我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

《告知》コ・フェスタでのイベント中止(延期未定)猫目「Lieland」上映ほか

2011-03-14 16:21:00 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

公式ページより

【PAOWEEK中止のお知らせ】

東北地方太平洋沖地震を受けまして、3月22日(火)から3月 27日(日)まで予定しておりました「コ・フェスタPAO WEEK」の全てのプログラムを中止を決定いたしました。

すでに参加申込みをされた方、参加を予定されていた方、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけいた しますが、ご理解、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

『Lieland』
監督:片岡翔
キャスト:原菜乃華、脇知弘、坂本真、三輪ひとみ、マメ山田


bloggerの皆様も日曜日に来て下さるとのことでしたが

また機会があると思うので、今回はこんな状況で落ち着かないので次回の機会にまたぜひお願いします。

また、18日まで上映の下北沢トリウッドで開催中の片岡翔監督作品4作の特集ですが多くの方にみて頂きありがとうございます。

3/11(土)の地震はちょうど上映の15分前だったらしく、土曜日ということもあり多くの方がいらしたようで

(父もいたのでその情報によると)何度か上映中も揺れ、落ち着かなかったかと思います。

今後の上映については、 トリウッドのツイッターでの情報を。。。

さっきも都内、揺れたし 今夜8時の回は決行するようですが、まだまだ本当に危ないので心配です。

(たぶんどなたもこんな日にいかないでしょうけど…)

 

トリウッドのTwitter から転用

tollywood tollywooder

本日14日は、輪番停電により、15:00『片岡翔監督特集』 16:30『今泉力哉監督特集』は休映いたします。何卒ご了承ください。20:00『片岡翔監督特集』は上映いたします。

3/15以降の上映スケジュールは輪番停電の発表を待って、決定次第掲載いたします。

 

 

コメント欄閉じます。

 クリックして下さってる方々ありがとう

←please click

 


こういうときにもskype&Twitter 

2011-03-13 09:36:28 | Weblog

 

3/11の地震、余震がまだまだ続いています

電車も止まり、皆が長距離歩いて帰り、コンビニやスーパーなどではパンやおにぎりなど売切れ続出、

帰られなかった人は会社や、解放された場所で睡眠をとり今でも避難所にいる方も多い。

家にいられるだけでありがたい状況で、もしTVがない方や電話が繋がらなくても

数年前にもハマりもので載せたけど、こんな時にすごく活用出来ているので ここであえてまとめます

電話が繋がらなくてもパソコンがあれば簡単な登録(無料)だけでskypeでお互いいくらでも何時間でも無料で話せます

家の家族は、ノルウェー、札幌、都内とバラバラで多いので会議通話で皆いっせいに繋いで話してる。

海外で心配してくれる友人たちとももちろん無料で話すことが出来るし、ビデオボタンで顔も見られて安心できオススメ。

それとツイッターも、DMという機能はメールアドレスを教えなくても、フォローしてる者同士繋がって、

こういう場合にはメールよりも早く連絡がとれ、

ツイッターでの情報も携帯からいつもチェック出来て便利、つぶやかなくても情報発信のアカウントをフォローすれば

情報収集できるので、もちろんもう既に利用してる人も多いけどまだの方にはそういう意味でもオススメです

 

 スカイプ ダウンロード

 

   ユーストリームNHK

    フジTVユーストリーム

 

   ツイッター地震情報のまとめ

 

 ツイッターのはじめかた

 

 地震災害時に役立つlifeレシピ集

 

お互いに心配の声をかけあって、節電したり準備したりできることはなるべくそれぞれがし、力あわせるとき。

当り前かもだけど映画館でも上映が中止になっています。

まだまだ余震が怖いので、あまり眠れなかったりもするけど、東京含めて該当地域の方 今後も気をつけましょう。

心配のメールくれた友人たち、いまのところ 余震に怯えながらもわたしとその周りは大丈夫です

あっまた揺れた

皆さまもどうか、気をつけて。。。。!

 

片岡翔 NekomeFilm

 

※コメント欄閉じます。

 


←please click

 


シリアスマン / A SERIOUS MAN

2011-03-11 09:17:38 | 劇場&試写★4 以下

 

 

ランキングクリッ クしてね
←please click

 

「シリアスマン」と「シングルマン」ややこしい~

ついでに「アイアンマン」も(←シつかないか。冒頭からつまらないダジャレで失礼)

 

冒頭5、6分の寓話が一番面白い。

トゥルー・グリット」がもうすぐ公開。

こちら同じくコーエン兄弟の去年のアカデミー賞作品賞ノミネート作

 

っていうか、これアカデミー賞にノミネートされるような映画じゃぜったいないと思うー!

ほんとによほど会員お気に入りだよね。って自分が今回もいまいちだったから言うわけじゃないけど。

ツイッターでのフォロワーさんの情報によると、アカデミー賞会員にはユダヤ人が多いからだとか。

なるほど納得~。

 

地味な男に次々と降り掛かる災難。コーエン節シリアス&シニカルコメディ。

アメリカの片田舎のユダヤ人コミュニティーを背景に、平凡な大学教授と周りの人々との間に巻き起こる不条理な小事件

って言うんだけど次々と不幸に、、、、っていう面白い印象はない。

 

コーエン兄弟自身がユダヤ教徒(ラビ)であって、そこのコミュニティでの中で話は展開で非常にミニマム。

最初に書いた、冒頭5、6分の寓話というのは

100年も昔のポーランドのシュテットル(小さなユダヤ人の村)における物語で、

親切をした老人が、家に招待されて、その妻に悪霊にまちがえられて刺されてしまうもの。

あ、「トゥルー・グリット」よりもこっちの方が面白い!

と思ったのもつかの間、すぐにその話とは全然違う本ストーリーに変わっていくのでした

 

「ユダヤのこと、知らないとそりゃあ楽しめないでしょうと」思うかもだけど、そんなに関係ないかも。

これまで観て来たいくつかのユダヤ人の風習やキャラクターが出てくる映画を観たり、

「SATC」でシャーロットがユダヤ人と結婚するためにユダヤに改宗するというエピソードなどけっこう観ているので、

用語に関しては分かってた方だと思うんだけど、、、

ある程度は分かってても、分かってなくても、面白くないんだもの。

例えば話の展開にしても、歯医者が患者の歯の裏に「助けて」のヘブライ語で刻まれているのを見つけて、

そこから話が展開するということでもオチがあるわけでもない。

これがコーエンらしさといえばそうなのかもだけどそういうのも中途半端に思えちゃう。

 

コーエン兄弟が少年期のルーツをたどった
1967年の中西部、ユダヤ人コミュニティーの世界


 

 シニカルな笑い、というほどでもないし。そんな笑うようなとこあったかな。

劇場も皆シーンとしてた。お客も少なかったしね。

次々災難がふりかかる。困り果てたラリーは、弁護士に相談したり

自分の所属するシナゴーグ(ユダヤ教の教会)指導者のラビ(聖職者)に助言を求めるも

 不在のナフナー師に代わって応対し

若い下位ラビのスコット師は、「物事を新鮮な目で見るんだ」などと珍妙な“神の存在の感じ方”を力説するばかり。

 

 

今回は、いわゆる主演級の(脇も)メジャーなハリウッドスターは出ていない。

こんな冴えないオジサンが主演だもの。

そこがまた、リアルだったり同情かったり出来るのかなぁ?

 

 

3/10(35点)

出来映えではなく、自分が楽しめたかが基準なので☆

 

こればっかりは(というか、映画はフツウ大抵そうかもだけど)

この不条理に災難ばかりの男の顛末を面白がれるか、なのでそれが面白くないとわたしみたいな結果(笑)

いや~2時間ない映画なのに軽く2時間あるような気分に。

最近観た「ブンミおじさん~」もこれも、久々に観ながら早く終われ~って思っちゃった。

これ、おじさまとか、ある程度 年齢重ねた人(とくに男性)向けかもー。

男にふりかかる災難が、観てて面白いならいいんだけど

ほんとわたしには正直どうでもいいというか、だからどうしたのって言いたくなる感じで

 

昔は俳優で観るって事が多かったけど、今もそれはあるけど、どうしても監督で観てしまう。

コーエン兄弟作品は好きなものも多いから今回も逃せなかったから観て後悔ってほどではないんだけど、、、

興味ある方だけ観て下さいという感じ

 

Cast
ラリー・ゴプニック / マイケル・スタールバーグ
アーサー伯父さん / リチャード・カインド
サイ・エイブルマン / フレッド・メラメッド
ジュディス・ゴプニック / サリ・レニック 
ダニー・ゴプニック / アーロン・ウルフ
サラ・ゴプニック / ジェシカ・マクマヌス
離婚弁護士 / アダム・アーキン

「ブラッド・シンプル」以来のパートナーであるカーター・バーウェルが音楽を担当。

 

時は1967年。アメリカ中西部郊外に住むユダヤ人の大学教授ラリー・ゴプニックは、ひたすら平凡な人生を歩んできたマイホーム・パパだ。それぞれ秘密を 抱えた息子ダニー、娘サラ、兄アーサーと暮らす彼は、妻ジュディスから突然別れ話を突きつけられ、ハンマーで脳天を殴られたようなショックを受ける。

さら に落第点をつけた学生からワイロを渡され、隣人トラブルにも頭を悩ますラリーは、やがてモーテル暮らしを強いられ、こつこつ貯めた銀行預金も底をついてし まう。

そんな相次ぐ不運を嘆くラリーは「なぜ自分だけがこんな悲惨な目に?」の答えを求めて、地元コミュニティーの指導者であるラビたちのもとを訪ねるの だが……。

 

日本のポスター、つまんなそうなのーって思ったら海外版も同じだった

  公式サイト 

A SERIOUS MAN     2009年   アメリカ    106min

2月26日より公開中~


 

NYプレミアにて

 

 

そろそろゴシップやりたい、、、、

 

 

無料動画サイトに押しやられてきちゃった クリックしてくれたら嬉しいな

←please click

 


猫目新作「ぬくぬくの木」「ゆきだるまとチョコレート」「Lieland」☆

2011-03-09 19:13:17 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

18(金)まで、下北沢トリウッドにて 片岡翔監督作品4作上映中 

詳細こちら

<片岡翔監督最新作、急遽追加上映決定!!>
3月5日(土)から、片岡監督最新作『ゆきだるまとチョコレート』が急遽プログラムに追加されています。

『ゆきだるまとチョコレート』
「ゆきだるまとチョコレート」
<アーティスト・イン・スクール ~転校生はアーティスト!~>という企画で、
監督・片岡翔が札幌の小学校に2週間滞在し、脚本から撮影、編集、そして上映まで、こどもたちと一緒に創り上げた作品です。

製作:おとどけアート実行委員会


出演:山本恵太/東優冴/稲垣怜花/佐々木裕人/折坂俊輔

プロデューサー:漆崇博 / 撮影:村橋佳伸 / 照明:北村勇人 / 録音:小林賢二郎
スタッフ:札幌市立旭小学校のみなさん / 音楽:中田真由美「くらげくん」 
脚本・編集・監督:片岡翔

<STORY>
小学4年生のユウキはクラスにとけこめない男の子。
いつも校庭の隅に雪だるまを作って、一人で遊んでいる。
ある日、ユウキはひろった赤いマフラーを、雪だるまに巻いてあげる。
すると次の日、雪だるまは飴玉を持っていた。


※既に片岡監督特集をご鑑賞の方は、日付入りの半券提示でご鑑賞頂けます。

 

先日、関係者試写が行われて行って来た ぴあで受賞と一般選出によるユニジャパン&経済産業省製制作の10作品の紹介。

 

【First Section】

『ニューキッズ・オン・ザ・ゲリラ』

阿部綾織 • 高橋那月監督


昼間はタクシードライバー、夜は娼夫の顔を持つ同性愛者のステラ。
無気力なように振る舞いながらも、心の底では怒りと悲しみ、寂しさを抱えていた。
会話を交わすのは、タクシーに乗ってきた客に釣りを渡す時か、殺伐としたネオン街の外れでいつも誰かを待つように立っている老婆、サンベアくらいのものだった。
ある日、ステラは女の死体を抱えたヤクザ風の男、我妻と出会う。
彼は自分と同じ様に寂しさにまみれた男であった。

夜のネオン街を走るタクシーで生まれたのは、それは愛なのか?たぶん、きっと、愛でいい。



独特な雰囲気を持つ作風。
前回の作品は、ぴあにて翔の「くらげくん」と同時上映だった女性監督二人の作品。
夜の街が中国かどこかのような雰囲気を醸す。
若いタクシーの運転手、インパクトあるゲイの男の子役は柄本明さんの息子さんなんだとか!





『トビラを開くのは誰?』


伊月 肇監督

10歳の少年、光は母とバスに乗っている。バス車内で光は退屈しのぎに風船で遊んでいる。
病院に到着した光が見たものは?やりきれない絶望的な少年のゆれる心を幻想的に描く。




『ふたつのウーテル』


田崎恵美監督

母親が過労のため亡くなり、一人きりになった明里は、遺品であるトラックで、
自分を捨てた父親に会うため住み慣れた工場町を後にする。
一方、その父親が築いた新しい家庭の長男である広太は、大家族の長男という自分の立場と、みすぼらしい父親の姿に嫌気がさしていた。
たまりかねて家を飛び出した広太は家の目の前で明里に出くわす。
ただならない雰囲気を感じ取った明里は、ふいに広太の後をつけ、トラックに乗せて連れまわすことを思い立った。
かくして異母姉弟である二人の、曖昧で距離感の定まらない、気まずい小旅行が始まった。




『わたしたちがうたうとき』


木村有理子監督

外見も歌声もよく似たさやかと輝夏。二人は、放課後の音楽室で、偶然に合唱することで気持ちを通じ合わせる。
さやかは、精神科医の父親の患者さんを見て、その停滞感や社会性のなさに強い印象を受ける。
しかし、その患者さんは、実は、輝夏の父親だった。
お互いの家庭のギャップを意識して気まずくなる二人だったが、さやかは、友達を失うまいと、やけくそに歌をうたいはじめる。





『閑古鳥が泣いてたら』


小林 岳監督

 
 とある喫茶店のマスターで ある小林晃。店が経営不振から閉店になるかもしれない折、
小林は店のアルバイトである中村有紀にそのことを伝えた。すると有紀は誰かと電話で話し込み、途端に店を飛び出してしまう。





【Second Section】

『ぬくぬくの木』


片岡 翔監督

人々の思い出がつまったぬいぐるみを木に結び、供養をする神社。
巫女のはりこは、そんな小さな神社の一人娘だが、両親は実の親ではない。赤ちゃんの時に境内に捨てられ、子どものいなかった二人に育てられたのがはりこだった。
ある日、はりこがぬいぐるみを木に結んでいると、若い女がボストンバッグを置いて去っていく。
バッグからはクマのぬいぐるみが覗き見えたが、その中にいたのは生後数ヶ月の赤ちゃんが。



ぬくぬくの木がメインのお話かと思ってたら違った。
最初に大事なぬいぐるみを持って神社を訪れた男(映画「ゲゲゲの女房」の監督、
鈴木卓爾さん)のアップから

木に移るカメラワークと色とりどりの木にぶら下がったぬいぐるみの色彩風景にうっとり。
話自体はもうちょっと観ていたい、(物足りないくらい)で終わるけど
会話の節々に、大事なものへの愛情を感じとり じんわり涙。
決して感動系とか泣かせる系ではないんだけれど。

鈴木卓爾さんも良かったし、
「キルビル」にもちょこと出演の麿赤児さん、セリフ少なくてもさすがの存在感!

ぬいぐるみ募集にご協力して下さった皆さま、ありがとうございました!



『遠く離れて』


廣原 暁監督

——人間らしさから遠く離れて いつか死ぬことから遠く離れて 見知らぬ街から遠く離れて———
大学の友達である藤川君は、突然ペルーからやってきた。
大学卒業後は、「俺、沖縄にいくけぇ」と言って沖縄にサトウキビを刈りに行った。
東京に帰ってきたと思ったら、「またぎ(猟師)になるけぇ」と言って罠猟の免許を取り、東北へ向かうための準備をしている。
でも最近は東京で暮らすために仕事を探している。この先どうなるかは分からない。





『路上』


山川公平監督

ママと日本に観光にやって来たトミーと妹はママとはぐれて迷子になる。
やっとの思いで繋がった電話で母に、目の前で街頭販売されている雑誌『ビッグ・ビルド』が目印だとママに伝えてしまい、連絡が途絶えてしまう。
そして、雑誌を街頭販売していた何も知らない戸部は、移動しても移動しても着いてくるトミーの母親探しに巻き込まれ──。



これ、去年ぴあで猫目作品が準グランプリ、この監督のがグランプリだそうで。
それを知らずに観てもなかなか面白いと思えた作品。
モノクロ、外国人親子、でもちょっと狙った感ありすぎかな。
コメディタッチのテンポが楽しい。




『日曜大工のすすめ』

吉野耕平監督

週末ごとに、小さな屋上で黙々と「日曜大工」に励む男。切る。叩く。削る。塗りつぶす。
それぞれの「大工仕事」を、儀式のように真摯に、そして淡々とこなしながら、心の中で現実に復讐を果たし、ストレスを洗い流していく。
そんな一人きりの世界に、ある日、女が現れる。
「日曜大工をはじめたい」と無邪気に話す女に、男は嬉々としてその技術と精神を教えるが、女の本当の目的は別にあった...。


幻想と現実を織り交ぜた映像技法でビジュアル面での遊びもうまい。
タイトルからは思いもよらなかったうまいオチが待っていた。
これ好きだな☆


『バーニング ハーツ』

ジェームス・マクフェイ監督

カズは生き甲斐をなくし、今では東京でタクシーの運転手をしている。
エルは日本で働くモデルだが自信をなくし、孤独のせいか神経が衰弱しきっている。
ある日エルが街を歩いていると不審者に尾行されていることに気付き、彼女はそこから逃げるようにカズの運転するタクシーに乗り込む。
そこから激しい愛とアクションのストーリーへと展開する。


唯一の外国人監督作品。

 

《追記》このプログラムは、5/29 ドイツ ハンブルグ日本映画祭での上映が決まりました

 上映詳細

 



 
『コ・フェスタPAO』若手監督6人による新作映画上映会

 詳細

短編映画上映 要申込
2011年3月22日(火)18:00~20:30
※監督トークイベント有
中編映画上映
2011年3月23日(水)18:30~21:00
※監督トークイベント有
短編・中編映画上映
2011年3月24日(木)11:30~14:30
2011年3月27日(日)3:00~6:30(午前)
2011年3月27日(日)11:30~14:30
会場 東京都 六本木 東京ミッドタウン内 ホールB

短編映画

 

『Lieland』
監督:片岡翔
キャスト:原菜乃華、脇知弘、坂本真、三輪ひとみ、マメ山田

『100番目の依頼』
監督:蓑輪俊介
キャスト:江田由紀浩、齋藤雅彰、石黒佳奈

『ライフライン』
監督:渡辺裕子
キャスト:石橋蓮司、安藤サクラ

中編映画

『ファの豆腐』
監督:久万真路
キャスト:菊池亜希子、塩見三省、三浦誠己

『NINIFUNI』
監督:真利子哲也
キャスト:宮崎将、ももいろクローバー、山中崇

『冬の日』
監督:黒崎博
キャスト:長澤まさみ、風吹ジュン

料金:無料(一部上映は要予約)

 

ご興味ある方、ぜひご覧下さい♪

 

 

読んだらクリックしてくれると嬉しいな
ランキングクリックしてね
←please click

 


トゥルー・グリット/ TRUE GRIT

2011-03-07 23:09:05 | 劇場&試写★5

 

 

 

ランキングクリッ クしてね
←please click

 

ジョエル、イーサン・コーエン、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ

 

試写にて鑑賞。

アカデミー賞、作品賞ほか10部門でノミネート。

ジョン・ウェイン主演の西部劇『勇気ある追跡』のリメイク

コーエン兄弟の映画はこれまでのは大体好きなんだけどな。

コーエン兄弟はリメイクとは考えていないそうで、カルト扱いされることを覚悟で作ったのにヒットしたのが意外とも。

アカデミー賞作品賞にノミニーされるほどの内容じゃないと思うケド。

会員の爺さんたちは相当コーエン兄弟お気に入りなのね~。

コーエン兄弟作品では、本作でも主演ジェフさん(ブリッジス)の「ビッグリボウスキ」が好き

賛否あるけどゆるいおバカ映画だったな、サントラも良くて持ってるくらい音楽もお気に入り♪

 

 

原題「TRUE GRIT」=真の勇者。

 

主演のやさぐれカウボーイ 連邦保安官、ルースターにはジェフ・ブリッジス。

最近またもの凄い活躍ぶり。去年の「クレイジー・ハート」でオスカー受賞。

本作でも主演男優賞ノミネート。

 

 

父親を殺され、復讐を誓うマティに、長編映画デビューとなるヘイリー・スタインフェルド

大物に囲まれながらも堂々たる演技で助演女優賞部門でオスカーにもノミネート。

 

 

観る前、チラシに入ってるにも関わらず気付かなかったのが マット・デイモン。

いやさすがに出て来たら気付いたけど。

イーストウッドの方で霊媒師やってたかと思ったら、こんなとこでもみあげ伸ばしてカウボーイしてたなんて!

ちなみに次は全米で現在公開中のSF「アジャストメント」5/27日本公開決定☆

 

そして、「ノーカントリー」に続きコーエン作に出演のジョシュ・ブローリン。

 

しまった!わたしとしたことが全く気付かずに失敗!出てるの忘れてた~

久しぶりのバリー・ペッパーもいたのでした(扮装?で気付かないわこりゃ)

 ←これ。

 

 

5/10(53点)

 

なーんか最近、スピルバーグが製作に絡んだ作品ダメなのよね

西部劇が好きじゃないし、だらだら道中。ハマれなかった。

男性や西部劇(ではないけど)好きな人の方が楽しめるんじゃないかな。

あちこちの雑誌の評論などでも☆の数多めで評判いいけど、、、、。

「ビッグリボウスキ」や「赤ちゃん泥棒」(懐)ほど笑えるわけでもなく(おばさんとか笑ってたケド)

ノーカントリー」ほどストーリー的に面白くなるわけでもなく。思ってたのとは違ったのでちょっと期待ハズレ。

114分が長く感じた。

あんまり語りたいこともないな。笑

あ、一応言葉補っておくと、

少女が大人になって こういう人と出会ってわたしはいい経験をしたのだ、

という回顧録的なラストが響く人には響くのでしょうな~ 

 

 

1878年、アメリカ西部。 雇い人チェイニーに牧場主の父親を撃ち殺された14歳の少女マティは、自力での復讐を決意する。 

彼女が犯人追跡を依頼した のは、凄腕だが大酒飲みのアイパッチをした連邦保安官ルースター。

 別の容疑でチェイニーを追っていたテキサス・レンジャー(無法者を捕まえる西部劇のヒーロー的な法執行官)、ラビーフも加わり、3人の旅が始まった…。

 西部開拓時代の少女の冒険物語。

 


 

 

 

 

 

 公式サイト 

TRUE GRIT    2010年   アメリカ    114min

3月18(金)より、全国ロードショー

 

 

NYプレミアにて

バリー老けた

 

 マットはフィリップ化

 

コーエン兄弟の「シリアスマン」も現在公開中!

観るの忘れてた

   
   
   
 

 

 

ランキングクリックして 
←please click

 



ブンミおじさんの森/Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives

2011-03-07 01:07:16 | 劇場&試写★4 以下

ランキングクリッ クしてね
←please click


去年11月、東京フィルメックスにてオープニング上映された

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督・脚本・製作。


 タイの僧侶による著書「前世を思い出せる男」を基に、ある男性が体験する輪廻転生の物語をファンタジックに描く。

第63回カンヌ国際映画祭で、タイ映画史上初めてパルム・ドール受賞。

「この映画は私が見たこともない、ファンタジーの要素があり、それは美しく、奇妙な夢を見ているようだった」 

           By ティム・バートン (審査委員長)

 

 

これ、好きか嫌いかではっきり分かれる映画。

この監督がもともとどういう作品を撮ってるか、知ってるのと知らないのとでも変わってきそう。

ファンタジックな面もあるから、そこがバートン特に気に入ってるのかなという気も。

 

⇦ファンタジー要素?

 

映画は、理解するか、出来るか、ではなく、感じるかだと思うから。

と、そちらも森が舞台の映画「アンチクライスト」で書いたばかりだけど

わたしはダメだった~。感じ取れなかった。

淡々としすぎていて わたしには伝わる前につまらない。という気持ちの方が先にきちゃった。

前半は睡魔と戦い 後半は頑張って観れたけど

家でDVDだったらそういうことはほとんどしない私でも途中で止めてたかも。

 

 

輪廻転生って信じないわけでもないけど、あえていうなら 動物や虫だったというより

人間だった人は前世も人間だった(と思いたい)と考える。

違うかな?

19年前に死んだブンミの妻フェンの幽霊が現れ

行方不明の息子が猿の精霊になって「猿の惑星」か!「スターウォーズ」を思わせる着ぐるみ?姿で帰って来たり。

顔のあざを気に病む王女の前世がナマズで、水中でナマズに愛撫されて歓喜したり。

なんじゃこりゃーな世界。

でも皆、ぜんぜん驚いたりもせず、普通に会話しちゃってる。リアクションがないの。

 

 

わたしには到底理解出来ない。いや理解はしなくていいんだわ。

感じればね

 

いくら感動作とか、バートン絶賛とか言われてもこれはとくに感性で観る映画。

監督の言わんとするところ、、、伝わるかどうかは受け取るあなた次第

ここはブンミおじさんの森。

 

3/10(35点)

 

 

映像素晴らしく美しい。森の中の空気感。自然の美しさ。

しかしこんな静かに特に起伏もなく淡々と進むストーリーで2時間もあるとは長過ぎ

寝不足で観るとブンミおじさんと一緒に森の中に入って、

気持ちよくなっていつの間にか催眠療法?にかかるかもだから要注意。

 

 

 公式サイト 

ลุงบุญมีระลึกชาติ/Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives  

2010年   イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン  114min
3月5日より、シネマライズほかで公開中~

 

 タイ東北部。腎臓の病により死を前にしたブンミおじさん。

後先長くないことを悟り、ある時死んだブンミの妻の妹・ジェンとトンを自らの農園に呼ぶ。

三人で 食卓を囲んでいると、突然女性の幽霊が出現する。それこそが19年前に亡くなったブンミの妻・フエイだった。

しばらくすると、今度は長年行方が分からなく なっていたブンミの息子・ブンソンが姿を変えて現れる。

愛する者たちを取り戻したブンミは、4人で森の中に入っていく。

 

 

 

 

クリックして下さってる方々ありがとう

←please click

 


 


下北沢トリウッド☆片岡翔監督特集上映開催中&猫目映画新作「Lieland」観覧募集告知☆

2011-03-06 00:24:03 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

最新記事はこの一つ下から☆

下北沢トリウッドにて2/26~3/18  3週間限定で片岡翔監督特集公開中


3/4(金)まで 16:30~
3/5(土)~18(金) 15:00~,20:00~ 
※火曜日休館。

「Mr.バブルガム」「くらげくん」「ゲルニカ」 1プログラム(3本上映)¥900

場所
下北沢トリウッド    

明日3/5から15時と20時の2回上映になります。

@NekomeFilm Twitterより

そして先日札幌の小学校で撮ったばかりの最新作『ゆきだるまとチョコレート』も特別上映して頂けることになりました★初お披露目です。計4本!http://bit.ly/hcw2gK

今週みてくださった方は申し訳ないです!初日に間に合いませんでした、、、。

半券お持ちになれば、無料でもう一回観れるそうです!


片岡翔監督特集
    

   上映作品紹介

    
わたし含めて招待券も出るわけではないけどブロガーの皆さんが初日に集まって下さり皆で観て来ました☆
本当、感謝です。
 
KLYさんSGA屋伍一くんtomocoさんmaru♪ちゃんまっつあんこさんyukarinさん (五十音順)

ありがとうございます


そして、先日告知した
六本木ミッドタウンのホールにて、まだどこの映画祭にも出していない  

今週出来たての新作「Lieland」の上映があります  



Lieland 

監督 片岡 翔
キャスト 原 菜乃華、脇 知弘、坂本 真、三輪 ひとみ、マメ山田
スタッフ(プロデューサー)和田 有啓(脚本・美術・編集)片岡 翔
(撮影)村橋 佳伸(照明)落合 芳次 / 新保 健次(録音)宋 晋瑞
(衣装)山 香織(メイク)谷中 美穂 / 諸橋 みゆき(音楽)佐藤 由佳
(タイトルアニメーション)乾 祥太(制作)Nekome Film


人形劇『サンタの国のアリス』の公演終了後、劇団員のバンビとダンボは、誰もいないはずの劇場でひとり動く白ウサギを目にする。
追いかけていくとその先には、小さな女の子、アリスが隠れていた。

登場のお人形は、ひょっこりひょうたん島の片岡昌氏

 

申込こちら



日時
短編映画 3月22日(火) 18時30分~20時45分 キャスト、関係者参加(要ネット申込)

短編・中編映画の両上映

*3月24日(木)11時30分~14時30分
*3月27日(日)3時00分~6時30分 ※午前
*3月27日(日)11時30分~14時30分

場所 東京ミッドタウン内 ホールB(東京都港区赤坂9-7-2)
観覧方法 2/25より公式ホームページから事前応募受付中(申込み多数の場合は抽選)、または当日券
観覧料金 無料
一般問い合わせ先 コ・フェスタPAO事務局(03-5776-7216  E-mail  info@cofestapao.jp)


そして、カナダトロントで3月17日~20日で開催される
トロント・ジャパニーズ短編映画祭で、『Jellyfish Boy』の上映が決定しました 


トロント・ジャパニーズ短編映画祭

トロントまで行ってとは言いませんが、ぜひ東京、下北沢の上映に足を運んで下さると嬉しいです

また、行かれた方、行くよ!という方いたら blogサイドバーのメッセージから叱咤激励受付中です(笑)

本人に全て伝えたいと思います☆

今回告知なのでコメント欄閉じています

 

 クリックして下さってる方々ありがとう

←please click



コリン LOVE OF THE DEAD /COLIN

2011-03-05 17:28:11 | 劇場&試写★6以上

 

「この手のゾンビ映画がなかったから僕が作りました」


もし、家族や恋人がゾンビになってしまったら

こんな切ないゾンビ映画、観たこと無い

45ポンド(6030円!)という低予算で作られ、数々の映画賞を受賞したことも話題!

 

昔の作品ではあったと思うけど、これは新しいゾンビ主観で描かれるストーリー。

コリンという一人の人間が、人間性の崩壊により次第にゾンビになるまで

 

海外で上映になったのは2009年。何かでその予告編映像を観てからゾンビ好きとしては観たくてたまらなかった本作。

本当だったらDVD販売直の会社が買付けるはずだったところを、評論家でプロデューサーの江戸木純氏が

「これは劇場でかけるべき映画だ」ということで、日本公開に至った本作。

朝からゾンビ、それも初回10時スタートという早朝で観て来ました~

 

ジョージ・ロメロからのゾンビ映画のルールをきちんと踏襲。

長年のゾンビファンの心をも掴む群臣の出来映え。

手持ちカメラ(それも5年前のパナソニック家庭用ミニDVビデオ)による撮影、鮮明すぎない映像はどこか70年代風に思わせたり

低予算ゾンビモノにありがちなチープ感は全くなし

加えてブラックさやコミカルさはなく、グレイがかった町並みに哀愁すら漂う。

 

初めは予算ゼロで撮る予定だったというこの映画の監督は

1979年生まれとまだ若い、マーク・プライス。

既に大手映画界者から作品のオファーも多数来てて、次回のホラー作品も決定してる。

 

 

主演のコリンには、いくつかのマーク監督の短編に出演しているアラステア・カートン。

ノーギャラで出演し、ゾンビメイクも自らこなす

どこかの血色悪いロックバンドのボーカルみたいだけど

 

 

オープニングから、既に世界は終わろうとしていた。

死者たちが彷徨い歩くロンドンの街の中、コリンは、親友ダミアンの安否を確かめる為に彼の家へ、、、

 

おさらい ジョージ・A・ロメロが確立したゾンビの定義でいくと  

  1. ゾンビに一度噛まれると、そこからウィルスによってまもなく死に至り、そして蘇る。ゾンビとして。
  2. ゾンビは走らずノロノロ歩き。
  3. 頭を撃つか、刺すか破壊することで本当に死ぬ
  4. 思考することはない(ただし、近年の作品ではだんだんと頭のいいのもいる)
  5. 「アー」とか「ウー」とか擬音ばかりで、喋らない。
  6. 身内を見たら、ゾンビと思え。たとえ愛する人でも躊躇なく殺そう。  などが主なルール。

 

ところが本作では、コリンの姉登場。

ゾンビになってしまった愛する弟を簡単に見捨てられずに、部屋に閉じ込め

人間だったことを思い出させようと、、、、、。

 


薄れゆく、人としての感情、

もうろうと、ただただ、ゾンビとしての本能に身を任せたままたどり着いた先は、、、、


 

8/10(89点) 

 

ゾンビ映画の新たな革命。大袈裟? 笑


切なすぎる~!

ゾンビなんて~と思ってた人にも是非観てほしい

お金なんてかけなくても、いいものは出来る!なかなかリアルだし、汚すぎない映像、よく出来てます。

ゾンビ映画の種類も多様化、と以前の記事で書いたけど、

本当ここ数年いろいろ出て来たけど、これはまた新しいゾンビ映画の傑作。ちょっと長いけど。

 

ゾンビファンなら誰もが考える?もしこの世がゾンビだらけの世界になってしまったら!

ゾンビになってしまった身内を簡単に殺したり置き去りにしたり出来るかといったら出来ないと思う。

そして、ゾンビになってしまったら全ての思考能力が失われ、

生きる屍としてさまようことになろうとも、どこかで人間だった頃の記憶を求めて

もしかしたら頭の、心のどこかにその記憶が残ってる あるいは蘇る。

そんな一瞬があってもいいだろうと思う。

そんなゾンビがいてもいいかと思う。

別に評価もされていないミーナ・スヴァーリとニック・キャノンのゾンビもの、「デイ・オブ・ザ・デッド

には「菜食主義者」のため人間を喰わない恋するゾンビっていうのが出て来たけど稀な例としておかしくない。

 

わたしがそもそもゾンビ映画が好きっていうのは、面白いっていうのもあるけど

そもそも一番最初のロメロの1968年の最初のゾンビ「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の刹那にやられたせい。

storyはもちろん全然違うけど、なんだか最後にやりきれない切なさが残る。

ほんとは昔から、映画撮ってる弟の翔に「いつか翔のゾンビ映画撮ってよ」と言ってるけど

あっさり「ゾンビ映画なんて撮らない」って言われ続けてたの、

こういうのを撮ってほしかったなー(笑)

正直、内容的にはもうちょっと面白さが欲しいところなんだけど、、、。

 

「コリン」はお金出すから観て来てって言っちゃった

 

ある日突然、死者がゾンビとなって人間を襲いはじめ、襲われた人間もゾンビとなり、ロンドンの街はパニック状態となった。

この現象に巻き込まれた青年コリ ン(アラステア・カートン)もすでに右腕に噛み傷があり、黒く変色した傷は腐敗が始まっていた。

やがてゾンビとなったコリンが街へ出ると、街はゾンビで溢 れかえり、この混乱に乗じて強盗を犯す者までいた。

コリンは朦朧とする意識のなか、ある場所を目指して街をさまよいはじめる。

 

コミュニケーション能力も絶たれ、残るは絶望のみ。人は皆孤独の傍観者。

どうすることもできない世界の終わりになにをみるのか。

 

何が起きてもおかしくないこの世の中、

わたしたちだって、いつゾンビになるのかわからないのだ! たぶん

 

 

 公式サイト 

COLIN   2008年  イギリス    97min

3月5日より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開中~

シアターNじゃなかった

初日プレゼントで頂いた、ゾンビ肉ジャーキー(青い)は劇場でも399円で購入可☆

 

 

監督とコリン役のアラステア・カートンは 今年来日を果たしてて、3日間で25媒体の取材を受けたとか。

DVDの特典映像が立派な教材になったらしい。

ボランティアやゾンビのエキストラをfacebookやtwitter、my spaceで集めて自腹の服と白塗りメイクで参加してもらった。

次回作は『THUNDERCHILD』で第二次世界大戦を舞台にしたホラー、制作費は今度は55万ポンド。

またゾンビが出てくるそうで、今後も期待の監督♪

 

 


 

 


3月公開☆新作映画リスト

2011-03-04 21:00:00 | 月別観たい映画リスト

 

ランキングクリックしてね
←please click

 

この間、お正月だったと思ったらもう3月!

まだ真冬の寒さだけど 春は楽しい、桜も咲くし暖かくなるのは嬉しい

しかし気になる新作映画が多すぎて大変なことになってます

 

それでは月初め恒例 3月公開、観たい&観た映画のチェックリスト


今月都内で公開される 新作から気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへ飛びます(ほぼ観たい順)
3月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。

今月は3本観てました

観た作品 

 ファンタスティックMr.FOX  3/19~

とにかくストップモーションアニメが可愛い。

ウェス・アンダーソン監督最新作。

ジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、オーウェン・ウィルソンなど、声優陣もなにげに豪華。

 

 

アレクサンドリア 3/5~

6年振りのアレハンドロ・アメナーバル監督作。

主演は天才天文学者のレイチェル・ワイズ。

史実を基に作られたストーリー。

 

 

 トゥルー・グリット 3/18(金)~

アカデミー賞、作品賞ほかでノミネートされて話題のコーエン兄弟監督最新作!

試写にて鑑賞 ココ 

ジョン・ウェイン主演の西部劇『勇気ある追跡』のリメイク

 

 

観たい&気になる作品

そりゃあもうこれ!

 コリン LOVE OF THE DEAD  3/5~

ずっと楽しみにしていた低予算ゾンビ映画。

日本で公開になって良かった!ゾンビになってしまった青年にスポットを当てた

異色ストーリー。監督、製作、脚本、撮影、編集を1人で務め制作費5600円くらい。

レビュー ココ

 

 

 ビー・デビル 3/26~

鬼才キム・ギドクの助監督として活躍し、本作で韓国アカデミー賞の新人監督賞を受賞したチャン・チョルス。

最近こういう強烈なエグくてグロい作品多いな~

ストーリー凄そうで期待!

 

 

 ブンミおじさんの森 3/5~

『トロピカル・マラディ』のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督が、第63回カンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールを受賞した話題作。

カンヌでティム・バートンも絶賛☆内容知らずに観るつもり。

 レビュー ココ

 

 

 ザ・ファイター  3/26~

作品賞を初めとしてアカデミー賞ノミネート。

クリスチャン・ベールは助演男優賞受賞で話題。

監督は『スリー・キングス』のデヴィッド・O・ラッセル。

 

 

 ザ・ライト  3/19~

実話を基に、今なお行われている悪魔ばらいとバチカンにおける正式な職業であるエクソシストの全ぼうに迫る衝撃作!

エクソシストもの大好き!楽しみ!!

 

 

 

  ランナウェイズ 3/12~

クリステン・スチュワートとダコタ・ファニング共演。

実在したバンドを描いた青春音楽映画

ゴシップで前から写真見てたし、ロック映画好きとしてはこちらも楽しみ♪

 

 神々と男たち  3/5~

去年のカンヌ映画祭グランプリ作品!

1996年にアルジェリアで起きた武装イスラム集団によるとされるフランス人修道士の誘拐、殺害事件を題材に、人間の尊厳と使命を問うドラマ。

 

 

  わたしを離さないで  3/26~

イギリスの文学賞・ブッカー賞受賞作家カズオ・イシグロの小説を基に、男女3人の軌跡をたどるラブス トーリー。

キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールド共演。

これ必ず観ます☆

 

 

 名前のない少年、脚のない少女  3/26~

カンヌ国際映画祭批評家週間で最優秀脚本賞を受賞するなど、各国の映画祭で高く評価されるブラジルの新星エズミール・フィーリョ監督作品。

ちょっとよさそう。

 

 

  終わってる  3/5~

片岡翔特集と同時に現在、下北沢で特集2本立て上映中「たまの映画」の今泉力哉氏が

脚本と監督を担当した青春Hシリーズ第5弾となる等身大の群像劇。

彼のは何本か観てるけど、面白いのでこちらも観たい。

あ、東中野ポレポレで上映11日まで夜のみ。4月28日DVDリリース。

 

 

 

  塔の上のラプンツェル  3/12~

タランティーノもベスト10に入れてた(意外)ディズニー映画。

 “髪長姫”の呼称で知られるグリム童話のヒロイン、ラプンツェルを主人公に、自由自在に操れる驚くほど長い彼女の“魔法の髪”に秘められた謎と旅を描く。

3Dじゃなくていいと思うけど。

 

 

 

 ツーリスト  3/5~

先に観ていた、ジョニーファンのまだ~むですらイマイチらしいし、内容惹かれないので

後回しかも。一応観るつもり。

 

 

 唐山大地震  3/26~

40万人以上の死傷者を出した1976年の中国・唐山大地震を舞台に、心に傷を負った少女と罪悪感を背負い生きる母親の32年間を描くドラマ。

『女帝[エンペラー]』『戦場のレクイエム』などの中国のヒットメーカー、フォン・シャオガン監督作。

ちょっと気になる。

 

  お家をさがそう  3/19~

出産を控えたカップルが、幸せな家庭を築ける場所を求めて各地を旅するロードムービー

サム・メンデス監督が、主人公たちの家探しを通して真の幸せとは何かを問い掛ける。

ロードムービーかぁ、、、観ないかも。

 

 

この3本は多分観ない(というかそんなにどう考えてもムリ)

「イリュージョニスト」は「ベルヴィル・ランデブー」の監督作。

 

 

ちょっとありすぎじゃないのー今月

他にオススメ!というのがあれば教えてね☆

 

 

応援クリックよろしくね クリックして下さってる方々ありがとう

←please click

 

 


アンチクライスト / ANTICHRIST

2011-03-03 08:54:10 | 劇場&試写★4 以下

ランキングクリックして 
←please click

 

ウィレム・デフォー×シャルロット・ゲンズブール。

 カンヌ映画祭で話題となったラース・フォントリアー 監督最新作!

 

ホラーやミステリアスな映画、衝撃作!や問題作!は全然平気、むしろ好み。

当然のようにこちらも楽しみにしてました

ランス・フォントリアー作品は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の強烈さにヤラレタ。

その後の「ドッグウィル」シリーズはダメ。

 

 

自分の中の狂気に冒されていくシャルロット・ゲンズブールがとにかく凄い!!

ここまでやる女優がほかにいるか?

マーターズ」での二人の女優がmig的その年の主演女優賞なら、今年はこの人で決まりかも?

 


美しき音楽は、残酷な映像との融合でよりいっそう残酷さが増し。

モノクロプロローグで、ある夫婦が1人息 子ニックを失う経緯を。

スローの映像で流れるのはヘンデル作曲のオペラ「リナルド(RINALDO)」の第2幕に登場する有名なアリア。

 敵の魔術師に捕らわれた女性アルミレーナが恋人を想って自分の悲運を嘆くシーンで歌われる。

 

Lascia Ch'io Pianga 

「私を泣かせてください」
 
  過酷な運命に泣かせてください
  そして、自由に焦がれることをお許しください
  悲しみが私の苦悩の縄を
  断ち切ってくれますように
  どうかお願いですから

  

 ヘンデル作曲 オペラ「リナルド」より

これはエピローグのシーンでも。

 

 

全裸も厭わない、自慰行為、激しい暴力とセックス。そしてカンヌ映画祭、デンマーク映画批評家協会賞で主演女優賞を獲得。

デフォーさんもデンマーク映画批評家協会賞の主演男優賞を受賞

強烈なインパクトを放つ作品。

 

 プロローグ/「悲嘆」/「苦悩」/「絶望」/「三人の乞食」そしてエピローグの6つの章から成り立つ。

 

デフォー!

 

どのシーンも暗く、重いただならない雰囲気。

でもその映像は美しい

 

ちょこっとネタバレ

悲しみに暮れる夫婦。特に妻はボロボロの精神状態からくる肉体的ダメージも大きく、

セラピストである夫が精神療法で彼女を癒そうと試みる。

セラピーによって夫が理解した事、それは妻の恐怖は森の中にある「エデン」と呼ばれる彼らの別荘から来ている

そこは妻が昨年の夏、魔女狩りについての論文を書くため、こもっていた場所。

恐れを克服するため、二人は再びその森へ。

 

ただの可愛い鹿ちゃんではない

 

妻の告白。息子が夜中にベッドのゲージをあけて歩き出しているのに放っておいたこと。

後で気付いたこと。靴を左右逆に無理矢理履かせていたために足の骨に少し異常があったこと。

 

sexに夢中になり自我を忘れていた時に訪れる悲劇によって

深い闇にあった彼女の中のダークサイドが目覚めた。

愛する我が子を失った悲しみは同じはず。

自分を責め、傷つけようと。

森は聖なる教会。その恐怖の森の中で、してはいけない行為 に堕ちる。

 

そこまでは理解出来た

が。

何もそこまで~後半やりすぎ...。

狂気の沙汰が凄まじすぎる!

ヤメて~! 夫の急所を、、、、 妻を治そうと尽くす夫を、、、、

愛してた人にそんな事、理解できません

まさかの足に車輪!!ボルト刺さってるし!

痛すぎるから!! 歩けないから!!!

 

そして気を失い目覚めて木の中に逃げたから一安心。

と思ったのもつかのま。

 

くそったれ!どこ行った!? バカヤロー!くそったれ!!と怒り狂い追いかけてくる妻

どっちがくそったれだ。

 

映画としたら面白いシーンかもなのだけど

本当、恐ろしい。

追いかけて来るのは身内、愛する妻なんだから。

しかもシャベル持って!

ヤメて~!!

グサグサ突き刺しながら、出てこい!!!

 

更に狂った妻は突然許して、と優しくなるが、、、、

 

家に戻って床に倒れ込む様に横になる二人。

行き場もない、悲しみを埋めるかの様に自慰行為 体を求める妻

そして自らの性器、クリトリスを鋏で、、、、!!!!ボカシ入り

 

ぎゃー!!

 

4/10(45点)

 

 

最後にアンドレイ・タルコフスキーに捧ぐの文字。

 

監督は本作を撮ってる時、鬱病だったらしい、、、

いつもならつまらなくてつける☆4だけど、今回は違って

キャスト、音楽、映像素晴らしい。

つまらないからじゃなく、好きじゃないから。

もうね、ホラーとかのそれよりもっと苦しいわ。

なんだか真剣でリアルで。そしてとても不快!!

狂ってしまったという言葉で片付けたらそれまでだけど、妻の常軌を逸した行動、自分勝手さにムカムカして嫌悪感。

自分で傷つける、という行為がわたしのなかで許せない。


それもこれも、シャルロット・ゲンズブールが演技に見えない程すごすぎたからにほかならない。

観ていて何度早く死んじゃえって思ったことか。最初は悲しみに暮れる妻に同情していたのに。

なにもあんなにまでしなくても。

デフォーさん、、、ああデフォー。されるがままの

デフォーさんに感情移入しちゃって仕方なかったのでした。


宗教的な部分はあまり気にならなかった。

映画は、理解するか、出来るか、ではなく、

感じるかだと思うから。

こういう作品もありでしょう。否定しない。でも好きじゃない。(しつこい)


しかしオープニング映像はほんとうに美しく、そして 木の根元でのSex そこに現れる幻影の無数の手。

エピローグの大量の女性たち。

「ANTICHRIST」の「T」が「♀」になっていることからも、これは 女性についての話だ。

女性は邪悪だと公言する、ランス・フォントリアー監督らしい

賛否両論も当然、な問題作でしたR18+指定 

 

※殆どぼかし入ってます。

 

 

 

夫婦が愛し合っているさなかに、目を離していた幼い息子が部屋から転落死してしまう。

深い悲しみと自責の念で精神を病んでいく妻。

セラピストの夫は、自ら妻の治療に当たるべく、彼女を人里離れた森の奥 の山小屋に連れて行く。

妻を救いたい一心で、懸命に心理療法を施す夫だったが…。


 

 

この海外版ポスターすごすぎ...柄の部分顔。

  公式サイト 

ANTICHRIST    2009年    デンマーク、ドイツ、フランス、スウェーデン、イタリア、ポーランド 104min

2月26日~公開中。R18+指定

こんな強烈なの上映するの、さすがシアターN!やっぱりね、と思ったら

新宿武蔵野館でも上映中。あそこでこれみるのってなんかすごいな。

 

 

 

 

 クリックして下さってる方々ありがとう

←please click