我想一個人映画美的blog

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実験室KR-13 / The Killing Room

2009-11-18 20:05:06 | 劇場&試写★6以上

「ソウ」、「CUBE」同様、密室劇シュチュエーション・サスペンス。

人間の心理実験という点でいえば、2001年 ドイツの実験映画「es-エス-」(←傑作)にちょっとだけ近い雰囲気。
しかしほんとお金かかってなさそう!な、低予算ムービー。

サンダンス映画祭でも上映されて全米公開時も評判よかったらしい
全米を揺るがせた実際の事件、[MKウルトラ]=マインドコントロール計画の恐怖を描いた問題作

監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」でも評価された新鋭、ジョナサン・リーベスマン。
試写で観た1本、レビューまだ書いてないんだけどその前にこちらをご紹介

サンダンス映画、密室劇好きとしてはスルー出来ませんこの映画。
おまけに、最近ではマライアの夫っていう肩書きばかりが先に立つ
ニック・キャノンも出演、けっこう好きなの~
渋谷シアターNで鑑賞。


理不尽すぎる実験

ある実験に協力するため、まさにバイト感覚で、新聞の募集を見てやってきた被験者は男女合わせて4人。

何も知らずに、膨大な量のペーパーテストにそれぞれ記入した後
密室で、人間の精神力と忍耐力の限界を調査するための実験を行うと説明される4人。
博士が言うには報酬は1日250ドル、実験は4段階に分かれていてそれぞれの実験で1人ずつ脱落者が出る仕組みと言う事。

そして、銃声とともにいきなり実験は始まった、、、、、!



被験者の面々は
唯一の女性に
B級ホラーやサスペンスの脇に欠かせない、B級脇役女王クレア・デュバル。




ラッパーミュージシャンから「ドラムライン」でデビュー後、
最近ではマライアの12歳下の旦那としての活躍?の方が目立つニック・キャノン。
そういえば2年前くらいに「ボビー」にも出てたな。

気弱な役で可愛い♪ というかこんなとこいれられたら誰でも気弱になるか(笑)


デボラ・ウィンガーの元夫、「普通の人々」のティモシー・ハットン。
かなり久々にみたので気づかなかった~。


←もう一人は良く知らない。(シェー・ウィガム)



博士には、「シャッフル」「ナチョリブレ」最近では、プリズン・ブレイクや「ホースメン」にも出てるピーター・ストーメア。
人間の命をなんだと思ってる! 憎らしすぎる!


この謎の実験を観察する役目として抜擢されてやってきた女に、クロエ・セヴィニー。




7/10


サンダンス映画好き、「エス」が楽しめた人にはオススメ。
始まりからなかなか惹き込まれた~。
とくに実験が始まってすぐに起こった出来事にはあまりに突然で暑


Disney’s クリスマス・キャロル / Disney's a Christmas Carol

2009-11-18 00:31:18 | 劇場&試写★6以上

今年は〈3D映画元年〉らしいけど、コレ観るなら絶対、3Dで

この時期観たくなる、大好きなクリスマス映画のひとつに「ポーラーエクスプレス」がある。
そのロバート・ゼメキス監督の最新作は
ジム・キャリーときいて楽しみに待ってました~♪
(本人の姿ではないけど)
ゼメキス、近年は「ベオウルフ」で既に3D作品は製作済み。

本当はキャストの声が聞きたいし、字幕を観たかったんだけど
せっかくの3D仕様だし、と思い吹替えで我慢したけど正解

数年前に観た、ぜんぜん飛び出さないしょぼいゾンビ3D「超立体映画ゾンビ3D」(笑)は何だったんだ?
比べ物にならない雲泥の差(お金の掛け方と技術の進歩)
まずメガネからして作りが全然違う。あれはセロファンだったし
(今回はかなりしっかりしたもので、外したあとに鼻に跡がついてしばらく消えなかったほど。)

素晴らしい映像にびっくり
リアルで臨場感あって観ていて楽しい

空を舞うシーンはまるで遊園地のライド
平面で観るとぜんぜんだけど。

「スノーマン」とか、「ネバーエンディング・ストーリー」なんかこの3Dで観れたらきっと楽しいだろうな~



8/10



俳優の演技をデジタル的に採り込むパフォーマンス・キャプチャーによる技術で、
ジム・キャリーは子供から精霊、スクルージ爺さんまで7役も務める。

吹替えでは山ちゃんこと、山寺宏一。 さすが! こんなおじいさんまで上手い!
やっぱり話題だけでタレント起用ではなく、プロの声優さんじゃなきゃね!


原作はこれまで何度も映画化されて本も沢山出ている
チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」。




金ばかりがすべての冷たい男、スクルージの前に現れた、かつて共同経営していた友人の亡霊。
このままではいかに空しい人生になるかということを諭す為に、
3つの精霊が一夜ごとに現れて、スクルージを時空の旅に連れて行く。というお話。

(先日観た日本未公開のマコ様(マコノヒー)の映画
ゴースト・オブ・ガールフレンド・パスト」もコレをもとにしたラブコメだったな~)


ストーリーは子供に聞かせる教訓のようなものだけど
既にオトナになってしまったわたしたちや、もっと年配の方々が、
自分の人生を改めて振り返ってみるいい機会になるようないいお話。



今では偏屈になってしまったり、悪い事をしている人間でも
誰もが昔は子供時代があって、昔の自分は今の自分を見たら、満足出来る人間だろうか?
なんて。


不覚にも、爺さんが昔の自分をみてる時、空を飛んで昔の記憶に懐かしんでるとき、
少し切なくなっちゃってうるっときちゃった


予め、ゲイリー・オールドマンも出るって知ってたのでよく見たらつぶしたような顔で分かった。
スクルージの事務所で安月給で働くボブクラチット。

ほかに息子ティムと、マーレイ役もゲイリーが。

コリン・ファース、ロビン・ライト・ペン、ボブ・ホスキンスもそれぞれ
1役づつ担当。

炎がまた凄くリアルだったな。



スクルージ爺さんの最後の方での変わり様は極端すぎで面白かったけど、
あんな顔でも生身のジム・キャリーが演じてるように見えるところが凄い!
ジムの演技が活きてたと思う

それと何と言っても、この映像に加え全編おなじみのクリスマスソングが
美しい旋律で流れるのがイイ!

ちょっと早かったけど、これからクリスマスシーズンにもピッタリの映画です

あるクリスマスの晩、<過去の亡霊><現在の亡霊><未来の亡霊>が現れ、
スクルージを彼自身の過去・現在・未来をめぐる時間の旅へと連れ出す。
そこで彼が目撃したのは、貧しく孤独な”過去”のスクルージ、富を手に入れる代わりに温かな心を失った”現在”のスクルージ…。
そして、最後に導かれた”未来” で彼が見た、想像を絶する己の姿とは──?



3Dもいいけど、ゼメキス監督には「バックトゥ~」や「フォレスト・ガンプ」のような傑作をまた実写で生み出して欲しいな~!!

公式サイト
Disney's a Christmas Carol  2009年   アメリカ   94min
11月14日(土)より、公開中~
(3Dチケットは一般2千円)


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'09 5月、カンヌにて。










先日のロンドンプレミアの際はすっかりキアヌ化ヒゲ男。
その様子は11/8のゴシップコーナーをどうぞ☆




ついに日本公開決定 ジム・キャリーの次回作は、、、、

ユアン・マクレガーとゲイになる「I LOVE YOU PHILLIP MORISS」

邦題は「フィリップ、きみを愛してる!」。公開日は2010年 3月13日に決定!
この邦題、そのまんまで
フィリップに「愛してる」と伝えるために、人生の全てを賭けて詐欺と脱獄を繰り返す、というお話。
楽しみ~♪




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