我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

アンダーカヴァー/ WE OWN THE NIGHT

2009-01-08 21:31:12 | 劇場&試写★6以上

去年暮れに突然俳優引退宣言をしたホアキン・フェニックス、
マーク・ウォールバーグと兄弟役ってコトへの突っ込みなしで


本日、2度目のレビューはお正月今年の1本目ということで観て来た、クライムアクション。
ブルックリンが舞台だと聞き興味湧いたの。

ジェームズ・グレイ監督の『裏切り者』(シャーリーズ出演作で唯一観てないの)に続いて再びこの2人を起用。
ホアキンとマークは今作で製作としてもクレジットされてる。



1988年のニューヨーク。マフィアと繋がるナイトクラブを経営する弟ボビーと、
父の跡を継ぎエリート警官の道を歩む兄ジョセフ。
ある日、麻薬組織の一斉検挙のため警察がボビーのナイトクラブに踏み込み、兄弟間の溝は深まるばかり。
そして、その晩にジョセフが何者かに襲われて……。




邦題の『アンダーカヴァー』とは潜入捜査という意味で、その割には潜入捜査の話はメインではなくて
家族愛がテーマになっている感じ。
それまで自由に生きて来た男がある一件で、犯人への復讐に立ち上がるといった内容。
原題の『WE OWN THE NIGHT』は、1980年代にNY市警犯罪捜査班で使われていた標語。

ホアキン、やっぱいいなぁ。(ファンではない

この先、俳優やめちゃうなんてほんと勿体ないよー。

エヴァ・メンデスはホアキンの女。
このふたり似合うような似合わないような、、、、いや似合ってるか。


父親にはロバート・デュヴァル。渋い。


6/10


あんまりテンポが良く進まないので前半はちょっと眠くなっちゃった。
潜入捜査の話でいうと、最近観直したばかりの『インファナルアフェア』がもう素晴らしくよく出来てるから
なんかどうしても面白さで比べちゃう。(もちろん話は全然違うけど)
悪人に家族をやられてしまい、復讐心に燃えるという設定もなんだか今更な気がしてしまって
目新しさもない、、、、。
かといって作品の出来が悪いわけじゃないし、キャストも皆良いし
ホアキンなんてほんとにこういうチンピラっぽいけど熱い男っていうのぴったり。
対するマーク・ウォールバーグも、エリートで期待に応えようと頑張って来たからゆえに自由人の弟に嫉妬してる兄っていうのもハマってる。
もっとこの二人の兄弟の確執とか観たかった気もする。

ホアキンがいきなりある事件で正義感芽生えだして これまでの生き方全く変えるようになる過程はいいとして
あんなに簡単に警察になれるものなの?っていう疑問湧いちゃったり。
あとは友達だと思ってた男の裏切りも簡単に読めるしでサスペンスとしては物足りず。


1980年代のブルックリンは今よりもずっと治安悪くて本当に一人じゃ歩けない怖い所だったんじゃないかなっていうのは感じた。
退屈するほどではなく、そこそこに観られたけど特筆することもないしオススメ出来るほどではないなー。
骨太な男っぽい作品で、男の人の方が好みそう。



公式サイト
WE OWN THE NIGHT   2007年  アメリカ  117min
12月27日より公開中~



-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

12/25 ロサンゼルスレイカーズの試合を観に来てたマーク・ウォールバーグと
4歳の娘、エイライちゃん。



可愛い~





12/29 こちら、ナイトクラブにてホアキ....ン

ケイシー・アフレック、Diddyと
イメチェン...?


うわわ



あわわ


ピンでまとめちゃってるよ。。。




クリックして下さってる方々、どうもありがとう おかげ様でしてきました

←please click



それでも恋するバルセロナ/Vicky Cristina Barcelona

2009-01-08 00:24:30 | 劇場&試写★6以上



マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続いて
スカーレット・ヨハンソン起用3回目となるウディ・アレン監督の新作

スカちゃんはウディじいさんの現代のミューズ

昨日のウィル・フェレル主演のコメディの他にもう1本
上海で買ってきたDVDがコレ。

これは撮影してた頃からチェックしてたし、ジャケットが素敵なので即決め♪
ウディの映画は会話が命だし、英語で観るのは難易度高し!って分かっていながらもペネだしって買ったんだけど
偶然にも帰りの機内上映でこれが観られたのでした超ラッキー

でも行きの飛行機では実は機内のミスで上映中の映画しか観られなかったし
日本航空なのに(だからか?)未公開映画も少なくて日本でも上映中のばかり。
全部最初から観られないなんてほんとヒドいってひとりで怒ってたのでした
(わたしの他に機内映画上映に関して文句言ってる人いなかったような

って前置き長くなったけど そんなワケで帰りは気流の関係で2時間という空の旅。
ギリギリでこの1時間半の映画が観れたのでした☆
友達なんてせっかく『マンマミーア』観てたのに最後まで観られずぶっつり終わっちゃった。ひどい~。


このお話、ペネロペとスカちゃんの初共演!ってことでも楽しみだったんだけど
実はタイトルのヴィッキーとクリスティーナの片方は、ペネロペではなくあまり知られてない女優さん。
(これから公開の『ニクソン×フロスト』にも出演。)
ロマンスに憧れる奔放なクリスティーナにスカちゃん。
性格は正反対の現実派ヴィッキーに、レベッカ・ホール。
二人は親友。ヴィッキーは結婚を目前に控え、アメリカからバルセロナへ独身最後の旅行に来た。

そこへ二人の美女に目をつけためざといエロ男、ハビ様。
セクシーな建築家アントニオにハビエル・バルデム。
週末にどこだかの街を案内するからこれから一緒に行って過ごさないか?と露骨にベッドへ二人を誘う。
ハマりすぎです!

 

すんなりOKするスカちゃん。   しかしイザと言う時になって...


一方、ヴィッキーも。
エロ男め!
もうすぐ結婚だしあなたみたいな人タイプじゃないと否定しつつ、
段々といいムードに、、、、。


そして映画も半分経過したころ、やっとペネロペ登場
実際のハビ様の彼女ペネロペとは『ハモンハモン』以来二度目の共演。
一悶着あった末別れた元夫婦。
情緒不安定で、凶暴で口の悪いアーティスト。
別居中だったのにいきなり現れて、スカちゃんと3人で暮らすはめに


ひと夏の恋のアヴァンチュール
三角、いや四角関係 ハビ様、三人の女相手においしすぎ?!




今回は自分(ウディ)は出演しません
この映画に出て来たら思い切り違和感だから出てなくて良かった~(笑)

ウディじいさん、自分の願望ハビエルに託してない?

そしてペネとスカちゃんのこんなレズシーンも話題。

ウディ、自分が観たいもの何でもやらせちゃえ!って感じ?(笑)


8/10


バルセロナに来てハメをはずしたくなっちゃう気持ちも分かる~
街も美しく撮れてて観光のプロモーション映像みたいな感じ?

べったりドロドロした恋愛ものではなく、あくまでもあっさりさっぱりライトなウディテイスト!
男女の心の機微を相変わらずうまく捉えてて会話やちょっとしたやりとりがさすがウディ・アレン。
とぼけた笑いも健在でゆるーいんだけど、最後まで男女の関係に目が離せない。
約1時間40分と短いし、満足出来る映画でした~。
でもこれ、やっぱり家で字幕なしじゃ絶対キツかったろうから機内で観られて良かった~♪

全編渡ってかかるバルセロナの曲もいい感じ
それにしてもウディが撮るスカちゃん、ナチュラルでいつも魅力的に撮るな~



カメラが趣味のクリスティーナ、ペネ演じるマリアは格好の被写体
ペネかっこいい~



微妙な三角関係も絵になる


このポスター好き でも主役のもう一人だけ外されててカワイソー。
 official site
Vicky Cristina Barcelona   2008年  アメリカ=スペイン  97min
今年日本でもアスミックエース配給で6月27日、公開決定

☆追記☆邦題『それでも恋するバルセロナ』に決定

んー いまいち合わないような。。。。



----------------------------------------------------------------------------------------

'08/09 LAプレミアにて。
困った顔しつつ美女に囲まれて内心ワクワクのウディ74歳






もう海外ではとっくに上映してるウディ・アレン次回作、『Cassandra's Dream』
コリン・ファレル、ユアン・マクレガー共演作は日本ではいつになったら公開するんじゃ?



いや~、今年入ってから劇場で2本、試写で1本観てるんだけどなかなかレビューupしてる時間ないよ~

日にち経つとどんどん書きたいこと忘れちゃうからやばいぃ 近々一気にupしますっ


クリックして下さってる方々ありがとうおかげ様でしてきました

←please click