アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

6/17 ポーラーベア13 塗装7

2014年06月17日 | アーケロン、ポーラーベア製作

今日は黒目を描きます。


用意するもの

コンディションのよい面相筆、二本

一本は、はみ出したとき、拭うために使います。

これは油絵の具の長所のひとつです。

力を加えずに、サッと払うだけで取れるので、ずいぶんと細かい修正ができます。

これは普通の塗料ではまったく出来ないことですし、鉛筆書きを消しゴムで消す感覚ともちがいます。

デジタル絵の消しゴムの感覚に近いかなー。消すというよりは透明を描く感じです。

なので、このことに気づいてからは、描くためのものと同じくらい状態のよい面相筆を使用しています。

以前は画像の一番上のような使い古して穂先がぼろぼろになった筆を使っていましたが。


とはいっても、目には見えなくても、拭ったあとには油分が残っているので、あまり多用すると、毛細管現象でボケボケになってしまいますが。

一発で決められればそれに越したことはありません。

 

 

 


ウエス

余分な絵の具を拭ったり、穂先を整えるのに使っています。

使い古しのワイシャツで自作しています。

ケバが出にくいし、張りがあってシワもよりずらいので、ワイシャツの生地がおすすめです。



緊張で手が震えるのを抑制します。

(一応いっておくと、飲まないと常に手先が震えているとかいうわけではないですよ。緊張をほぐすためね)

酒餅コン以来いろいろなお酒を飲みましたが、いも焼酎が模型の友には一番良いようです。

酩酊するでなし、キンキンに覚醒するでなし、なんていうのか、平らか~な状態になるんですよね。



あとは、当然油絵の具

で、塗装したのがこちらです。

 

案ずるより産むが易しで黒目を描くことは、存外に簡単だったのですが、その後が苦労しました。

黒目が入っただけでは妙に無表情で目ぢからが感じられないのです。

これは眉間のしわを描きこむことで改善されました。

赤を入れたところにまわりよりも一段濃い色を描きこみました。

こんな簡単なことで、気迫がこもりました。奥が深い。

(これは描きこみ前の画像を絶対撮っておくべきでした。どれだけ印象が変わったか見て欲しかったです)


あとは、眉毛が難しいですね。全然うまくいかない。

難しいというか、今回は挫折です。

眉毛があるあたりに、なんとなくまわりよりも濃い色を塗ってお茶を濁してしまいました。

次回の課題です。

 

今回は黒人のフィギュアを塗装したわけですが、難易度高いかなとおもいきや、皮膚も目も眉毛も黒褐色の濃淡で逃げれるので、実は初心者向けでした。皆様もファーストフィギュアにいかがですか?



あとは、余った絵の具で機体内部と頭巾、襟に色を塗りました。これはまだ下塗りですね。まずは塗膜を作らなくては。