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【防災備蓄】 御米の備蓄についての考察2。備蓄方法4種。

2022-09-16 10:09:28 | 防災情報。

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https://isehakupedia.hatenadiary.jp/entry/2022/09/13/092223#19


電離圏全電子数観測
https://aer-nc-web.nict.go.jp/GPS/QR_GEONET/AMAP/




長期保存するための条件。

 御米の備蓄方法について何回かに分けて考察して行きたいと思います。
 たくさんの方からアンケート回答頂きありがとうございます。読者の方の状態が把握できたので、それを前提に考えていきます。

 結論から言うと
・御米専用の冷蔵庫が用意できるならそれば一番良い。
・次善の策としては「半年ごとに1年保管の御米をローリングストック」する。
です。

まず御米の長期保存の問題は、虫とカビがわくということです。これらが発生増殖する条件は
・温度
・湿度
・酸素
この3つが重なった時に、発生増殖がしやすくなります。ということはこれらのうち一つでも断てば、長期保存の成功が高くなる。ということです。

では、長期保存の方法について具体的にみてみましょう。



1,冷蔵庫

 これは温度を低くするということです。一般的に10℃前後くらいでしょうか。
 まず、備蓄冷蔵庫を買うかどうか迷っているのであれば、備蓄冷蔵庫が良いと思います。

 また御米の保冷庫を購入された方もおりました。メーカーは長期保存は保証しないので使っていない。ということでした。でもメーカーのサイトでは「1年中美味しい御米」とうたっているので、1年ごとに入れ替える「まるぞう式ローリングストック」ならば、大丈夫だと思います。

参考サイト:MK低温貯蔵庫
https://www.mkseiko.co.jp/ls/products/ar/mc-250s-n.php



2,柿渋米袋

 これは袋内の湿度を少なくするという性質で、虫やカビを抑える備蓄法のようです。
 保冷庫を購入する必要もなく、脱酸素袋よりも扱いが簡単です。
 ただしこれは中に入れる御米と柿渋米袋を保管する環境で、備蓄性能が大きく変わると思います。

 たとえば押入れなどは湿度が高いです。梅雨時など押入れ乾燥剤を入れておくとすぐに一杯の水が溜まるぐらいです。
 柿渋袋がいくら湿度を抑えるといっても、それは保存している場所と同じ湿度にもっていくことが精一杯です。
 そして御米も、ある程度乾燥しているものなら有利でしょうが、場合によってはまだ収穫後の水分が多めの状態もあるかもしれません。そういう御米はやはり柿渋袋には不利です。

 もし湿度が低い備蓄場所を確保できるなら柿渋袋は威力を発揮することでしょう。
 私は柿渋袋は試したことがないので、その性能はよくわかりません。ネットで調べても、実際に1年以上もったかどうか。一般消費者の情報はなかなか出てこないです。

 でももし私が柿渋袋を試すとしたら、保管場所にはタンク型の除湿剤を数個置いて、備蓄場所自体の除湿を試すと思います。特に梅雨時から夏〜秋にかけて。



3,脱酸素袋(自分で詰める)

 これは実際私が試してふた夏を超えても大丈夫でした。酸素を遮断した真空パックになるので、備蓄中のカビや虫の発生を抑えられます。
 脱酸素剤というのは、100均で売っている使い捨てカイロそのものです。脱酸素袋は繰り返し使えるので、ランニングコストも安いです。ただし、この留め具は硬いです。このぐらい硬くないと1年以上脱酸素は保てないでしょう。

 通常は脱酸素剤(使い捨てカイロ)を入れて一晩たつと、中の酸素が消費されて備蓄袋はカッチンコッチンの真空状態になります。こういう状態であれば1〜2年程度の備蓄はクリアできるでしょう。

 しかし翌日になっても袋がカッチンコッチンになっていない場合は、留め方が失敗しているので、使い捨てカイロを取り替えて、留め直してください。
 私の場合、6個の備蓄袋のうち1個は失敗してやり直しました。というぐらいの確率です。ただ留め方は失敗してもやり直せば大丈夫です。

http://www.a117.co.jp/%E8%87%AA%E7%A4%BE%E8%A3%BD%E5%93%81/%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF/%E3%81%8A%E3%81%93%E3%82%81%E9%95%B7%E6%8C%81%E3%81%A1%E8%A2%8B10.html




4,脱酸素袋(業者が詰める)

 備蓄用の御米として最初から脱酸素真空状態で購入できる商品もいろいろあります。
 たいていのものは未開封なら1年持つとありますので、まるぞう式ローリングストックで使えます。

 御米は少し割高ですが、保冷庫を購入する費用とか、あるいは自分で柿渋袋は脱酸素袋に入れ替えて管理する手間がないのは魅力的です。

 また上記の3つは玄米保管が前提ですが、こちらだと白米で購入できる商品もあるので、日頃玄米を食べない人には更にお手軽です。

 検索するといろいろ出てきます。
https://www.google.com/search?q=%E7%B1%B3+%E9%80%9A%E8%B2%A9+%E9%95%B7%E6%9C%9F%E5%82%99%E8%93%84&sxsrf=ALiCzsZe9K9dcQLC8D5gC1qZXKkZaxrB2g%3A1663287320867&ei=GMAjY-TCNPmE2roP7LmW2AM&ved=0ahUKEwjkrq2PhJj6AhV5glYBHeycBTsQ4dUDCA4&uact=5&oq=%E7%B1%B3+%E9%80%9A%E8%B2%A9+%E9%95%B7%E6%9C%9F%E5%82%99%E8%93%84&gs_lcp=Cgdnd3Mtd2l6EAMyBwgAEB4QogQyBQgAEKIEMgUIABCiBDIFCAAQogQyBQgAEKIEOgoIABBHENYEELADOgYIABAeEAQ6CAgAEB4QCBAEOgoIABAeEA8QCBAEOgUIIRCgAToECCEQFUoECEEYAEoECEYYAFDaF1jdJ2CvK2gCcAF4AIABsAGIAf8OkgEEMC4xM5gBAKABAcgBCsABAQ&sclient=gws-wiz



 では、明日は「我が家は何キロ買えばいいの?」を考えてみます。そのあと「玄米なの?白米なの?」も考えてみましょう。
 そしてこれらを総合的にみて、「我が家は4つの備蓄方法のどれにするか」決めることになると思います。



 ご質問があればコメント欄にお寄せください。よろしくお願いいたします。(つづく)




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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この説明なら納得です。
消費者にとっては円安は困るが、企業は円安で売上が上がりGDPを押し上げるということです。

→ 日本社会においては企業に勤めている人が同時に消費者の役割もしています。

・企業の利益が上がるとその恩恵を受ける消費者は(一部)いる。
・企業の利益が下がると消費者はほぼ全員ダメージをくらう。

ただしこれは円高円安の話とは違う土俵のお話に繋がります。「一部の富裕層が大部分の庶民を搾取している」という世界観を好む人がいるというお話なのですが、これはまた動画が復活したらやってみたいです。

・良心に恥じない生き方をしている富裕層。
・良心に蓋をしている富裕層。
・良心に恥じない生き方をしている庶民。
・良心に蓋をしている庶民。

ゼロイチには明確には分けられませんが、人は日々揺らぎながらこれらのクラスを行ったり来たりしています。

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以前実家は米農家でしたが、今は田んぼは貸しており、毎年3世帯分、まとめて1年分玄米を購入しております。
保管は実家の今は倉庫がわりの木造離れ、北側の縁側で、いつも風通しをよくしております。
嫁いで35年、実家のお米を食べておりますが、古米でも虫がわいたり、カビたりしたことは1度もありません。

→ おそらく玄米保管であることと、温度と湿度がそれほど高くないこと。保存期間が1年以下だったことが理由によると思います。考えてみれば昔の日本人はそうやって御米を保管してきたわけです。

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詳しいゴタゴタはご主人側にも言い分があるだろうし、聞いた範囲での羅列なのでよく分からないが。。。 
彼女今は1日3件の清掃作業で元気に生活しているとのことだ。
そして、今が一番幸せとのことだそうだ。

恨みを持つでもなく、今が幸せと言える彼女が羨ましくもありました。

→ 素敵な女性の方ですね。お話ありがとうございます。

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うちは宅配生協で登録米をしています。
毎週、隔週、第○週のみ、5キロ10キロなどわりと自由に選べます。
農家さんに安定した注文ということで、少し割り引きもあったり。
東京3.11の店頭からお米が全て姿を消したときも、優先的に配達してもらい助かりました。
長期的にはなくなり減らされたり欠品になると思いますが。
生協によりいろいろ条件はあると思いますが、参考になれば調べてみてください。

→ 準備蓄として良い方法だと思います。お知らせありがとうございます。

参考サイト:【ごはん部】「予約登録米」で快適ごはん生活!
https://information.pal-system.co.jp/topics/gohanbu-yoyakumai-220404/

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ままじゃむさんは教訓として3つの項目をあげています。
・子どもは「置いていかれたかも」と思うと慌てて飛び出す。
絶対店を出ないように教える。
・「(親が)いない!」と思った子供は店を飛び出している可能性があるから、できるならすぐ警察に届ける。
・5歳くらいの子どもの移動距離は想像を超える。
店内で離れても、すでに遠くに行っている可能性もある。

→ 子育て中の親御さんには大切な教訓ですね。コメントありがとうございます。

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