
ちょっとだけお得なのではないか　と
気付いた気がした13の昼

小銭を持たされて
自由になれた気がした13の昼




スイマセーン！！
味噌ラーメン大盛り下さい！！

オレも！！




周りの空気が
氷結した気がした13の昼




ウチはねー
味噌ラーメンないんですよー


街の中華屋ってのじゃなくて
ラーメン専門店
それも味を特化した専門店に
出会えた気がした13の昼

そういう意味では
意外と遅咲きだった13の昼




いわゆる吉祥寺系




なんだか
やけに懐かしい

そういえば
かなり懐かしいはず


人によっては
吉祥寺のあの一杯が
心の味と言うぐらい




確かにこの麻薬性のある
豚骨背脂化調コンビネーション




一度知ってしまうと
それも若い時分に刻んでしまうと
一生脳裏に引きずる味だって気はする




黄色に黒や
黄色に赤や

なにより
丼から漂う空気の
アチコチ随所に

二郎や土佐っ子なんかの
ルーツみたいなものも垣間見ながら




ニンニクとコショウと辛味で




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

やっぱりオレも
27年前のあのとき
刻まれてしまっていたのかも

それに
一周して
なんだか新鮮かも



床屋の息子の田中君
いま何やっているんだろう

ラムちゃんがとにかく大好きで
隙あらばPC-6001mk2をいじっていて

「ラヲタ」どころか
「オタク」なんて言葉もないあの頃から
超激オタクだった田中君
どこで何やっているんだろう


真のオタクを生業として
世間を騒がせていないだろうかとか

他人事ではなく
真のヲタクになりながら

蒙古タンメン中本＠新宿 「味噌卵麺野菜大盛麻婆単品＆とろろっと塩つけじゃ健!!」

ハイ今日も
ポイントカード強化月間
続いておりますー

とりあえず
2枚目を埋めるまでは
氷河期が訪れませんようにー

それにしても
新宿久しぶりー




なんか
テーブル席できてんの
知らなかったよ


いつできたんですか？

今年の初めごろデース


って
そのあと
何度か来ていたわけで

いつもデロデロに
泥酔していたわけで

ポイントにならない新宿中本とか
ムダだって繰り返してきたわけで




ハイ2ポイント
野菜大盛りに
単品麻婆してみました




ニャ (゜∀゜) ー！！

なんだかんだで
この辺の辛さが
オレにピッタリとくる味噌卵麺

オレをやるなら
ビジュアル的にもなかなかだし
絶対コレやりたいなと




しかしコレ
店によっても
日によっても
色も味も盛りも食感も
全部が散れているのごたる

スタンダードがつかめないのが
逆に逃げ場にもなるわけだけど




むかーし
どこぞで読んだかな
味噌タンメンのスープと
北極のスープをブレンドしているとか

ホント？


ってことは
味噌タンメンのスープを作りつつ
そちらを
蒙古タンメン→五目蒙古タンメン
と楽しみつつ

北極のスープも作りつつ
そちらを
とりあえずの北極→北極の超→味噌卵麺にブレンド
とかで良いのかな

でもなー
冷し味噌も作りたいしなー


ってか
そもそも
スープはだいたい
構想ができているけど　（豚足と野菜くずだけ説）




まだまだ
味噌が練れてないからなー

混ぜて炙って熟成するのか
混ぜて熟成したヤツを直前に炙るのか
意見の分かれるところだし
メニューによっても違うかもだし




まあ
ポイントカードも
まだ2枚目そこそこだし
まだまだ時間あるし


って




(゜д゜lll) ！！

奇特な方から
思わぬ融資が入りました

ああ
こんなに貴重なものを
なんてありがたい




さて
ことはにわかに
性急さを帯びてきましたが




とりあえずは
「秘伝の味噌」

14種類のスパイスとはなんぞや？
混ぜる野菜は玉ねぎ・ニンニク・ショウガだけ？
炒って熟成なのか　熟成して炒るのか
油はサラダ and/or ゴマ油 and/or ラード　　等々




やっぱり何パターンか
作らないといけないなー

シンプルに見えて
情報も溢れてそうに見えて

実はかなり険しい
オレ本への道　なのでした

かわせ 田尻店＠和歌山県和歌山市 「中華そば」

まあだいたい
ラーメン屋において
「撮影禁止」の場合

むしろ客のことを考えるより
自分のことを考えすぎちゃってる場合が多く

ろくでもないことが多く
どっかしら狂っていることが多く


まあそれでも
ダメもとでと頼んでみると
「他のお客さんは撮らないで下さいねー」　とか
好いたらしい場合も
あることだし




って

狭い店内
撮影禁止の大きなマークが
数える限り
少なくとも6つは確認できて


コリャ
お願いしてなんとかなるレヴェルではなく
完全に狂ってるレヴェルの出来事


オマケに

「ウルサい子供は出ていってもらいます！！」

「硬め、濃いめ、ネギ多めとか一切やってません！！」

みたいな注意書きが
ところ狭しと貼られていたりして
もうコリャ
完璧にろくでもないレヴェルの出来事


余計なことしようもんなら
オレだけではなく
店内全員が食えなくなる事態にも発展しかねない

おそらくコレ
一触即発のシーンであると
脳内でアレコレ膨らませては
血圧を吊り上げながら

喧騒の種にもなりかねない愛ホンを
そっとポッケにしまいます


さて
出てきたラーメンはというと

チャーシューではなく
徳島バリの豚バラがこんもりと盛られた
黒っぽい茶色ながら乳化はしていない
この場合の期待を裏切らない
ショパカラスープ

今朝からのヤワ麺の連発に
渇を入れるかの
真逆の極太ストレート

っつか
アルデンテを通り超すってより
アルデンテの超激手前
透けて真ん中に白い芯が
しっかりと見えて残ってますやん！！

硬めじゃなくて
生煮えですやん！！

狂ってるじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

黒魔術の方向で
別世界でバランスの取れている

極めて悪魔的な
和歌山の祟りのような一杯


こりゃ間違いなく
フレ気味に偏屈がブーストしている店主さんを
具現化するような一杯




卵が先か
鶏が先かのような

狂ったのが先か
撮影禁止が先かの
あまり触るべきでない
出来事なのでしょう

かわせ 田尻店 （ラーメン / 神前駅、宮前駅、竈山駅）

富山ブラック オレ喜＠自宅 「自作富山大喜インスパイア プロトタイプ」

総論的に
台所が破裂死しそうということは

各論的には
冷蔵庫が爆死しそうということであります


いまイチバンの夢は
業務用のデカい冷蔵庫を
リビングに並べることなんだけど
恐ろしくて口には出せないではいます


そんなこんなで

今日のオレはちょっとズルします！！

RZKPP（冷蔵庫パンパン）の最大の原因
各種オレスープの残り

スープストック東京か！！
オレん家は！！


そんなスープを新調することなく
RZKPPからネラってブレンドして

自作ラーメン愛好家が
一度は通らねばならぬとされる

憧れのご当地ラーメン
「富山ブラック」を
やってみるって
新しいアプローチでしょ


まあ
ネーミングが当初
「オレ山ブラック」
とか言っていましたが

オレがやりたいのは
富山ブラックの大喜であって

どこぞの
臭へどな似非ブラック
ではないのであって


とりあえず
ネーミングは

「富山ブラック オレ喜」

ってことにします （どーでもイイ）



さて
まずはダシだけど

大喜っておそらく
煮干と鶏と（豚と？）野菜

根塚はさておき
西町グループは
それほど煮込んでいないであろうから


オレオレ亭の
鶏と豚のスープと

オレ州飯店の背脂除去バージョン
煮干と豚のスープを組み合わせると

根塚と西町の間の
西塚あたり
結構イイとこ
イキそうなヨカン


ああ
スープを新調しないで
インスパイアにチャレンジできるって

どんだけRZKPP
ってことだけど


問題は
「黒タレ」の方

ちゃんと
あのブラックの色が出るのかが
DMDになってくるわけだけど


チャーダレも
使い回して10回にもなれば
イヤでもブラックに変貌していくわけで




本日の
トドメの一撃も加わるわけで

このチャーダレ
過剰量をブチ込んで
ハイパーエンミーで
バチコイということで
どうでしょか




モモを小一時間
食感のあるところを
薄切りにワンサと入れて




チャーシューから後付けのプラス豚ダシ




メンマから後付けのプラスエンミ

その辺が
富山ブラックのポイントだと
勝手に理解しているつもりデス


お次に麺ですが

黒に映える
それなりに鮮やかな黄色が欲しいということで
意外と灯台モトクラシー




すぐそこにある
スーパーカメリアあたりで
行っちゃうことにしましょうか




バキボキまではいかないけれど
パツンパツンとした
歯ごたえのある食感を求めて


35%ぐらいで
ボーメ4ぐらいで
あとは塩だけで

卵からじゃない発色を
ネラってみることに




熟成後の
オビワン・メンオビ

色的熟成があったと
信じるしかないわけだけど




いつのまにか
日常に溶け込む非日常




だいたい
週に2回も3回も
キロ超えで打つって
一体誰が消費してますのん　　　　（答：ラヲタの皆さん）


そうそう




パスタマシーンの1.5mm
買うてしまったのは良いけれど




なんだか
エッジがキマらない

なんだか
荒れスギている


なんでかなー

ネバリかなー

加水率もっと下げないと
ダメなのかなー


ってことで




いつもの1.9mmに
戻すわけだけど




しな (゜д゜lll) やかー！！

0.4mmでこんなに違うなんて
オカモトだって教えてくれなかった


もちろん
スープとの格闘もだけど




麺打ちの方が日々の勝負だな　こりゃ

一生のテーマだな　こりゃ


さて
もいちど




チャーシューは
コレぐらいの厚みのを
ゴソッと

まだ！！

まだ出てくんの！！

そんなに入っていますのん！！

富山ブラック＝ほぼチャーシューメン

あのときの感動を再現するべく
入れちゃうしかないよ


そして
もいちど




メンマの色は
コレぐらいで止めておかないと


色はそうでもないのに
激烈にショパくて

混ぜれば混ぜるほど
スープに塩が出てしまって

混ぜるな

超激 (゜д゜lll) 危険！！

ダシとタレと
サイレントキラー的役割の
過剰な塩　

ってことで
どうでしょうか




さて
整いました

真の富山ブラックの雄と掛けて
ひと段落したオレと解きます


その心は

どちらも




大喜び (゜∀゜) デスよ！！

まあほら
オレの自作ラーメンって
酒気を避けられないフレンチの様な

まあいわゆる
コース料理だから




とりあえず
汁なし！！

汁なしっていっても
ちょっとだけは入れる
宝華＆関内ルール

この辺のたしなみは
最近の定番となりました




麺を使って
それなりにゆったり
お酒を飲める唯一の方法

徐々に吸うのを
徐々に変化するテクスチャーを
愛でられる唯一の方法


ラーメンがお酒に合わせられるって
最強のエンターテインメント だって
かなりマジメに思っているんだもの




ククククク
どうよ

完全にオツマミとして
立ち上がっているじゃまいか


ときに
「汁なし」とか
無しなんて
ネガティブワードを置くことなく

一方
「油そば」とか
ユーザーを選ぶような攻撃的なネーミングは
むしろ武蔵野の局所に閉じ込められていた方が
ヨカッタ気がするし

「まぜそば」とか
そんな濁点だらけの
ゴチャゴチャじゃなくて


もっとステキな
響くワードがあれば




むしろ汁アリより
濃厚にすべてが
詰まっている一杯

スープが残ることもなく
需要と供給
双方からもウレシイ
この提供スタイル

もっと流行る
かもしれないのに　ね


さて
辛味的味変より
そりゃショパカラの
富山インスパですから




アンタ
まさかオレが
忘れているとでも




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

たまんねぇな　おい


ホントはナイけど
ホントにナイのが
ホントにアリ！！

冷えたビールと抱き合わせちゃったりして
むしろコッチのが売れるんじゃないか

とか思いながらも


ちゃんと
汁アリだって




やるよ
ちゃんと

タレは
いつもの倍量だよ

だって
ちゃんと脳溢血で逝くって
今日のオレはキメてるんだから


言い忘れていたけど
ネギの厚さってのが
思った以上に
タイヘンにタイセツ
だと思いながら




画だけは (゜д゜lll) 負けんぞ！！

って実は
ダシ的にも
負けないつもりだけだけど





富山ブラックってこういう画でしょー！！

結局
殺すのも
殺されるのも

愛がないヤツの
仕業でしょー


オレには少なくとも
富山ブラックに対する
少なからずの愛があるでしょー！！




オリジナルの
心を伝えるキモチがあるでしょー！！


某イベントで
作為的に行列を作って

「富山ブラック」の名前を広げた
功績はあるのかもしれないけれど




誰一人として
「美味い」と言わせなかった
功績というより超激功罪

「富山ブラックって見た目ほどじゃないよねー」とか
「あれだけ並ぶほど美味しくないよねー」とか




じゃ (゜д゜lll) ねーだろ！！

見た目ほどにショパくて
モーレツにライスで
モーレツに水飲んで
だけど強烈に惹きがあって




ああ
あんなにショパかったけど

また
思い出すと




強烈に (゜д゜lll) 食いたいなー！！

だろうに！！

変な漢方薬とかまぜて
薬膳バージョンとかなんとか
マジで涙がチョチョギレル

汚す資格が
アンタにあんのか！！

ホントに
なんだか
憤るわー！！




出来ることは
コレぐらいしかないけど

逆に温まるところでは
燃えてさえいると

伝わるとこに
伝わりますように


あの日の口渇を
今再び味わいながら

丸繁 まるしげ＠和歌山県和歌山市 「中華そば」

アッチは豚骨醤油で
コッチは醤油豚骨なとき

アンタはドッチにするの！！

って
鶏で来るという




実は豚骨天国和歌山にあって
異例中の異例という




だのに
なぜ
歯を食いしばり
君は走るのか
そんなにしてまで




お昼は
12:00-13:00のみ営業という
これまた
超激異例中の異例という




ああヨカッタ

今日一日は
この1時間を軸に
考えていたのだもの


ああ
ヨカッタがスギるので




本場お初の
早寿司とやらも
食べてしまおうかな


って
ココに来て
初めて知ったのだけれど

早寿司とやらは
お店で作っているわけではなかったのね
専門の業者が入れていたのね

まあそりゃ
サブタイトルなのに
毎日やってられないものね


系列店には系列の早寿司が並ぶ
みたいな

そんな切り口も
どこぞの大きなお友達とかが
やっていそうな気がするけれど




1時間勝負という
荒れた空気感の予想に反して
意外なまでのホスピタリティー

ユルりとした時間が
トロりと流れていたりして

端っこの方では
今日の夜のおとーさん達を
メロメロにさせるであろう
おでんあたりが仕込まれていたりして




メインは夜で
お昼にちょっとだけ味見ね！！

みたいな
感じなのかもしれません


っつか




ウマッ！！

コレ
鶏だけなん

豚も入ってないと
こうはならんよね

トリトン？

海の？

いや
海関係ないし




この
ちょっと脂がコゲたかのような
腹の脂肪が共鳴する香ばしさ

方向が
違うのか
同じなのか
蜂屋で初めてショックを受けた
あのときにも似て




ぽそんぽそんとした
おそらくあえての麺のテクスチャーが
好いたらしいコゲ味を
膨らませているような
プラスの錯覚も沸き起こし




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

かあさん
コレを外していたかと思うと
ゾッとします


異例中の異例な和歌山が
実はイチバンだったかもで

そんなオレだっていつも
異例中の異例な扱いだし




まあ
とりあえず一息

大きな句読点を
バスンと腹にキメながら

まるしげ （ラーメン / 和歌山駅、紀伊中ノ島駅）