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サヨナライツカ / Sayonara Itsuka

2010-01-13 09:25:11 | 劇場&試写★5
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「私の頭の中の消しゴム」観てません。辻仁成の小説、読んでません。
タイ、バンコクが舞台、中山美穂主演ってことで観て来ました~


23日から公開。試写にて。

「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督最新作、ミポリン夫、辻仁成の「サヨナライツカ」原作。

不倫もののラブストーリーだってことだけは知ってたので、
不倫が許せない&ベタなラブストーリーが苦手なわたしは期待もせずに鑑賞。

2時間超えやや長過ぎ、、、

中山美穂といえば、ドラマはたぶん全部観てたし、カラオケでも必ずメドレー歌うくらい歌も全部好き(そんな情報いらん?)
相変わらず美しい~ミポリン。
濃いメイクはちょっとドギツいけど、素顔っぽいメイクのが最高に綺麗

高級ホテル住まいの謎の美女、沓子(とうこ)と、


航空会社に務める、エリートビジネスマン、好青年があだ名の豊が
微笑みの国タイ、バンコクで、出逢ったぁ~~(ウルルン風)


1975年、バンコクの高級ホテルに暮らしている沓子は、
お金に不自由なく、様々な男性を虜にする魅力で表向きは満された日々を送っていた。
ある日、沓子はバンコクに赴任してきたエリートビジネスマンの豊と出会い、
二人はたちまち惹かれ合うが、実は豊には東京に残してきた光子という婚約者がいた...。



婚約者がいるというのに、出逢ってすぐに恋に落ち激しく愛し合う二人。。。

不倫ものは否定しつつも、2年前1位にした「ラスト、コーション」っぽい二人?
(最初いきなり!のシーンだけ)



とにかくミポリンったら飢えて盛りのついたメス猫みたいに凄い。
求める求める。ベタベタ。

愛したくてしょうがないという感じで 前半殆どがsexかキスしてるか。
あれだけ情熱的なベッドシーンだったらもっと脱がないと不自然なのになー。



個人的には、元々この豊役の西島秀俊ってどうもニガテなタイプなんだけど
観ていてほんっとに「はっきりしろー!」とか
すがるミポリンの手を振りほどくところや、偉そうにオマエとか呼ぶところや、、、、途中何度「酷い男!!」と思ったことか!

トゥクトゥク


舞台のバンコクは、この間行ってきたばかりなので
あの国の雰囲気、黄色がかった空間というか、セピア色みたいな感じがすごく良かった。
前半は文句言いながらも?けっこう惹き込まれてみてたんだけど
いきなり後半で25年後になってからは
なんじゃこりゃ?って思うところも急に多くて。

まず、いきなりの老けメイクがかなりヘン
笑っちゃったのが加藤雅也。ベートーベンかと思ったよ!(写真ないけど)
それに25年後って思わず計算しちゃったけど、最初に二人が会ったのが25歳くらいだとして50にはなってるはずなのに殆ど変わってないしー。
シワつけたくらいで。更にラストの方ではさすがに白髪も入ってたけどどうしても若く見えたし不自然なのがすごく気になった。

ミポリンはどうなっちゃうんだー??って思ったら、これがあんまり変わってなかた。
少し地味にはなって手とかもシミつけたり、顔にシワ入れてたケド
やっぱりあんまり変わってない。
そんなに酷い歳いっちゃった顔で締めくくられてもちょっと困るけど、、、、。

愛してるって言葉は言わず、口では否定しながらも、好きな気持ちを押し殺して
「あの女は会えば会う程、会いたくなる、おかしくなる」なんて言ってるほどだったのに、
それでも東京の、礼儀正しく真面目で清楚な妻(石田ゆり子)→ぴったり。と結婚した豊。
順調に精進して、エリート街道まっしぐらに生き、気づいたときには遅過ぎて。


聖女と悪女、みたいなこの二人の女性が対照的で面白い。
もっとも、ミポリンの方は悪女っていっても騙して翻弄するというより
素直に欲望のまま好きな人の愛を求めてるだけ、という印象なんだけど。




25年後っていらなかったのに~ってちょっと思ったけどそれなら話が普通すぎか、、、。
本を読んでないから、映画を観ただけの印象だけど
思い出は綺麗なままで、というかそういうのではないのね。
また25年も経ってから再会してしまう。

それも思わぬ姿で。

懐かしい愛しかったあの人が目の前に現れて、押さえきれない気持ち。
分かるけど、家族を捨ててやり直そうとするなんてどこまで自分勝手な男なのか!

おかしいと思ったのはいきなり子どもがグレて、子どものもとに尋ねて行くと
父親としての行動を否定されて、ライブやってるシーンを見てる、、、ってシーン
かなりイミ不明~。
あれまったくいらないんじゃないかなー。
妻と子を捨ててまで、っていうのにはなるけど
あんな不良になっちゃう意味わかんないしかなり中途半端な描き方

つまらなくはなかったけど、そんなワケで総合的にみて普通になっちゃった~。
<泣ける>を意識してるみたいだけど、こんなんで泣けるかー!
最後に泣かせようとして<病気>をもってくるところがイヤだなぁ。



5/10





でも、なんだかんだ言っても 観て良かったな。
韓国映画って感じは全くなし。
雰囲気が良かった。
ミポリンだから良かったのかも。


人生いつ別れがくるか分からない、
愛してる人には、普段からいつでも 愛してるって言っておきましょう


 公式サイト
サヨナライツカ    2009年  韓国   134min
1月23日より、ロードショー










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