まるぞう備忘録

無題のドキュメント

東方正教メモ。後編。

2022-05-11 09:51:33 | 今日のひとり言

防災カレンダー

茨城県行方市


東京都世田谷区



電離圏全電子数観測
https://aer-nc-web.nict.go.jp/GPS/QR_GEONET/AMAP/




【前編】ウクライナとロシアの宗教戦争:キエフと手を結んだ権威コンスタンティノープルの逆襲
今井佐緒里 3/23(水)
・・・
2018年12月、キリスト教の正教会に、大激震となる出来事が起きた。

ウクライナの首都キエフ(キーウ)で開催された協議会によって、ウクライナ正教会の独立が決まったのである。

それまでウクライナ正教会は、ロシア正教会に属していた。330年以上も。それを、正教会の中で最も象徴的な権威をもつコンスタンティノープル正教会が、独立を認めたのだった。

ウクライナの信者をモスクワ総主教の直接の監督下に置くという勅令がくだされたのは、1686年のことだ。それを「撤回」したのだった。

既に2カ月前の10月、承認が発表されていた。モスクワ総主教庁は、この承認に反発し、コンスタンティノープルとの関係を断絶した。
・・・
このようなキリスト教において、「1000年に一度の大分裂」をもたらすことになるのが、2014年のクリミア併合と、キエフ(キーウ)正教会の独立であった。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20220323-00287889




東方教会内部の分裂。

 私は今回のウクライナ戦争の背景はロシア正教とプーチン氏の繋がりの深さも大きな影響を与えていると思っておりました。

 そしてロシアとウクライナの確執の背景は
[西側ローマカトリック] VS [東側ロシア正教]
と考えておりました。

 しかし実際はもう少し複雑で、東方正教会の中での分裂。
[コンスタンティノープル総本山+ウクライナ正教] VS [ロシア正教]



元祖家の反乱。

 東方正教で最も信者数が多いのはロシア正教。二番目がウクライナ正教。
 コンスタンティノープルは総本山ではありますが、トルコはそもそもイスラム教徒の国であり、信者数は多くありません。

 東方正教会の元祖コンスタンティノープル本舗は、元祖ではありますが、事実上お店の規模としては個人商店ぐらい。
 方や、本家モスクワ正教は、店舗数も多く最も勢いがあります。
 東方正教信者数2番目はウクライナ正教グループでありましたが、これは本家モスクワ正教の支店扱いでありました。

 しかし元祖コンスタンティノープル本舗が、「ウクライナ正教グループは、ロシア正教の支店じゃないです。ロシア正教から独立を認めます。暖簾分け。」と宣言したので、ロシア正教が反発している。



あちこち足元から崩れだす現象。負の因子の揺れ戻し。

 単純な西対東という構図ではない。そもそも東側の東方正教の中での分裂ということであるのなら、ロシアにとって本当に根が深い話です。

 私の人生経験では、個人の人生では、ブイブイ言わせていた人の振り子が揺れ戻す時がこういう感じです。複数の方向から歯車がズレ始めます。一方向なら対処できても、複数の足元から崩れだす。

 国家も個人も同じ風景だとするならば、国家の振り子の振れ戻し現象が起きている。こういう時は、硬くなるほど折れやすくなる。それは国家も個人も同じですね。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
≫その人のセルフ1は論点をずらしながら、最後には敵意を持って抵抗するから。

今のまるぞうさんですね。たくさんに意見されても論点ずらして逃げている。
でも、今はまるぞうさんもその時期じゃないのですね。

→ ご名答。よくわかりましたね〜。

==========
ユダヤが目指す社会が、戦前の日本社会なのだとしたならば、振り子がどのように振れるのか不安と期待が起ります。

→ ユダヤの人たちは多重層。それぞれのグループがお互い駆け引きしながら、世界を誘導している。日本と仲良くというグループは現時点では残念ながら弱小だと思います。こういう状況で、どのように伏線回収されるのか。ここから先起きる近未来の世界史が楽しみです。ただし最後の結末直前までは、かなり厳しいハラハラがお約束のようです。

==========
許そう、でも、私はされたことの顛末は悲しい…

そういう場合、悲しみはどう処理したらいいのかなぁ…許せば悲しみは無くなるわけではないですよね。

→ 水に流すというのは、無罪放免にするということではないのです。
天網恢恢疎にして漏らさず。天の網に裁きをお任せする変わりに、私はもう個人的には手放すということです。

セルフ1は手放すことを拒否します。
セルフ1は天の網を信じていません。
セルフ1は天の網を信じていませんから、「天の網の裁きにお任せする」ということは、もう自分がされたことを、無罪放免なかったことにする。と解釈せざるを得ないです。が実は違います。

セルフ3は私達の心の奥底の本当の心。天の網が一番怖いことを知っています。
だから「天の網の裁きに一任します」ということが、どれだけ相手にとって怖いことか、一番良く知っています。


セルフ1は手放したくないです。
セルフ3は一任します。一任するというのは無罪放免ではなく、もうこの世で一番怖い閻魔大王にお預けしましたので、私はもうこのことでくよくよ悩むことはやめた。自分で自分を縛るのはやめた。という宣言のことです。

==========
東方正教会とローマ教会の対立は、もっと複雑です。ローマ教皇の首位権や無誤謬説の問題とニケア信条における三位一体の解釈に対立があるようです。ニケア・コンスタンチノポリス信条の原文は、中世ギリシャ語で書かれていますが、聖霊は父から発するとなっているものをラテン語に訳すとき聖霊は、父と子から発するとしたため論争になっています。また、教皇の首位権と無誤謬説は、総主義などの司祭は人間であり、間違い犯すことを前提とする正教会には受け入れられません。カトリックにも反対して、教皇無誤謬を否定する司祭もいます。

→ 面白いですね。教えてくださってありがとうございます。

==========
今よりずっと読書時間が有った小学生の頃、子ども向けに書かれた世界の宗教についての解説本がありまして、その中にモーセの十戒のお話もありました。
そしてヨーロッパの教会(カトリック)の内部の写真を見て「?」なんだコレ、偶像だらけじゃん、モーセおじさん怒れへん?と思った事を思い出しましたー!昭和のコドモは単純なのでした。

→ 神道では基本的に偶像はないですよね。太陽とか国土の大自然が神様ですから。私は日本人なので日本人に身びいきです。笑

モーゼおじさんもお釈迦様も日本の神道を見たら「それそれ」とおっしゃるかもしれません。
仏教もずっと偶像禁止で、お祭りする時でもお釈迦様の足跡の石だけでしたが、いつの間にか仏像教になってしまいましたよ。

==========
職場に生えているフキを取り、帰宅してから煮ました。若い頃は、この味が嫌いでしたが、この頃、美味しく感じます。いつも買い物は、帰り道にある小さな店ですが、夕方行くと品薄です。でも売残っているものを買って献立を考えるので楽なのです。車を走らせたら大型店もありますが、店に入ると全品見渡せるこの店が、大変気に入っております。

→ 贅沢ですね。ごちそうさまです。

==========
まるぞうさん、どうか公開されたらすぐにご鑑賞していただき、シンゴジラの時のようにネタバレのない範囲で考察記事を上げていただけたら幸いです!
本当に楽しみにしていますのでよろしくお願い致します。

→ うしし。

==========


まる(=・3・=)ぞうのネタ帳。
今後記事にするかもしれないししないかもしれない。気になる情報は、とりあえずここに放り込んであります。
https://twitter.com/J5F6eZXx6YgJP2x




本ブログに共感される方はクリックのほどよろしくお願いいたします。

にほんブログ村ランキング



■ブックマーク
備忘録検索(β版)
ゆっくり解説(Youtube)
ゆっくりまるぞう動画(YouTube)

■防災意識リマインダー
防災に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら


■地震雲写真投稿方法
地震雲(飛行機雲のように短時間で消えない立ち上がる雲)を目撃された方は、雲の御写真と目撃情報を下記のメールアドレスにお送り頂ければ幸いです。
ohisama.maruzo@gmail.com
御写真とともに送って頂きたい情報
・目撃された日時(何日何時頃など)
・目撃された場所(県名や地名など)
・目撃された方向(可能なら)
地震雲かわからない方は地震雲の見分け方をご参考になさってください。
(個人情報は厳重に管理し、私以外の第三者に投稿者のメールアドレスなどの個人情報を開示することはありません。また御写真の画像情報や機種情報は消去いたします。人物が特定できる映り込みなどのぼかし加工もこちらで対応いたします。なおお送り頂いた御写真と目撃情報は関連サイトにも掲載させて頂くことがあります。)

■非掲載希望のコメントについて
1.公開を希望しないコメントは投稿しないでください。基本的に投稿されたものは他の読者の方の目にもふれるとお考えください。
2,どうしても公開されたくないメッセージを送りたい方はメールでお願いします。
ohisama.maruzo@gmail.com
3,ただしメールでお送り頂いた内容に対し、私はメールで返信をお送りすることは一切ありません。一方通行となります。
4,上記のようにコメントは原則公開ですが、炎上つながる場合や個人情報が含まれている場合、読者間での私信コメントは、私の判断で非公開とする場合があります。

■引用転載について
本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。