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ランナウェイズ / The Runaways

2011-03-28 23:48:10 | 劇場&試写★6以上

 

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70年代後半に一大ブームを巻き起こした、ティーンエイジャーの元祖ガールズロック・バンド

ランナウェイズの伝記Rock movie

←本物。

 

全米では去年の4月公開で、主演のダコタちゃんと「トワイライト」シリーズのクリスティンの

キスシーンと過激なロックシーンが話題先行で、ロック映画好きとしては楽しみにしてました~。

 

とはいえ、ランナウェイズと言われても知ってるのは「チェリー・ボム」とか、

ジョーンがギターソロになって別バンドで全米1位になった「 アイラブロックンロール(I Love Rock 'n' Roll)」

(そもそもはイギリスのバンド ザ・アローズが1975年に発表したものがオリジナルで

 1982年に発表された ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ によるカバー)くらいしか知らない。

 

 

デビッド・ボウイのワイルドさと、ジャンヌ・モローのような女っぽさを併せ持つ、

下着姿のようなセクシー路線で媚びずにシャウト

リード・ヴォーカルのシェリー・カリーにダコタ・ファニング

大人の魅力開花?もう、ちゃん付けでは呼べないか。

実際こんな格好で股開きで歌ってたらしい↓

                    

 

レズビアンでギタリスト、ジョーン・ジェットにクリステン・スチュワート  

現在もミュージシャンとして活躍する本物のジョーン・ジェットは、本作のプロデュースも務める。

元々ヤンキー風というか、清純なイメージはなかったけどショートへアで濃い縁取りアイライン、今回の男っぽい役、お似合い!

 

キッス他、アメリカ音楽シーンで悪名高いイカれたプロデューサーのキム・フォウリーにはマイケル・シャノン。

たまたまクラブで、シェリーを見つけ、そのルックスにイケると踏んだキムは、彼女を露骨にアピールすることでバンドを成功に導かせる。

 

1977年に来日した時の話も登場。当時の日本のファンの勢いったらすごい

私は子供だったけど、ほんとにこんなに人気だったのね~。とくに若い女の子とか。

アメリカより日本で大人気を博したランナウェイズは、日本のテレビに多数出演した他、日本限定のライブ・アルバムをレコーディングしゴールド賞を受賞

 

 

 

バンドは売れていくに従い、シェリーの存在がクローズアップされ、色物扱いされるようになったことへ不服を言い出すメンバーと次第に亀裂が生じ。

セックスシンボル、として見られる事にも抵抗を覚えたシェリーは自らバンドを脱退、

その後麻薬に溺れるも立直り、現在は自分と同じ道を辿る若者のカウンセラーをしている。

 

監督、フロリア・シジスモンディは、マリリン・マンソンやデヴィッド・ボウイのミュージック・ビデオを手掛けた人。

さすが、ロック魂を映画でも巧みに表現。

70年代の時代背景も物語るファッション&音楽を楽しめるロック映画というのはもちろん、青春映画でもある。

ちなみに、オリジナルメンバーでドラマーのサンディ・ウェストは、2006年10月に47歳の若さにして肺癌で他界している。

 

 

6/10(65点)

 

 

 ロック映画好きな人、もしくはキャスト二人が好きな人向け

でもどこか、この音楽に勝るパンチとユーモアと、テンションが足りないかな。

前半は興味深く観てたけど、テンポが良くないので途中は少しダレてて眠気がきちゃった

 

ダコタちゃんのセクシー度は15歳にしては凄いかもだけど、どうも童顔&胸もナイゆえにまだこの路線は似合ってない感も。

ちょっとムリしちゃってる感じ。歌も頑張ってたけどグッと盛り上がるほどのパンチにはかけるような?

対するクリステンの方は、見た目もそっくりでバッチリ。

もうちょっとレズビアンの描写もあってエロさがあっても良かったなー、と全体的に控えめな気が。

あ、でもミュージシャンとはいえ、ティーンエイジャーの役だしこんなものなのかな??

大御所バンドの楽屋でギターにおしっこかけるとか凄い(笑)

わたしなんかは、70's、80’sの当時のファッションや音楽に凄く興味あるし好きなので、

奇抜でサイケなファッションとメイク。映像的にも、音楽的にも、イギー・ポップ、デヴィッド・ボウイ、スージー・クアトロ、セックス・ピストルズなど

Rockの名曲がかかるっていう部分でも楽しめた感じだけど、

そういうのに興味がなければきっとどうでもいい映画だろうね~。

脚本が特に優れてるとか、内容的にすごく面白いってほどじゃないかも。

でも、ダコタ演じるシェリーがステージに出る前にヒールで錠剤を潰して、それを吸って自分を変えてから出るとか

スカウトされてオーディションに出かけていって、汚い言葉を吐けと言われて

「最初それはムリ」と15歳らしいことを言うとか、父親との電話のシーンなんか、

さすがダコタだなと感じる部分(演技や演出面)も大きかったのは確か。

ダコタとクリステンという意外性あるミスマッチ感コンビを見てるのも楽しい1作でした

興味のある方はぜひ♪

元ファン&ファンならきっともっと楽しめるだろうな

 

 

1970年代、ロックが男のものだった時代。

ジョーン・ジェット、シェリー・カーリーらで、全てが型 破りなガールズバンド“ランナウェイズ”が結成された。

活動をはじめた彼女たちは、男たちからの差別にあいながらも、着実に力をつけていき、やがて世界中が注目するようになる。

だが、シェリーは次第に精神が不安定になっていき、さらにバンド内でも亀裂が生じ始めてしまい——。

どんなに困難でも、自らの想い を貫こうとした少女たちの軌跡。

ガールズROCK万歳

 

 

海外版ポスターの方が断然センスいい。日本のダサい~

 公式サイト 

The Runaways     2010年    アメリカ   107min

3月12日より、公開中~

 

 

 

映画にはないけど 

ジョーン・ジェットとマイケルJ・FOXとの貴重なセッション

Light Of Day - 1987 Michael J Fox - Joan Jett ( Springsteen Song)

サンダンス映画祭にて

やっぱりダコタはストレートロングが可愛い。

本物のジョーン・ジェットと、シェリー・カリーと。

 


 


 

 

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