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英国王のスピーチ / The King's Speach

2011-03-02 16:30:05 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

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先日の第83回アカデミー賞で作品賞受賞の話題作は実話が基のストーリー。

エリザベス女王の父上で国王、ジョージ6世は、子供の頃からの吃音に悩まされていた

 


監督、トム・フーパーは38歳で監督賞も受賞 

 

これまでの作品はどれも未公開のものばかりでのいきなりの快挙。

くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!- (2009) 監督
エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~ (2005) 監督
ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト (2004) 監督
第一容疑者 姿なき犯人 (2003)

 

映画祭の中では一番早く開催され、毎年アカデミー賞に一番近い作品が受賞で注目のトロント映画祭で観客賞受賞(最高賞)してから

かなり気になっていた作品、見事アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4部門で受賞獲得。

 

多くの人前じゃなくても、話す際にはどもり癖がある、そのため国王になんてなりたくはなかったジョージ6世。

幼少期からのコンプレックスとプライドの強さゆえ、なかなか思い通りに治療はうまくいかずにいた。

 

当初監督の頭の中では、レイフ・ファインズやポール・ベタニーが想定され、実際にオファーをした一人には

ヒュー・グラントの名も!断って後悔してるらしいけど馬鹿だな~。復帰の大チャンスを自ら蹴るなんて。

まぁ、ヒューだったらまた作品の雰囲気ががらりと変わっただろうけど。

それはさておき、その国王には、「シングルマン」でもその演技力を評価されて記憶に新しいコリン・ファース。

気弱で情けない男、それでいて品がある役どころをやらせたら秀逸!

現在50歳なのに、39歳の役というのはちょっと無理があるし、弟ではなく兄がガイ・ピアースというのもちょっと驚いたけど。

 

 

王が死んだら長男のこの人。

でも離婚歴のある女性との結婚の方で頭いっぱい吃音の弟を小馬鹿にする兄、エドワード。

 


ありきたりなことしか言えないけど、他に代わりが思いつかないほどのキャストたち。

最近ではハリウッド映画で魔女役など、癖のある役が多かったけど昔出ていたような

イギリス映画でもしっかり魅せる。庶民的で偉ぶる事もなく、カラッとした気質で夫に愛情をそそぐ妻を演じたヘレナ・ボナム=カーター。

助演女優賞ノミネートでその演技が認められた。

まさに、内助の功。

 

主演男優賞受賞のコリン・ファレルが素晴らしいのはもちろん、

スピーチ矯正セラピスト、ライオネル

ジェフリー・ラッシュがまたすばらしい!

一度「シャイン」でオスカーを手にしてるためか今回は助演男優賞受賞はならず。

常に対等な立場で接することを望み、特別扱いはなし。

王族にも本音で真摯に向き合う姿勢。

 

 

 

二人の間にやがて芽生えてくる特別な絆。

初めは、感動作なの?という疑問があったけど、結末はわかってたけど、、、、、

 

まるで指揮をとるかのごとく、側にいて 手でリズムをとって流れるように誘導する。

ヒトラー率いるナチスドイツとの開戦のまさしく目前、国民に与えられた言葉。これがどれだけの勇気を与えたことだろう。

 

身分の違いを超えた、友情を描いたストーリー

最後のスピーチにはちょっとうるっときてしまった

何度も言うけどキャストが素晴らしいからね。

 

 

ライオネルはジョージ六世が亡くなったあとすぐに引退したらしい。

劇中、スピーチのあと二人が交わす会話で、「Wがつっ かえていたな」とライオネルが言うと、王が「僕だとわかるようにさ」

そのままライオネルの日記に記されていた言葉だったとか。

 

 

8/10(80点)

 

幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世。

そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。

ジョージの妻エリザベスは、スピーチ矯正の専門家ライオネルのもとへ夫を連れていくが……。

 

 

 

 公式サイト 

THE KING'S SPEECH    2010年    イギリス=オーストラリア     118min

2月26日より絶賛上映中

アカデミー賞受賞を受けてますます連日混んでるのでチケットお早めに。

 

「我が人生最良のとき」とコリンスピーチ

 

 

 

 

 

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