トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

庭池でのタナゴ自然繁殖は如何に…3

2024-04-24 | 水辺環境の保全

 浮揚水槽を併用せず庭池での自然繁殖のための環境を整え中なのだが、今回の改良型エアーリフトでとりあえず決着である。溶存酸素量も緩やかに池内循環も初号器で間に合うと思うけれどエアー口は二つあるし酸素量も循環量も増えても差し支えはないだろう。

 てなもんや三度笠、で朝曇りで出勤意欲が減退し改良型のエアーリフト制作となった。とは言え夜間の小用時にお約束のビビビッが来てしまいプランが決まってしまったのだった。初号器と同じ部材は無く、そもそも初号器はありあわせの廃物利用だった。二号器は改良型と言うてみても本来はこうすべきなのであって、使える廃物が無かったからエルボと支柱になるアルミ材は購入した。

 製作工程は単純でアルミ材は三等分して両端にネジ穴を開け、所定の位置で曲げて終わりである。アルミの三脚は重さが不安だったのだが三点支持としたことで軽い事からくる不安定さは現れなかった。初号器よりも円筒をやや短くして水面に落ちる水流ではなくしたのだが水平方向への水流の増加は目に見える効果は無かったと言って良い。それでも二基設置した事で池を循環する水流はしっかりした。池の外周を周るようにしたので中央部には餌やらゴミやら集まるはずで、ゴミは取り除けば良いし、母貝の餌も貝の住んでいる魚溜まりの砂層に集まるはずである。

 これから母貝用の給餌も行う事になるが作り置きの粉末があるし、今回新たに供給してみる餌は先日に試作してみた豆乳ヨーグルトに納豆菌を合わせて納豆もどきにした物と、高野豆腐を納豆化した物が使えそうなので試す事にした。高野豆腐が主材の一品は粒子が荒いのでタナゴも食べるだろうし水に溶け込んだ物質は母貝が吸い込むだろう。しかし二枚貝の餌に納豆菌は果たして丁か半か、やってみなけりゃ分からない。


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