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エクトプラズム 怨霊の棲む家 /THE HAUNTING IN CONNECTICUT

2010-01-28 11:27:10 | 劇場&試写★5
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2002年、TVでドキュメンタリーとして放送された実話の完全映画化

ということで、そのドキュメンタリーは観てないけど、チラシのビジュアルインパクトに惹かれ観てきました~。
だって口からなんかヘンなもん出てるよ!

1987年、コネティカット州にある町・サジントンで実際に起きた、
悪夢のような出来事に基づいて作られたノンフィクション・ホラー!


エクトプラズム
怪奇現象や、オカルト系好きな人なら知ってる人も多いだろうけどそれは
霊が流れ出て実体化する現象。

よくインチキ写真なんかで鼻からぼわーっと白いのが出てるアレ。
鼻ばかりじゃなく、上でも下でも身体の穴から出てくるらしい。
←コレが本物!と言われる写真。

ウィキでは、「唾液や爪や髪の毛に似た成分で、万人が有しているが、
一部の霊能力を有した者だけが、体外に出すことが可能」とも書かれてる。


自分がそういうものに全く鈍感だからかすごくオカルトや
超常現象なんかにも興味あるし、これが実話だと言われても信じるしかない。

最近の「フォース・カインド」や「パラノーマル・アクティビティ」と大きく違うのは
信じる人は信じて下さいという、フェイク・ドキュメンタリーものではなくリアルを映画化ということでの怖さ。
そんなものが、この映画では感じられるか、、、、、?
がポイント。



1987年、コネチカット州サジントン。
息子マットの癌治療のために、キャンベル一家はこの街に移り住んできた。
新居はビクトリア朝式の家。しかし引っ越し以来、マットは何かの儀式のような、不気味な幻覚を見るようになる。
実はこの家は数十年前葬儀場だったのだ。
母親のサラたちは幻覚を癌治療の薬のせいだと考えたが、その後超常現象は他の家族にまで及ぶようになり……。




やたら安い物件、要注意



5/10




癌を患った主演の子に「BONESボーンズ-骨は語る-」や他、主に海外ドラマにゲスト出演のカイル・ガルナー
次回作は「エルム街の悪夢」の最新作。(まだやるの?!)


強い母には「サイドウェイ」のヴァージニア・マドセン。



普段は優しいがアル中になると怖すぎる父にマーティン・ドノヴァン。

この父親が夜中酔って帰ってきて、いきなり電気つけっぱなしで寝てる家族に
電気代無駄にするなと怒り狂い、電球など全部割ったりとったりする。
電球買い直すお金の方が一晩電気つけて寝るより高いじゃん。
映画より父親の変わり様の方が怖い!


姉には、「ファイナル・デッド・コースター」出演のアマンダ・クルー。

ちょこちょこ出てるイライアス・コティーズは神父さん。

そういえば「フォース・カインド」の方にもこの方出てた。
次はレオの新作「シャッター・アイランド」に出演。


監督は、短編アニメ「WARD 13」で国際的な注目を集め、本作で長編デビューを果たすピーター・コーンウェル。


ビジュアル的にはチープさはなく、一番良かった部分。
とくに、肝心なエクトプラズムのシーン、くるぞくるぞって感じで
じわじわ見せる演出、出来、映像なかなかの見ものでした★

だけどストーリーは副題にもなってる「悪魔の棲む家」まんま。
(2005年リメイクのはスカ夫、ライアン・レイノルズが父親でした!)

実話という意味では実際こんなことあったとは本当すごいと思うけど、
映像でその体験の恐怖を見せるのはすごく難しいもので、、、。

数々の映画のオマージュなのか
「サイコ」のシャワー、「シャイニング」の斧持、「シックスセンス」霊の子供が見える、
アザーズ」などでも出てくる死体写真、暗闇の部屋でかくれんぼ、幻覚系、そして耳なし芳一?まで

怖がらせようと、次々あらゆる定番の脅かしを仕掛けてはくるけど
ホラーを沢山観てる人間にはやっぱり怖くない。
ホラーが苦手な人には、脅かしは王道すぎだけど怖がれそうかな。
といってもニガテな人はそもそもこれ観ないか、、、

あ、まぶた切り取りは初めてみたかも。
乾燥したの缶に沢山入ってるのはちょっとブキミ。




それにしても、安い物件で、何かおかしな現象起きて、
家のあちこちで死体写した写真なんて出てきたら怖すぎでしょう。
パラノーマル・アクティビティ」でもそうだったけどそんな恐怖体験しても
家出ないのすごいなーって。
今回の家族の場合はほんとにお金もなくいくとこもなかったし、実話だし
出て行ったら話にならないから仕方ないか


実際、悪霊退治により死ぬ直前だった息子のガンも完全完治し、
今は元気に生きているという。
めでたしなラストはいいけど 父親のアル中はそのままなのか。。。
それが心配なのでしたーー。



こういう、家で何かが起きるというホラー、これまでもかなりあったけど
(昔観た「家の中に誰かがいる」(ウェス・クレイヴン監督作)懐かしいなぁ。)
近年ではオカルトではないけど、ニコール主演の「アザーズ」がやっぱり面白い!
怖がれないわたしがゾクってくるほど、本当にうまく怖く作られてた。
未見の方はぜひ

ああいう怖さが味わえる映画、この頃ないなぁ。。。


まとめ。全部5点満点で。
(ただし、わたしの怖い度は大抵怖がれないので相当キビシいです 笑)


怖い度     
ビジュアル   
ストーリー   
キャスト    
演出      
音楽      








 公式サイト
THE HAUNTING IN CONNECTICUT  2009年  アメリカ  92min
1月22日より、公開中~





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