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ソーシャル・ネットワーク/ The Social Network

2010-12-19 15:01:47 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

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ゴールデン・グローブ賞6部門ノミネート他、各映画祭などで高評価 デヴィッド・フィンチャー監督最新作!
プロデューサーに、ケヴィン・スペイシー。


全米で秋に公開、東京国際映画祭でも上映されて話題の作品、いよいよ日本公開
試写にて鑑賞。

ハーバード大学2年でコンピューターオタクのマーク・ザッカーバーグは、彼女にふられた勢いで寮の名簿をハッキング、女子学生の写真を並べてランク付けするサイトを作った。
すると、そのサイトが大人気に。半年間の観察処分を受けたマークには、もう次のアイディアが浮かんでいた。「みんな、身近な友達のことを知りたがってる!」。
そして、「ネット上の大学の社交場」として生まれたのが
先日、世界の登録者数が5億人を突破したと発表した"Facebook"。
数年以内には、登録者数が10億人に到達する可能性があるとも言われている。
今なお急成長を遂げているsnsの誕生の裏側と真実。
Fecebookの創始者など、登場人物は実在し実話ベースのフィクションとして描かれる。

脚本には、「ア・フュー・グッドメン」「冷たい月を抱く女」などの脚本家、アーロン・ソーキン。


フェイスブック創始者のマーク・ザッカーバーグを演じるのは、「イカとクジラ」「ハンティング・パーティ
ゾンビランド」「アドベンチャーランドへようこそ
など話題作に出演し近年ますます注目される若手、ジェシー・アイゼンバーグ。

しれーっと人を傷つけちゃってる、頭のいいオタク青年。
今回もすっごく良かった☆主演男優賞もイケるんじゃない?
他のノミニーと比較してないけど


親友で共同経営者、エドゥアルド・サヴェリン役に「新スパイダーマン」として世界中が注目するアンドリュー・ガーフィルド。
スパイダーマンの主演はどうかなと思うけど、
今回は生真面目なお金持ってる好青年て感じがイイ。



最近はすっかりミュージシャンとしてよりも俳優業が主になってしまった、ジャスティン・ティンバーレイクが
ナップスター創設者ショーン・パーカーを演じる。

これがまた、けっこうチャランポランな軽い男でハマってる。


実際のマーク・ザッカーバーグは彼女とはフェイスブック始めた当初からずっと仲良くやってるらしいけど
映画では最悪の扱いを浮ける元カノには、ルーニー・マーラ。

ちょっとナタリー・ポートマン系知的美人のこの子、
次回なんと「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」のハリウッドリメイク版で主演。
という事はダニエル・クレイグのお相手?!今後要チェック。


その他、始めるキッカケを横取りしたと訴える双子なども実在する人物。
全員ハマり役なキャスト



皆、けっこう似た感じの人がキャスティングされてる。



日本ではツイッター普及に伴って最近ますます始める人が増えてきたように感じるFecebook、
海外の人と知り合うと必ずといっていいほど、皆やってて
わたしが最初に知ったのは、yueがカナダにいた頃に沢山の人と繋がってコミュニケーション出来るこのシステムを聞いてから。

その後、わたしもアカウントだけは作ったけど、自分の性格上絶対ハマると分かってたので放置していたら
最近になって日本でも始める人が増えて、友達やツイッター関係のお知り合いから「友達リクエストが来ています」が来るように...。
でも取りあえず停止してるので誰のもお返ししてなくてゴメンナサイ。この場を借りて...

この映画の公開がきっかけで、来年からは日本人も一気に始める人増加なのかな?

Facebookは基本的に 実名で書き込み、自らの情報をどんどん写真とともに公開
わたしがblog始めた当初から下の名前と顔を出してる事で、危ないよと言われても、facebookでは皆そうだよ、なんて変に安心してた時期もあった。

日本では情報厳守主義、個人情報もなるべく伏せることが望まれてるこの時代に
もし日本でブームになってもそのへん大丈夫なの?とも思うけど...。



さて、本題。
オープニングから元カップルが何やら怪しい雰囲気。言葉の洪水を浴びせる!

出演作観るたびに、毎度ジェシー・アイゼンバーグってめちゃくちゃ早口!って普通に思うんだけど


今回はさらに終始会話のやり取りの勢いが凄い
字幕を目で追うのもいっぱいいっぱいで、ぼーっっと観てる暇なんてないほど。

特別凄い出来事が起こるようなストーリー展開でないのにも関わらず、頭のいい人たちの会話、話術で惹きこまれてしまう。

アイディアを巡って対立の相手となる双子兄弟との訴訟問題。
創設から一緒に組んでいた親友との関係亀裂でこっちも訴訟問題に発展


いつ出て来るのかと思ったらなかなか登場しないジャスティン演じる、元ナップスター(無料音楽配信)の創始者の登場から徐々に意見対立

資金繰りのため、サイトに広告を載せたいエドゥアルドはスポンサーを地道に歩いて探し、
資金を出させるくせに、なんでも勝手に相談なく動いてしまうマークは
それがcoolじゃないからと、断固として広告掲載には反対し、考え方から対立していく二人。


お互いの弁護士との意見陳述の場から、過去の回想シーンへと繋がりながらストーリーは展開していく。

すべてが会話劇、その面白さに尽きる☆




8/10(78点)



面白かった~。観終わってどこが面白いかと言われれば とくにどこってあげるわけでもないんだけど
引き込まれるという不思議感覚。(笑)

Facebookの知名度が上がり登録者が増加するにつれ、崩壊していく友情や恋愛。
そこを見事に描いてることに拍手!

このネット社会の今だからこそ描けるストーリーともいえるだけに、
ネットをやらない人がこの作品を観た場合の興味とか、一般受けはどうなんだろうというのも気になるところ。
それと派手に面白い見せ場的なものがあるようなエンタメ作品とは一線を画すから、
そういうのを期待してるとちょっと違うし、誰にでもオススメする感じでもないような。
好みはけっこう分かれそうだなー。

原作が実話ベースというとやっぱり気になるのがどこまでがホントかってことと、
マーク・ザッカーバーグ本人が観てどう思ったかってこと。
なにしろ、本人の了解を得てとはいっても勝手に自分の物語が映画になっちゃうんだもん。
本人曰く、「洋服だけは実際に着てたものを使ってるしバッチリだったよ」とのことで、
実際始めたきっかけを、何か大きい事をやり遂げたかったということだけじゃ物足りないのかね。
と言うようなコメント。
実際にはふられたコトがキッカケでもないし、モテたくて始めた訳でもないらしい。
そこはやっぱり映画風に面白く脚色するわけだよね。


富と名声、5億人の友達を得た引きかえに、失ったもの

わたしもこのブログや、ツイッターなどでお友達と交流し、実際にいい出逢いをしてお友達関係が出来たことに感謝してる。
でもただ友達との繋がりや机上での数を増やし、中身のないネット上だけでの友達はいくら多くても
実際のかけがえのない友達を失ったら 何の意味があるんだろう。

それでも、このsnsの誕生はひとつの大きな功績。
ひとつの犠牲と引きかえに。


わたしも大好きなアメリカのランジェリーブランド、ビクトリア・シークレットの誕生秘話が聞けたのも興味深かった☆

公開したらまた観に行っちゃうかも。


2003年、ハーバード大学に通う19歳の学生マーク・ザッカーバーグは、親友のエドゥアルド・サヴェリンとともにある計画を立てる。それは、大学内で友達を増やすため、大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作ろうというもの。
二人で始めたこの小さな計画は、瞬く間に大学生たちの間に広がり、ナップスター創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、ついには社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと一気に成長を遂げる。一躍時代の寵児となった彼らは、若くして億万長者へと成り上がっていくのだが、その裏ではカネ、女、そして裏切りの渦に巻き込まれ、最初の理想とは大きくかけ離れた場所にいる自分たちに愕然とする——。






  公式サイト
The Social Network   2010年      アメリカ   120min
2011年1月15日より、ロードショー


デヴィッド・フィンチャー、気になる次回作は「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」のハリウッドリメイク
それでこのマークの元彼女役の子が主演に抜擢なのね。


10月 東京国際映画祭で来日。監督はその新作撮影で来日出来ず。




10/25 記者会見にて。脚本家のアーロン・ソーキンと。


アーロンが語った、マーク・ザッカーバーグ本人のリアクションは
「マークは、自分が19歳の時のことを映画化されて、居心地の悪い思いをしていたと思うけど、彼はユーモアを持ってこの映画に接してくれたよ。
自身の会社、フェイスブックの社員全員にこの映画を見せて、その後、飲みに連れて行ったみたいだよ」。
ジェシー・アイゼンバーグもそれについて「その社員のための試写会に、僕のいとこも参加したんだ。彼はフェイスブックの社員だから。
マークは僕の演技について「ナイス・ジョブ!」と言ってくれたみたい」