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嫌われ松子の一生/memories of matsuko

2006-05-20 01:10:20 | 劇場&試写★6以上


"嫌われ松子"の転落人生をギュッと凝縮した130分!
試写にてちょっとだけ早く観てきました
面白かった~
長さなんて全然感じさせないほどテンポ良く魅せる

原作は同名の山田宗樹のベストセラー本。

嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女の友情を描いた
下妻物語」を映画化した、中島哲也監督の新作。

主演には、原作の大ファンで
「松子を演じる為に女優になった」発言までした中谷美紀

松子になりきった

ヘン顔もサイコ~♪



前回同様、CGを使ったポップでカラフルな映像
キラキラしてて、時にメルヘンチックで時に乙女ちっく
そして時に、昭和の時代を映したノスタルジック

前作同様、
ミュージシャンやコメディアンなどの濃~い面々がちょこっとづつ出演!
み~んな、ハマってる☆

お笑い番組あんまり見ないので詳しくないけどゴリとか、
スゴいキャラ。(メイクと入れ墨が 笑)

劇団ひとりとか、、、

「下妻」にも出てた荒川良々とかいう人とか、、、

謎のチンピラ、武田真治とか、、、


突然、死んだ松子おばさんの部屋の整理をするハメになる甥っ子

瑛太くん(初めて観たケド)も、普通っぽくて良かった
他にも沢山☆☆

歌良し
テンポ良し
キャスト良し


"嫌われ松子"というより、男運なし松子の一生
と思ったら、そこには父や妹との、思うようにいかない満たされない愛もあって、、、

意外にもホロリとさせられた


松子の、その時々の心情歌と踊りとなり、突然ミュージカル風になる。


刑務所で過ごした時間と、親友との出逢いは1曲の歌で表現
ココも良かったなぁ~


個人的に気に入ったのは、そのキラキラした映像もだけど
あらゆる松子の登場シーンではお花が出てくるところ

松子は夢見る乙女だったのね、、、、。
それがどういうワケか、しょうもない男たちに裏切られて
自分の方に向いてほしい父親には愛されず、、、、

松子は、ただ愛されたかったのだね




8/10
大爆笑ではなく、それでも結構笑って
そして何よりホロっというか、ジーンとくるものがあった
原作があるので、それに合わせて入れた中途半端な人物もいたりもしたけど
(柴咲コウとか)
それは置いといて、満足の1本
※あ、原作は読んでないワタシの意見。


いろんな味の詰まった、
懐しいサクマドロップみたいな映画


公式サイト
5月27日~全国ロードショー

中島監督インタビュー

監督が、名作『風と共に去りぬ』を指して
「僕に『嫌われ松子の一生』という作品を作る
勇気を与えてくれたのは、この映画です」

と雑誌のインタビューで語ってたけど、
オープニングタイトルとエンドロゴがそっくりでした  笑


公開したらもう一度観たいかも。。。
原作を知る人はどう観るかな~?


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