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バンク・ジョブ/THE BANK JOB

2009-01-10 23:49:40 | 劇場&試写★6以上
ホラー作家、スティーブン・キングが「2008年映画マイベスト10」で6位に入れてた映画

先に観ていた方々の評価も総じて高めだったみたいだし、
監督が『世界最速のインディアン』のロジャー・ドナルドソンだというのも興味深かったので去年11月末に公開になってからずっと観たかったの、
で お正月に観ようと思ったら上映終わってた! がっかりしてたんだけど
他の劇場に移動になってまだやってたのでこないだやっと観てきた~♪(前置き長い)

封印された英国史上最大の銀行強盗事件を完全映画化で9割は事実
というから驚き!もちろん多少脚色はしてるにしても 展開が映画向けというか。良く出来た話でエンタメ性に富んでる

ただのバンクジョブ(銀行強盗)をやるハズが、フタを開ければお宝ザックザク

奪ったブツは、キャッシュとダイヤと王室スキャンダル。
というこの映画のキャッチコピーはぴったり。

これ、1971年実際に起こったベイカー街の銀行強盗事件で誰も逮捕されず、金も取り戻されることもなかったという事件が基になっている。
銀行強盗といっても銀行の貸金庫狙い。
貸金庫っていうのはお金だけじゃなく、かなりプライベートな、例え家族や恋人にさえ知られたくない物、
公にしたくないものが含まれていたことが予想される。
その為、殆どの金庫の借り主は表立って盗まれたものをクレームしようとはせず、紛失したものの多くはただ闇の中に葬られ、
警察も物が分からないのでは探しようもないため忘れ去られた(闇に葬られた)らしい。


今回は派手なアクションじゃなく、シリアスな演技で挑むジェイソン・ステイサム。

話を持ち込むマルティーヌには『トロイ』『再会の街で』のサフロン・ロウズが。



1971年ロンドン。モロッコから帰英したマルティーヌは税関で引っかかり、英国に持ち込もうとしていたドラッグを押収される。
彼女は罪を軽くするために、ベイカー街の銀行の貸し金庫に入っているものを無事盗み出すことを取り引きとして要求される。
マルティーヌは金に困っている馴染みのテリー を仲間に引き入れ、地下にトンネルを掘って銀行の貸し金庫の中に押し入る計画を立てる‥‥



8/10



インターネットなんかも発達していなかった時代で、綿密な作戦会議を行って地図をもとに地下に潜り
ドリルで地道に掘っていく作業は名映画『大脱走』を思わせる?!



初めはあんまり面白いなーとは思わなかったんだけど、バンクジョブ(堀り始める)が始まってからは一気に面白くなった☆
お金だけじゃなく、個人の大切なものまで奪ったことで後半に向けて、警察だけじゃなくマフィアや政府などからも追われるため、
そことの駆け引き、やりとりが重なる展開が面白い。
一番最後の、テリー演じるステイサムの妻とマルティーヌとの、
女の一騎打ちみたいなちょっとした会話のシーンも良かったな。

脚本が良く出来てると思わせる1本。
アクロス・ザ・ユニバース』も脚本した、ディック・クレメントとイアン・ラ・フレネのコンビでした!

あとね、この映画 ある大スターのそっくりさん?みたいなのが出て来て、、、、、

銀行の貸金庫の係のこの人、、、。
結構探しまくってやっとみつけた2枚。。。

                       
わかるかな??
観てるときはただの似てる人かと思ってたけど、調べてみたらやっぱり
ミック・ジャガーでした(本物出演)


その他にも、大物マルコムXもどき?マイケルXのパーティに来てた人の中に
ジョン・レノン&オノ・ヨーコがいたり
(とくにジョンの方はそっくり☆)

なかなかそんな所でもオモシロ発見があったのでした~

公式サイト
THE BANK JOB   2008年  イギリス   110min
絶賛公開中~




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