2007年 サンダンス映画祭と、ダブリン国際映画祭で共に観客賞受賞
もともと、"サンダンス映画祭で、、、"と聞いたら反応せずにいられないわたしだけど、、、、。
制作費わずか約15万ドル(約1700万円)の低予算作品、
全米では5月16日~たった2館で上映が始まったのにも関わらず
口コミで評判が広まり、最終的に約140館での公開に拡大した。
全米の主要紙や雑誌の映画評を集計する有名サイト
"ロッテントマト"では肯定的評価が全体の98%で高評価を獲得
最近の予告編は内容がわかりすぎちゃうから極力観ないようにしてたんだけど
男と女は音楽がきっかけで、偶然街角で出逢う
なんて、ちょっと素敵じゃない?
音楽好きだからついつい予告観ちゃってから気になってた。
この映画、有名な役者が出てるわけでも派手な演出があるわけでもなく、話は至ってシンプル。
"音楽"がストーリーに重要に絡んでいて
全体の80%以上は音楽がかかってる(歌ってる)シーン
なんじゃないかな?
まるでPVを観ている感覚になる。こんな作品もちょっと珍しいかも
ラストを観た直後は、ええ~別々になっちゃうの??
それにあの人も戻ってきてる~、、、。
ラストシーンがちょっと腑に落ちず、気分的にちょっと下がったけど
原題の『Once』が指す通り、1度きりのこんな出逢いだからこそいいんじゃないかな。
って納得。
しかし暗がりでピアノ弾いてるシーンではどちらからともなく普通はキスしちゃうだろうなー。
あの雰囲気で何もないのもけっこうすごいと思うケド
だからこそきっといいんだナ、、、
7/10
噂に違わず、素敵な作品だった。
なんか、イイ。の。
余計な(過剰な)盛り上りを作ったりせず、ほんとうに男女の日常的なシーンを偕間見ている感じ。
作り込んだ"映画"っていう感じがないのがイイ。
ありがちな、わかりやすいラブストーリーになっていないところがまたイイ。
こんな素敵な出逢い、誰にでも起こり得そう。そう思える。
男のギターの弾き語りと、
夜の暗いまちをひとり歌いながら歩く。彼女の澄んだ歌声にすごく惹きつけられてしまった。
友情なのか、恋なのか、
たった一度、音楽が結びつけた素敵な出逢いの物語
音楽好きは必見です♪
監督:ジョン・カーニー
キャスト:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ
アイルランドの首都、ダブリンで、家業を手伝いながらメジャーデビューを夢見る
ひとりのストリートミュージシャン。
彼女にフラれ傷心の彼はある日、道端で演奏中にひとりの若い女性と出会う。
チェコからの移民で家政婦として働くその女性もずっとピアノを持つことを夢見ていた。
二人は貧しいながらも、音楽という共通点で互いに惹かれ合うようになり、バンドを組むようになる。
そして人生の新たな希望に向かって歩み始める…。
公式サイト
Once 2006年 アイルランド 85分
渋谷/川崎/愛知、公開中~。
大阪/京都 12月~、 札幌/仙台ほか順次公開予定。
最近パッとしない
スピルバーグ監督が、
「この小さな映画は、私に今年一番の素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。」と大絶賛
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