まるぞう備忘録

無題のドキュメント

右コーナー左コーナー。怒りのフラッシュバック。

2021-11-08 11:28:35 | 陰と陽の理論


 他の人から心を深く傷つけられた時に、自分の身を守るために起きる感情は「怒」と「哀」です。そしてどちらも大切な感情です。



それは自分を守るため。

 「怒」とは攻撃して来る相手に立ち向かう感情です。子供を守る母親のような「守る」感情の極限であります。

 仕事などでも、相手から傷つけられるような言葉を言われた時に、瞬間「ムカっ」という感情が湧き出ることがありますが、これは正しい感情であります。

 自分の心を守るための感情です。

 ただ大人の社会ですので、その多くは顔に出さず心の中に留めておくことが大半であります。が、それでも心の中に瞬間沸いた「怒」は大切なシグナルです。



突然「防御モード」になる。フラッシュバック。

 この時、自分の心を守れず深く傷ついた場合、心のは後遺症がしばらく残ります。
 それはフラッシュバックで「怒」が再現される。というように。



 これは心の正しい働きです。
 また前回と同じ様に相手から自分の心が傷つけられないように、定期的に警戒モードに入る心の防衛仕組みです。

 だから前回と似たような状況になった時、前回を思い出させるキーワードや空気感の時、フラッシュバックのように過去の「怒」が再生される。ということがあります。



フラッシュバックの怒りには静かに寄り添う。

 その「フラッシュバック怒」は正しい感情です。
 ただしそれは非常に短期間で収まります。警戒すべき状況が解消されればすぐに消える感情です。

 だから、何かのきっかけで過去の傷つけられたことを思い出して「怒」が沸いて来た時は、それは正しい心を守る働きだ。と信じて沸かせておく。抵抗したり乗っ取られたりしなければ、数分でそれは収まる。心が心を守るための正常な働きだから。



理由がわからず怒りが起きる。

 場合によっては、過去の傷の思い出は封印されたまま「フラッシュバック怒」が起きることもあるかもしれません。
 心の傷が癒えていないので、思い出すにはまだ早い。と封印されている。
 しかし心の警戒モードが「フラッシュバック怒」を発動させる場面に遭遇してしまうこと。

 その場合は
 なぜか理由もなく怒りの感情が沸き出る。
という現象に見えるでしょう。きっとその場合は、まだ自分が思い出したくない過去の傷のことで、フラッシュバックが起きているのかもしれない。
 でもこの怒りの感情は正しい心の防衛反応だから。否定もせず乗っ取られもせず、静かに一緒にいてあげよう。そのように思って頂きたいです。



目の前の人間をスケープゴートに?

 理由もなく怒りの感情が沸くのはおかしい。と表面自我は混乱するかもしれませんが、心というのはそういう働きがあるものです。

 この怒りの原因は何だと探すと、目に見える手近な相手をスケープゴートにすることにもなりかねません。

・本当の原因は自分の心は思い出したくない。
・でもフラッシュバック怒が起きている。
・きっと私の怒りの原因はこの眼の前のスケープゴートだ。

 本当に怒っているのは過去の出来事なのに、表面自我が怒りの対象として向けているのは、全く別のスケープゴート。

 周囲は「あの人はなにか変」と違和感を感じるかもしれませんが、本人は「自分が思い出したくない過去」と「目の前のスケープゴート」を同一視していますから、「私を変と思う周囲が変」というように捉えることでしょう。



それは起きて良い現象。心を守る正しい仕組み。

「フラッシュバック怒」は正しい「心の防衛反応」ですから。
・理由なく怒りの感情が沸くのはおかしい。
・からこれは抑えつけなきゃいけない。
・あるいは手近なスケープゴートの責任にしないといけない。
とするのではなく、

 「理由がない怒りは私の心を守る大切な仕組みだ」と理解して、それが収まるまでの数分間という短い間。そのフラッシュバック怒に静かに寄り添って頂きたいと思います。それは静かに寄り添うと数分間で収まる心の自然な防衛仕組みだから。



 そしてそのフラッシュバックは「怒」だけではなく「哀」でも同様に起きます。しかしそれも大切な心の仕組みです。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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 ただ、絶対正しいと思って、やらなければならないと思っていても、気質がそうさせてるのかもしれないと立ち止まってみる、自分が正しいのだと思っても相手に花を持たせる、そして、後は、因果にお任せなんですね。。
 因果応報というのが、最近、本当だと実感することが多いです。すぐ反射しますね。恐ろしいくらいです。

→ コメントありがとうございます。本当に。

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食育の取り組みでへちまを種から育て、最後はへちまタワシを作りました。小ぶりのへちまは食べると美味しいそうです。家に持ち帰り、味噌汁の具にした職員もいましたよ。へちまを扱っていると手がツルツルになります。

→ へちま味噌汁美味しそうです。ご馳走さまです。

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後日、同じ課の先輩に相談すると、あの部署の人にはYESかハイしか答えられない。
相手も忙しいから、ぞんざいになる。
数字は大きいから相手するしかないが、まともな人は少ないけどいるから選んで商談すればいい、とのことでした。

恨みというか、哀しみの方が大きいのかな。でも、怒りもあるなぁ。
怒りと哀しみが蓄積、腐敗すると恨みになるとしたら、まだ腐りきってないかもしれません。

こういう場合、どうやって昇華させれないいのでしょうか。
過去の仕事は楽しかったですが、今の仕事は楽しくありません。それでもうちの課長や先輩は私の仕事ぶりを評価してくれてますが、毎日が辛いです。。。?

→ 先輩さんの意見が正しいと思います。さすが大人さんです。

相手を論破するためではなく、自分(と自分の会社)を守るための最低限の主張はしておくこと。口頭で指示を受けたことも口頭で返答したことも必ずそのあとメールで整理して相手に送ること。
その時は、自分の上司と相手も関係者全員にCCを入れておくこと。

これだけ守れば、あとは相手の不遜な対応は静かに見守っていれば良いと思います。

立場の弱い人間に不遜な態度を取り続けることは、自分の運の貯金を大きく減らし続けているのでお気の毒なことです。

「自分が弱い立場の相手に誠意を持って対応しなきゃ」というあなたにとって良い反面教師のお客さんですね。この方はお気の毒な方ですが。もし御本人の運が本当に強ければ、長い人生のどこかでガツンと痛い挫折をして方向転換が出来るといいなと思います。

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夫は近々出て行くと思います。やり直す気はないと言われると辛いです。

→ 経緯を静かに。(どちらの選択になっても)

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自分が正しいと思い込んでいた時ほど、人を恨んでいたなーと思います。色々な経験を通して今ようやくそう思えているので、あの時恨んでしまった方々にはたくさん勉強させてもらってありがとうの気持ちデス。

→ コメントありがとうございます。本当に。

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「ワクチン・検査パッケージ」の活用時には、体質などでワクチンを打てない人や12歳未満の子どもの検査費用も無料となる。

これは、体質で打てない人ではなく、自らの意思で打たない人は、PCR検査も無料ではできない。ということだと思われますか?

→ 当初の意図は未接種の人間に圧力をかけるためなので、自分の意思で未接種の人は有料だと思います。

ただしもし彼らの思惑から離れて「自分の意思でも無料でやります」という話になったらラッキーっと私は思います。

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