今年のカンヌ国際映画祭と、東京国際映画祭で特別招待作品として上映された本作は
アンジェリーナ・ジョリー主演、ブラピ制作
2002年にパキスタンで取材中にテロリストに誘拐、殺害された実在のジャーナリスト、
ダニエル・パールの妻が著した手記を映画化した社会派ドラマ。
amazon マイティハート
アンジーはこの作品で、実在のマリアンナさんに髪型から全てなりきって、夫を思う強い女性を熱演。
2002年のパキスタン。
ウォールストリート・ジャーナルの記者ダニエル(ダン・ファターマン)は、
妻マリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)とディナーの約束をした後、ある取材に出かける。
しかし、それを最後に彼との連絡は途絶えてしまう。
妊娠中のマリアンヌと友人たち、地元警察などによる懸命の捜索が開始されるが……。
監督は『グアンタナモ、僕達が見た真実』や『ひかりのまち』のマイケル・ウィンターボトム。
アカデミー賞最有力候補!とか、
観る人の心揺さぶる、今年最高の感動ストーリー!
とか謳われてるけど、正直あまり期待もしてなかったの試写で観てきました☆
ストーリーは懸念してた通り淡々としていて、、、、、
夫がいなくなって捜索が始まり、お腹に彼の子供を宿した妻、マリアンヌの不安な日々、
会話中心にとにかく淡々と進む。
映画だからって事実のストーリーに極端な味付け(脚色)などはいらないとは思うけど、
映画化するならやっぱりそれなりに面白く見せてもらいたいもの。
邦題のサブタイトル(初めは余計だと思ってたんだけど)にある、
まさに"愛と絆"とを描いた作品。
生まれてきた子供に向けて、最後に「あなたのために捧げる映画」とあるけど納得。エンターテイメントというよりそんな"記録"的な映画だった。
5/10
こういう事を乗り越えて強く生きてる女性がいる。
その事実が観るものに勇気を与えるのかもしれない。
作品としては悪いとは思わないんだけど
映画としての見せ方、面白さは感じられなかった。
100点満点でいうと45点くらい
中盤いきなりくるアンジーの魂の叫びは本当凄かった。
あれで眠気も一気に吹き飛んじゃうな。
同じ女性の立ち場からみたら、このマリアンナさんの強さには尊敬に値するものがある。
「感動した」とまではいかなかったけど
自分だったら、って考えるとちょっとこんな強く生きられるのだろうか?
考えさせられる。
正直あまり好きなタイプの映画ではないしオススメとは言えないけど、
社会派作品として気になる人は是非観ておくのもいいかも。
しかし "アカデミー賞最有力候補!”との宣伝文句はいいすぎだなー。
ここ数年、"実話"ってだけで評価のポイントあがちゃう気がする。
公式サイト
A Migthy Heart 2006年 アメリカ 108min
11月23日よりロードショー
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6/13 NYプレミアにて。
こちら、11/16~全米公開のアンジー出演新作『Beowulf』での記者会見
official site
2008年からはアンジーの最新作目白押し
『Beowulf』アンソニー・ホプキンス共演、フルCG映画。
『WANTED』 ジェームズ・マカヴォイ/モーガン・フリーマン共演。
暗殺者を演じるということで、、、
怖い。
ジェームス・マカヴォイ(『ナルニア国物語』のタムナスさん)とはキスシーンも。
全米で3/28公開。
official site
『The Kung Fu Panda』 アニメーションの声の出演。ジャック・ブラックがパンダの声。
『The Changeling』 クリント・イーストウッド監督新作。ジョン・マルコヴィッチ共演。
『The Topkapi Affair』 ピアース・ブロスナン共演。
『Atlas Shrugged』
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