アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

1/18 アーケロン6 胴

2013年01月18日 | アーケロン、ポーラーベア製作

いよいよ最後、胴体の作成です。

挟みこむ必要があるので、まずは腰前後の装甲をヤスリがけするのですが、

装甲板の表面から可動部が生えてる!

こういうプラモくさい処理が我慢できないんですよね~。

組んでしまえばどうせ見えなくなるのですが、それを言うなら、加工も削るだけの話なので。

ふう、スッキリした。

 

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私はロートル・モデラーなので、左右分割ではない、今時の殻を組み合わせるような構造のプラモは苦手だなあと思っていたのですが、いざ取り組んでみれば実に楽ですね~♪

以前、ガンプラで苦手意識がついてしまったんだけど、あれは可動が絡んでくるし、当時は溶剤系の接着剤を使っていたからなあ。

コツは、ヒゲノズルをつけた瞬間接着剤を使うこと。

いっぺんに接着しないで、歪みを修正しながら少しづづ接着すること。

と、今回思いました。

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以下、小ネタを幾つか。

背中側面の四角いスジ彫り、今回は忘れずにあらかじめ針でけがいたぞ。

これでヤスリがけしても大丈夫、消えることはありません。

 

 

 

 

頭(?)はエッジが立ちすぎている気がしたので金ヤスリで丸めました。

その後、当然紙ヤスリでならします。

ヤスリでならすといえば、特に加工していないところも、一皮むくように紙ヤスリをかけるわけですが、こういう、アーケロンのボディのような曲面体でも当て木をしないとダメなようですね。

当て木なしでヤスリがけをした上から、当て木をして再度やすると、消したつもりのうねりやスナップフィットの受けの輪っか状のヒケが浮き出てくるのです。

かといって硬い板で曲面をきれいに削るのも大変なので、0.5mmのプラ板を当て木に使っています。

 

 

 

 

 

オプティカル・シーカーは接着してから整形すると簡単です。

 

 

右側面の丸いの、貼るパーツより一回り大きい穴を開けてから接着しました。

埋まっている感が出てよろしい。

 

 

 

アンテナ基部、小さいです。

ここに穴を開けるのは、難易度高い。

 

アンテナ線にはこれ、百均で買った合成繊維のホウキを使っています。

横山先生のMa.k.プロファイルで紹介されていた技。

先生は安全面から採用されていましたが、金属線と違って折れ曲がらず、ピンっと張った状態をたもってくれるので、見栄えの点でもよい。

さらに、今回のように基部が繊細な場合、金属線のアンテナをぶつけると基部ごと壊れますが、これならたわんでくれるので大丈夫。

黒い毛のものを選べば、塗装がはげても目立ちません。

お勧めですよ。

たっぷり千体分はありそうなので分けてあげたいくらいだわw

 

 

 

アンテナと 右側面の丸いの の完成画像。

 

 

背中上面の排気筒には仕切りをいれてあげると、奥行き感がでます。

愚直に深く彫るより楽ちん。

右下に写っているタミヤのセメントをほんの少しだけつけて位置決めしてから、瞬着で接着しました。

(画像のように真後ろから見ると、さすがにばれますが)

 

 

 

真正面から見ると、胴と脚のあいだ(腰)が細すぎて変なので隙間埋めに動力ケーブルをつけました。

S.A.F.S.シリーズのポリパーツには宇宙機用の太いものと地上機用の細いものが付属しています。

余っていた細いものを流用しました。

ちなみに日東版のA.F.S.にもある由緒正しいディティールです。

 

 

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そんなこんなで完成画像。

ドンッ!

 

 

あ、あと、足の裏に鉛シートを貼ったんだった。

転ばなくなります。