まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【サツマイモの葉とツル】 日本人の知らないスーパーフード。

2022-09-24 09:39:48 | まるぞうレシピ


日本人の知らないスーパーフード。

 日本人はサツマイモのツルや葉を食べませんが、料理してみると美味しい食材であることに驚きます。
 台湾では「地瓜葉」という名前でサツマイモの葉が良く売られているそうです。台湾の人は日本にはこの「地瓜葉」がないと嘆くそうです。
 豆苗のようにニンニクを少し聞かせて塩でさっと炒めると、もう本当にいくらでも食べられるというぐらい美味しいです。


 もし日本が食糧難の時代になったとしても、みなさんご自宅でサツマイモを植えることが出来たらかなり助かるんじゃないかと実感しています。芋だけじゃなくこの「葉とツル」の方でも!それは。

1,味
2,栄養
3,収穫



1,癖がなく食べやすい

 いくら戦時中の記憶がといってもどうして現代の日本人はサツマイモの葉やツルを食べないのか不思議というぐらい美味しいです。
 アクもほとんどなく味は淡白上品です。ほんのり甘さを感じるのはサツマイモと同じ種類のあの甘さです。


2,栄養豊富

 ポリフェノール豊富、鉄分はほうれん草の10倍、ビタミンCは芋よりも葉に多く含まれているぐらいだそうです。まさにスーパーフード。
 ツルと葉の食物繊維も本当にお芋さんに負けないぐらい豊富だと思います。私は腸の調子は良い方ですが、それでもサツマイモのツルと葉をたくさん食べると翌日は更に快調快調のお通じです。トイレに行くのが楽しみなぐらいです。(お食事中の方失礼!)


3,ものすごい収穫量


 これが私の畑です。畳2枚分ほど。雑草がちらほら。サツマイモの葉がもっさもっさと茂っています。


 そして〜!!こちらはもう畑からはみ出してどんどん周囲に広がっているサツマイモのツルと葉です。この写真の部分は数ヶ月前は通路と生ゴミ堆肥穴でしたが、すっかり覆い尽くされています。そしてまだまだ領域を拡大しています。


 畑からはみ出しているツルと葉を毎日このぐらい採って食べているのですが、全然追いつかないです。私達が食べる量より、ツルや葉が伸びる速度の方が早いのです。
 たった2畳ほどのサツマイモ畑でも、夫婦二人では毎日食べきれないほどのツルと葉が収穫出来ています。


(引用元:https://horisageru.com/sweetpotato-leaf/)
 ちなみに食べるのは葉と葉柄の部分です。茎はスジを取ると食べられるそうですが、もう追いつかないので、スジのある茎は適当な長さに切って堆肥にするため土に戻します。


 葉と葉柄を水に漬けて置きます。アクはほとんどないのですが、調理する数時間の間新鮮に保つようにです。



サツマイモの葉とツルの味噌汁。

 サツマイモの葉とツルは中華風炒めが本当に美味しいのですが、我が家では作る手間のかからない味噌汁の具にすることが多いです。


 我が家の味噌汁は、煮干しと干しきのこ(今回は干し椎茸)を水に漬けて置きます。

 お昼すぎの空き時間に夕飯の支度をするルーチンです。
・御米を研いで炊飯タイマーをセット
・煮干しと干しきのこを水に漬ける
・野菜を切って乳酸菌発酵汁に漬ける
 10分ぐらいでしょうか。この3つを仕込んだあと、夜まで仕事に戻ります。

 ちなみに味噌汁の出汁に煮干しと干しきのこを使う理由は、どちらも免疫を上げる食材として優秀だからです。
 スーパーで買ってきたきのこを数日ベランダに干して野菜室タッパーに保存します。



 さて夜になったので夕飯の準備です。仕事も一段落し、そろそろヨメが帰宅するころです。
 今日の味噌汁の具は厚揚げ豆腐。厚揚げ豆腐は豆乳の時点で濃いのです。木綿豆腐や牛乳の倍のカルシウムを含んでいます。鉄分は木綿豆腐の3倍。
 ヨメが保育園の栄養士さんからいかに厚揚げ豆腐が優秀な食品であるかという熱弁を又聞きしてから、我が家では厚揚げ豆腐が味噌汁の定番となりました。


 サツマイモの葉柄と厚揚げ豆腐を投入(豆腐だけにトウニュウなんちゃって)。ここでトマトジュースも適量入れてお鍋に火を付けます。

 お味噌汁にトマトジュースは合うのです。多分この味噌汁を食べる人はトマトジュースが入っていると気づかないと思います。本当にお味噌汁に相性の良い調味料です。(カンブリア宮殿という番組でカゴメの回を観てから緑黄色野菜を増やそうと思いました)

 そして旨味の3兄弟が揃いました。
・煮干し:イノシン酸の旨味
・干し椎茸:グアニル酸の旨味
・トマトジュース:グルタミン酸の旨味


 具材に火が通ったら火を止めて味噌を溶いて


 サツマイモの葉をどさっと投入して蓋をします。ご飯をよそったりおかずを盛り付けている時間で、葉を蒸らします。


 出来上がり〜。サツマイモの葉と茎は油と相性が良いのでこのお味噌汁にごま油などを数滴垂らすと更に風味が増します。
 召し上がれ〜。



 うちは庭がないよ〜。という方でも、ベランダプランターでサツマイモを育てている人もこの時期は葉とツルはもしゃもしゃ生い茂るようです。知る人ぞ知るスーパーフードです。

(引用元:http://blog.livedoor.jp/vivid_days/archives/51969218.html)




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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SNSを見ていると、現政権への不満が日毎に強まっているように見えます。政治とは無関係なところでもここ最近、不満や攻撃、絶望、あるいは強欲の呟きをとても多く目にします。全体的に感情や欲求の波が大きすぎる気配。何かがおかしい(ロボットみたく操られてんのか?)
政権側も国民のご機嫌取りなんかする余裕も無いだろうに。こういう時に天からオシオキが来ないか心配ですし、岸田さんは無能の悪名を浴びながらシぬつもりかもしれん…

→ これから日本社会で起きる大きな変動(災難も)の気配をなんとなく不安に感じている人も多いのではないかと思います。

災難を大きくする方向性:その時パニックになる人が多いほど。
災難を小さくする方向性:その前に備えて腹を括る人が多いほど。

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今日書いてくださっている方がほとんど私とおこなていることと同じですのでもうあまりコメントすることがないかもしれません。
一つ二つ私の経験からお伝えさせていただくとすれば、米は古くなると壊れやすくなるため、あまり安価な精米機ですと米が割れやすくなるということです
音も確かにすごいです(笑)

お米は農家さんと年間契約すると指定した日時に指定した分量を届けてくれます。それまでは農家さんのお宅にある保冷庫保存なので都会暮らしの方はこちらがいいのではないかと思います。しかし手元にないのも困るのでストック用冷蔵庫でも保管しています。湿度の問題を解決できないので真空パックを購入して実験中です。

味噌も熟成→完成まで数百円で味噌蔵保管をしてくれ、指定した日時にクロネコさんで届けてくれるところもあります。うまくこういうのを利用して自宅保管を減らすことも可能なのではないかと思います。
製氷店や貸し冷蔵会社との契約は、都会ではほぼ法人契約でしたので、あまり現実的ではありませんが個人的契約しているところもありましたので探してみるのもいいかもしれません。

乾物は備蓄となると結構値段もしますので、個人で乾物作りもいいのですが、今の時期など残念ながら光量が足りないようでカビが生えやすくなると思います。かといって添加物を添加された物は長く持ちません。
その判断が素人には大変難しく失敗の連続でした。
ご自宅で乾物をお作りになる場合はフードドライヤーや自宅の電子レンジで追加乾燥を強くおすすめします。

水耕栽培の栄養剤を備蓄していますが、種はこれ以上に重要と考えます。
長期的にストレスがかかることが予想されますので、あまり手間のかからない安易に育てられ収穫の期間が短いものから練習していくのがいいと思ってます。ですので簡単なものを多めに備蓄してストック冷蔵庫に保管しています。おそらくあっという間に売れて手に入らなくなるのではと思っています。

発根促進剤、水耕栽培栄養剤、種を三種の神器として保管中です。


今日で備蓄シリーズを最後になさるとのことで掲載はされないと思いますがマルゾウさんの読み物にでもしていただけたら幸いです、
備蓄というのは、住む地域、お住まいの建物、生活スタイルで変化させていかなければならないものだから、備蓄というものがそういうものだという理解がない人には大変難しい作業になると思います。何年も考えてきた結果をお話しさせていただいていますが、撥水袋ひとつしても、山間に住む人や高層階にペットと暮らし一年中冷暖房をつけている都会暮らしの方には適応できる商品でも、それができない田舎の方も都会の方もいます。

プランターに植えたスベリヒユ。大変強く繁殖力旺盛で助かりますが密集したため大量の虫が出ました。畑や庭に植えた方は通気性がよくおそらく問題にはなりくいでしょう。ほんと人それぞれです。なのでおいそれとあまり勧められず・・・

試す=自分の方法見つける=時間をお金を要するなのでなかなか色々考えてしまい誰にもお伝えせずきました
それではマルゾウさんも備蓄頑張ってください!

商品画像を載せたいのですがどうも載せられませんでした。ご容赦ください

→ 詳細なレポートありがとうございます。また経験されたノウハウなど教えて頂ければ幸いです。

私も農家さんとの定期契約も考えましたが、
・東京への物流そのものが長期間とどこおる災害
・出荷したくとも農家さん自体の収穫量がままならないのですみませんという未来。
ということを想定して、結果的に自宅の備蓄量を倍にすることにしました。

ただ、私の仮説や試行錯誤が正解というわけではなく、この方のようにそれぞれの地域は生活パターンの中で、ある程度労力と時間とお金を使って備えることが、災難を小さくする代理昇華の行為というのが私の個人的な経験論です。
大勢の方が備蓄の備えをするほど、災害被害が小さい。という未来を引き寄せる。
よろしくお願いいたします。

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まるぞうさんの、記事や読者様のコメントがとても参考になります。義父母や曾祖母が生きていた頃は、1日一升炊いても足りないくらいでした。農家だった義父母が「米あれば大丈夫」と良く言っていたのを思い出しました。東口日本大震災の時も、米がたくさんあるだけで安心しましたよ。

→ 本当に。自分が御米を備蓄することで、家族や親しい人の分の安心も備蓄していると思います。取り越し苦労で済むのが一番です。

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一応歩いて8分くらいの場所にコイン精米があるため、買おうかどうか迷っているのですー。
まるぞうさんの精米機の使用感を教えていただけるとありがたいです☆

→ 日々のローリングストックに負担のならない場所にあるのならコイン精米機で良いのではないでしょうか。
精米機購入は年明けの予定なので、またレポートしたいと思います。

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まるぞうさんに質問です。
五郎びつはどこまで予定でしょうか?

→ 我が家で備蓄出来る量の最大限が現在120kgという計算なので、この量を備蓄しようと思います。具体的にいざという時の配布先が想定されているわけではありません。

日本社会で食糧が困難になる災難が発生した時は縁ある方にお分けしたいと思います。その時は「ああ、この人に分けて上げなきゃ」とわかる気がします。根拠はありませんが。多分話の中で「ああ、それだったら我が家に少し御米の備蓄がありますから、分けてさしあげましょう。」そういう自然の流れがあることと思います。

自分たちが生き延びるための備蓄というよりは、本当に困っている人を助けることが出来る黄金の御米になって欲しいと思います。

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ある意味、虫はこわいです。あえて関わりたくはないかんじです。
虫はイヤですけど、大自然は共生しているから、仕方ない面もありますね。

昭和の時代の生活。そういうものも、具体的な想定があると、将来役にたつかもしれないですね。

→ 私の家庭菜園実験ですが、無肥料の雑草農法だと本当に虫がわかないです。

最初の頃、家庭菜園の教科書に従って化成肥料などたくさん与えると、確かに作物は育ちましたが、寄ってくる虫も多くて、農薬を使わないとやってられないと思うのは仕方ないと思いました。
しかし無肥料雑草農法だと作物も貧弱かもしれませんが、虫はほとんど寄ってこないです。なぜなら虫はメタボの野菜に寄ってくるから。という仮説です。

でもその無肥料雑草農法でも、サツマイモの葉とツルというスーパーフードが食べきれないほど収穫できるので、本当に皆様にお知らせしたいです。

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私は農家ですので、数年の備蓄は無くとも遠方の友人にいざとなったら送るつもりでいます。タイ米騒動の時も近隣の農家に都会から買いに来る人もいたのでどっちつかずですが、色々考えると全て無くなった時にどう生きれるのか、仮にダメでも自分の周り、特に息子とか実習生を生かしたい行動ってなんだろうと考えます。
元々死んだら持っていけないものばかりで、大津波が来たら全部無くすものでもあるし。
先日集まりで、子供にも打たせてる方が餅さんの悪口も言っていて、仕方ないんだな、と眺めていましたが、子供の3回目接種券が来て、これを打たせないとオミ株打てないなんて勿体無い、との話にオミ株も既に置き換わって変異してるから抗体としてちょっとどうなの?と思うと普通に言ったら、もう1人が私はコロナに疲れちゃったし、自分も打たないし、子供にも打たせない、と普通のトーンで言ってて、少し節目が変わり始めることを感じてます。

→ 死んだらもって行けないものばかり。本当に。同意いたします。
手間暇かけて苦労して備蓄する御米は、本当に困っている未来の縁ある方々を助けることが出来たらそれが一番です。

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