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ザ・ムーン/ In the Shadow of the Moon

2009-01-09 14:00:30 | 劇場&試写★6以上


月面着陸40周年記念で作られたドキュメンタリー

1995年のトム・ハンクス主演『アポロ13号』で絶賛を受けたロン・ハワード監督が製作、
監督のデイヴィッド・シントンは、長編映画監督は初挑戦ながら、BBC TVのサイエンス映画部門でドキュメンタリー映画を数多く手掛けてて、
ドキュメンタリー作品のいわばプロフェッショナル。

これまで未公開だった映像含む、嘘偽りなしの実際の映像と宇宙飛行士たちのインタビューで魅せる

2007年のサンダンス映画祭での観客賞受賞のほか、ドキュメンタリー部門での名だたる数々の映画祭で受賞、賞賛を受けた作品。

年明け1発目の試写にて鑑賞してきた。



ありとあらゆる色々な事に関しての技術が進んでいる中
2009年の現在、未だに地球外に降りた経験を持つ人間は12人しかいない!
その宇宙飛行士たちが発する言葉の数々は 驚異の体験をした人だからこその興味深いもの。


世界中が見守った、1969年 神秘の月面着陸の瞬間



単に、神秘的で美しい貴重な映像を見られた!という感動は受けるけどそればかりじゃない。
わたしの観終えたあとの感想は、感動で泣けた!良かった!とかいうよりも、
なんかいろんな意味でちょっと考えさせられたなーという印象。



実際に宇宙へ飛び立った飛行士たちは当然、今ではおじいちゃんで
その当時の貴重で栄誉な体験を、遠くを見つめる目で熱く、でも冷静に語っているんだけどそれぞれの言葉がやっぱり深くて。


ある宇宙飛行士は「月への到着が成功し、帰って来てから様々な国を訪れた時に
「わたしたちはやった!」と誰もに言われた」と語ってたのが印象的でした。
「君たち」ではなくこの世界的成功を自分たちも共有し、皆でやり遂げたという意識を持ってたって事なんだよね。

それから、このドキュメンタリーが今作られたことにはやっぱり意味があって、
月に行ったことで、それまで知り得なかった地球というものを逆に見つめることが出来たんだと思う。

映画の中で最後の方にちょっと触れてもいたけど、
今様々な場面で地球が破壊されている、環境破壊、環境汚染、温暖化 等々叫ばれているけど
地球の外からみても分かるほどに地球は徐々に美しさが失われているんだとか。

地球に優しい。とかエコとか、マスメディアでも何かにつけて訴えてるけど
実際に一人一人が、地球の大切さ
ここにいられることへのありがたみっていうことを実感して生きていくうえで
出来る事はやっていかなきゃいけないんだなぁ、、、、と痛感した。

6/10


1969年7月20日、アポロ11号が月面に着陸。
ニール・アームストロング船長によって、月に初めて人類の足跡が記された。
NASA提供による初公開の映像や、アポロ11号のバズ・オルドリン、マイク・コリンズ、奇跡的な生還を果たしたアポロ13号のジム・ラベルら、
アポロ計画で月へ向かった10人の宇宙飛行士たちが当時の体験を語る。



宇宙飛行士の話してるシーンも多く登場する。その間、心地の良い音楽がずっと流れてるので
気持ち良くなっちゃってうとうとなる人もいるかも?
(睡眠はたっぷりとって鑑賞を 笑)





NHKのドキュメンタリー番組をみているみたいな感覚にはなるけど
宇宙規模の映像だから 興味のある人は出来ればやっぱり大画面でどうぞ




エンディングの平井堅が歌う「ムーンリバー」
版権側は初めは反対したものの、CDを聴いてからはOKしたとか。
平井堅が悪いんじゃないけど 
日本人の歌に最後に差し替えるの最近たまにあるけどほんとやめて欲しいー

公式サイト
In the Shadow of the Moon   2007年   イギリス   100min
1月16日より、ロードショー



今日は寒いですねー
東京でも今朝初雪降ったみたい。
風邪などひかないように、あったかくして楽しい週末をお過ごし下さい~


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