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フッテージ/SINISTER

2013-05-23 13:06:05 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

 スランプ中のノンフィクション作家が、

執筆のために家族に内緒で惨劇の舞台となった一軒家に引っ越したことから

想像を絶する恐怖に見舞われるさまを描いた、ホラー。

ホラーに初めて興味持って出演とあいなった、イーサン・ホーク主演。

イーサンがホラーってちょっと結びつかなかったけど

もともとシリアス演技が素晴らしいから楽しみにしてました~☆

 

邦題で「フッテージ」=8mmフィルムを指す

原題は「sinister

  1. 邪悪な、悪意のある、腹黒い
  2. 運の悪い、不吉な という意味。

 

 

監督は「エミリー・ローズで全世界を震撼させる(大袈裟?)オカルトホラーを撮った

スコット・デリクソン。

キアヌ主演でリメイクされた「地球が静止する日」(2008)の監督でもある。

 

 

冒頭から、ちょっと中田秀夫監督作「リング」を思わせる雰囲気の

不気味な8ミリ映像から。

ところどころがぶつっと切れて繋ぎあわせたフィルムが

「リング」感を出しててなかなか。

 

警察が明らかに出来なかった実際の事件に踏み込んで過去に一度、ベストセラーを生んだ

ノンフィクションホラー作家、エリソンにイーサン・ホーク。

もう一度、未解決事件の裏をさぐり生涯の代表作を書いて一発あてようと、

家族に内緒で、一家首つり事件のあった家に引っ越して来る。

 

奥さん地味です。

 

娘は絵がお得意。

 

息子ちゃんは突然意識ないままどこかに夜中いるという病気持ち。

 

お前さんがいちばん怖いよ

 

 

引っ越してきて間もなく、屋根裏で箱に入った8mmフィルムと映写機が見つかる。

 フィルムには、全然バラバラの年代でホームビデオのタイトルが書かれていた。

 

そこに映っていたものとは

眼鏡姿もお似合い☆

 出ずっぱりで殆ど一人芝居に近いようなこの作品、彼にかかっているのだけど素晴らしかった

 

 

 

7/10(70点)

 

 

 

ノンフィクション作家のエリソン・オズワルトは、10年前にベストセラーを手がけて以降はヒット作にも恵まれず、今ではローンの返済に追われる日々。そこ で起死回生を期して、妻子と共にとある一軒家に引っ越すことに。その家は、かつて一家首吊り事件が起きた惨劇の現場。そして一家の末娘は今なお行方不明のまま。エリソンはこの怪事件をテーマに新作を執筆しようと考えていたのだ。もちろん、事件のことは家族には伝えずに。やがて、エリソンは屋根裏部屋で古びた映写機と数本の8ミリ・フィルムを発見する。さっそく中身を確認すると、そこにはおぞましい惨殺シーンが収められていた。しかもフィルムのリールごとに、それぞれ別々の殺人事件が記録されていた。エリソンはショックを受けながらも、この不気味な映像に残された事件の調査を開始するのだが…。

 

 

楽しみにしてたけど、裏切られず、

眠くもならず最初から最後まで惹き込まれ、なかなか面白かった

怖いのダメな人はけっこうビクビクになっちゃうんじゃないかと思われる

脅かしシーンが数カ所あり、(なんだ、あんたかとつっこみたくもなるが)

不気味なノイズと音楽が恐怖感を煽ってイイ。

 

ここからネタバレあり

 本に書く事件の手がかりをつかむため、夜な夜な一人で恐怖の映像を観る。

それも、実際に事件があった家でなんて尋常じゃない、

ムリー!なんていってるとこの話ははじまらない 笑。

楽しそうな家族の映像のあと、一家が惨殺される様が映し出される。

 

エリソンはもう一発当てようと必死なため、家族のことなど考えず

事件をつきとめようとするうち、毎晩奇妙な気配と物音に気づく。

犯人は、映像にちらっと映る不気味な仮面の男だが

屋根裏で見つけた箱の裏に書かれた子供の絵で

その正体はMr,ブギーマンということがわかる。

各事件でそれぞれに子供が一人づつ行方不明になっていて映像には映っていない

ということがポイントで、そこを踏まえると犯人は予想出来るけど

一体どうやって、というところの疑問はラストであっさり明らかになる。

後半、協力を申し出た自分のファンの警察の協力と、オカルトに詳しい教授のおかげで

謎がわかってくるも

実際に、行方不明になって霊となった子供達と対面。

その子たちが、ブギーマンに操られて犯行に及んでいたということで

最終的に予想通りの展開へ。

 

引っ越した家族たちはそれぞれ、前の家にその家族が住んでいて、、、と

繋がる死の連鎖。

子供たちの霊をハッキリ目にしたショックからすぐに家を飛び出したことで

エリソン一家もその死の連鎖に加わる事となり、死が待ち構える。

「リング」ではTV画面から貞子が出て来たけど、

こちらではその逆。

自分の家族の惨殺をした(させられた)上で、映像の中に引きづり込まれていく我が子。

 

ラストでそれやっちゃったか~というちょっと残念なオチで

悪魔とか、結局それかいという。それあったらほんと何でもありだし。

でも観てる時は十分面白かったのでOK

 

イーサン・ホークファンはもちろん必見

ホラーファン、ちょっと涼しくなりたい方はぜひ劇場で~

 

 公式サイト

SINISTER         2012年   アメリカ    110min

5月11日より公開中~

 

 

この作品の出来映えに、イーサンも大満足のよう。

またぜひホラーに出てね

 

 

 

 

 

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