我想一個人映画美的blog

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ナイロビの蜂/The Constant Gardener

2006-05-02 02:02:52 | 劇場&試写★5

公開前からこんなに煽られたら、嫌でもちょっとは楽しみになってしまう、、、、


世界130以上のマスコミから絶賛の嵐!とか
海外映画評No1サイト Rotten Tomatoes
でも82%がフレッシュ(絶賛)とか言ってるのを日本でもウリにしてるし。。。。

そして気になっていたのが、先日のアカデミー賞で
助演女優賞を受賞したレイチェルワイズの演技

演技の感想から言ってしまえば、
今までのレイチェルワイズの演技とどこが違うんだ?!って感じ。
出てくるのは殆ど、レイフファインズ演じる夫による幻想か、回想シーン。
やっぱり、重い妊婦の身体のまま演じた
という事によるものなんだろうな。妊婦のまま裸体も晒していたし。



冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの同名ベストセラーを、
シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督が映画化



アフリカ・ケニアのナイロビ。政治に無関心なガーデニング好きの英国外交官。
慈善活動に熱心だった妻テッサの謎の死をきっかけに、
それまで踏み込むこともなかった彼女の活動に目を向け、
危険を顧みずに事件の裏に隠された真相に迫っていく様を描く。
ドキュメンタリー風のカメラワークで、、、、。



一見、不釣り合いに見える、冷めた英国人外交官ジャスティンと
アフリカの地に例えられるような情熱を持ったテッサ。
お互いにないものに魅かれあったのか、一目惚れかは知らないけど
随分一瞬で恋に落ち過ぎじゃないの?
2時間ちょいもあるストーリーの中で、そこだけはあっと言う間に
さっさと結ばれていたのには違和感が、、、、。

だからなのかワタシにはこの二人の愛に、
殆ど感情移入することが出来なかった 

実はアフリカで実際に横行しているという、薬物実験。
官僚・政府と大手製薬会社との癒着問題。
それを告発するNGOを、妻の死を巡るミステリーに絡めて見せるのだけど、
見せ方のせいなのか、感情移入が足りなかったのか、
特にドキドキもハラハラもしなかったのが本音。
サスペンスとしても別段面白くもない。
現実に大企業が利益優先でやっている罪。それは恐ろしい事。
それを暴く為に正義と勇気をもってテッサは立ち向かったのに、
志も半ばで終わってしまうところが何とも無念です、、、、

それでもそれをキッカケに、未知の謎に踏み込んだことで
妻への想いを再確認する、、、、

ラストの決断も何だか哀しく虚しい。。。。
もっと方法はなかったのか、、、、と思えてしまう。


5/10
エンターテイメント性や、
宣伝文句で言ってるような涙の溢れるような感動のラブストーリーを期待してはいけません。。。。
ラブストーリーを謳いながらも、アフリカの現状を晒す、少し重たい社会的問題を含むストーリー。
でも何だか、長く感じた2時間ちょっとだった~


最後に辿り着いた地で、やっと君に帰る。
 公式サイト
2005年 イギリス 128min
【staff】
監督  フェルナンド・メイレレス
脚本  ジェフリー・ケイン
原作  ジョン・ル・カレ
音楽  アルベルト・イグレシアス
【cast】 レイフ・ファインズ/ レイチェル・ワイズ
/ビル・ナイ/ピート・ポスルスウェイト/ダニー・ヒューストン

本年度アカデミー賞 助演女優賞受賞/脚色賞・編集賞・作曲賞ノミネート
5月13日 ロードショー


本当にやられた、胸がえぐられうような思いにさせられる見事に語られたストーリーに!
愛する人を一緒に誘って元気づけてあげてほしい.....
Ain't it Cool News

--------この映画を観たからって元気づける事になるかなぁ、、、、?

ミステリー構成にサスペンスを備え、
そして忘れられない壮大な愛のフィナーレへと導いてくれる。
観る者の心を奪い、責任を問いかける本年度最高傑作!
ELLE誌

--------壮大な愛のフィナーレ。。。。 そうかなぁ??



その、Rotten tomatoesサイトで絶賛の作品一部

その中にミヒャエルハネケの「隠された記憶/CACHE」が87%だったのがちょっと嬉しい、、、、。
ちなみに「Vフォー・ヴェンデッタ」は75% 

今日はこの試写の前に銀座でお買い物してから、試写まで時間があるからとたまたま観た
1本、そっちの方が楽しみにしてた「ナイロビの蜂」よりも良かったなぁ~




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