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幻影師アイゼンハイム/The Illusionist

2008-05-01 11:32:11 | 劇場&試写★6以上


blogお友達のきらりんがお誘いしてくれて行って来ました試写会

最初「幻影師アイゼンハイム」の試写なんだけど、、、ってメールもらった時
ん?聞いた事ないタイトル、邦画かな?って思ってた。
調べてみたらなんと
2006年 あちらで公開されたエドワード・ノートン主演『イリュージョニスト』じゃないの~!
誰じゃ~こんなタイトル付けたヤツ、出てこ~い
って思ったら、一応これ スティーヴン・ミルハウザー原作本の直訳(柴田元幸訳)のままだったのね


この映画、前々から海外で既に観ている人たちから"面白い"って聞いててずうっと公開を楽しみにしてたの。
去年、同じくマジシャンが主役となっている『プレステージ』が公開されて
こちらは一向にでてくる兆しなかったんだけどいよいよ今月末公開!

ノートンのハンドパワーがスゴイぞ


エドワード・ノートンって、'96年の『真実の行方』で確かデビューで
最初から「スゴイ新人が出て来たな~!」なんてその演技に圧倒されたの覚えてる。
それほど演技力が確かな人だけど、今回のマジシャン、というか魔術師(幻影師?)アイゼンハイム。
すごくハマってたし彼の演技力がモノを言う! 



そして、このアイゼンハイムのマジックに興味を持ちつつ、皇太子の指示で
探りを入れようとする警部に、ポール・ジアマッティ!
いいね~この人。かなーりオイシイです。いい味出してます。




そうそう、去年秋公開された『プレステージ』は
ヒュー・ジャックマンVSクリスチャン・ベール。
どちらも似たような時代、魔術師の映画。この作品とは比較されるでしょう。




『プレステージ』では同業者であるマジシャンが敵となってた。
今回、ノートン扮する魔術師、いや幻影師(わかりづらいね)アイゼンハイムの敵となるのはワンマンな皇太子。
これ、わたしがいつも"偽ジュード"と勝手に呼んでるルーファス・シーウェル。
毎度ヤなヤツでいいね~この人
二人を比べると、怪しいチョビひげが同じ時代を表してる(笑)



お相手を務めた女優は『プレステージ』ではスカちゃん、この映画では『ジェシカ・ビール』
どちらも唇がセクシーなのが共通点なのはもちろん偶然だろうけど
なんとなくジェシカ・ビールがスカーレット系に思えてきた


さて、前置きはこのくらいにしてストーリ-を。

※感想の部分でちょこっとだけネタバレです。気にする人は読まないでネ

19世紀が終ろうとするウィーン。
ハプスブルク帝国末期の芸術文化の都では、大掛かりな奇術=イリュージョンが見せ物として一世を風靡していた。
中でも絶大な人気を誇っていたのはアイゼンハイムという名の幻影師。
彼が繰り出すイリュージョンは「芸術の域に達している」と評されるほど神秘に満ちていた。
ある日、アイゼンハイムの評判を聞きつけた皇太子レオポルドが、婚約者の公爵令嬢ソフィを引き連れて彼のショーを観覧。
イリュージョンの体験者として舞台に招いたソフィを一目見てアイゼンハイムは愕然とする。
彼女は、彼の幼なじみで、忘れることのなかったかつての恋人だった。




アイゼンハイムのパフォーマンスはマジックというより、パフォーマンス。
まさにイリュージョン。
これは劇場で観てほしいのであんまり言わないけどびっくり芸を見せてくれる。


だけどこれ、そんな技を観るだけの映画ではない。

なんと、ラブストーリーだった。

話の大筋は、ノートン=アイゼンハイムの想いからなる
愛のイリュージョンパワー


イリュージョン権力!



7/10


期待裏切られずに面白かった~♪
途中予想してた展開まではわかったけど、最後の最後は予測不可能!
全てはノートン(アイゼンハイム)のイリュージョンなのか?
罠だったのか?それともただの警部の想像にすぎないのか?
本当に死者を蘇らせたのか?

観終わった印象はシャマランの『シックスセンス』を彷彿とさせる雰囲気。
あそこまで「やられた~!」とは思わないものの、こういうオチとは。

最近あまりなかった、シャマランお得意の「結末は言わないで下さい」系のどんでん返しにあっぱれ!という感じ。
この映画、全米では小規模公開ながらじわじわと口コミでロングランヒットとなったらしい。

あの
スティーブン・キングが「繰り返し何度も観たくなる!特別な1本と評しているのも何となくわかる気がする。
何度か観る事できっと発見もあるんだろうな。

独特の映像美と雰囲気が良かったし、キャストも全員イイ
わたしももう一度観たいかも

タイトル(邦題)がつまらなさそうに思えるのがもったいないなぁ
『イリュージョニスト』で良かったのに。ザンネン。

わたしはこれ、イリュージョンの話、ではなく
永遠の愛がテーマになってる、ラブストーリーと捉えた。
そうすると意見が分かれそうではあるラストで納得いくんじゃないかなー。
でもどう捉えるかはひとそれぞれ。
だから面白いんだよネ



このふたりのやり取りがまた面白い。



監督はCM界出身のニール・バーガー。これが初監督作品とは思えない出来 次回作にも注目したい。


 公式サイト
The Illusionist   2006年 アメリカ・チェコ  109min
5月24日~ロードショー




今回一緒に観たきらりんに、お手製の蜂蜜入り(つぶつぶで入ってるの)角パンも頂いちゃいました

見た目も良かったけど、今朝早速食べてみたらめちゃ美味しかった~
次回は買わせてもらいたいな!
きらりん、いつもありがとうー

わ~、もう5月!! 皆さまGWいかがお過ごしでしょうか??
東京はいいお天気が続いて気持ちいい~

今日は映画の日ですネ。

5月の映画リストはまたあとで 




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