アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

9/15~10/6 シーピッグ10

2016年10月13日 | シーピッグ/SEAPIG製作

今までずっと、油絵の具の塗面にはデカールは密着しないと思っていました。(思うというか試してみてダメだった)

ところが私と同じく油絵の具で模型に塗装している方のブログを見つけまして、その方は普通にデカールを貼っているんですね。

しかもシルバリング一切なしのお手本のような仕上がり。

感銘を受けてコメント欄に質問をしたところ、特に特殊なことはしていませんとのことでした。

GSIクレオスのマークソフター、マークセッターを使用いているそうです。

もっとも私はラッカー塗料を使用していた頃から、水転写式のデカールよりもインスタントレタリングの方が好きでしたので、その時はホウホウ面白いなあくらいのものでした。

駄菓子菓子、何しろ入手できるインレタのレパートリーが少ない!

そして今後ますます入手は難しくなっていくことでしょう。

 

9/15

と、いうことで、今回塗色が白でシルバリングが出ても目立たないだろうということもあり、試しに貼ってみました。

 

11番目の作品なので11番目のアルファベットKを貼りましたよ。

別に余白が白く目立つようなことはないですな。ただし光が当たると光るしニスの厚みも気になるなあ。

これが嫌でインレタを愛用していたのです。


 

10/1 

神保町の画材屋さんに行ってタブローと呼ばれる、油絵の表面保護用のニスのようなものを買ってきました。

本来油絵は完成後1年くらいしっかり乾かしたらこう行ったものを塗らなくてはいけないものらしいです。

退色、黄変など劣化を防ぐ効果があるとのこと。

今まで、どうせミリタリーものだから退色した方が格好良いってくらいのものだろうと無視していましたが、デカールの上から塗ってやろうと思い購入してみました。

初めてで勝手がわからないので光沢、半つや(サテンフィニッシュ)、つや消しの三つを買ってみました。

サテンフィニッシュって響き、良いね。

昔外人モデラーのハウトゥー本に、模型に魂を吹き込むにはサテンフィニッシュだって書いてあって印象に残っています。

 

10/6

タブローを塗ってみた。

塗る前には視認できなかった余白が浮き出てきました。嗚呼。

写真ではいちどきに一辺しか写りませんが、全周にでています。

塗ったら隙間から浸透して密着度が増さないかなと期待していましたが反対の結果に終わりました。

ツヤは統一されました。

 

初めてのタブローでしたが、もっと厚く塗膜ができるのかなと思っていましが、絵の具の塗面に吸われちゃったのかなというくらい塗った感が出ないです。(くらいというか本当に吸ったのかな。知識がないもので)

そしてまさかの速乾性。

ふーん面白い。

研究が必要ですね。

 

さて、シーピッグはこれで完成といたします。

完成画像、近日公開予定。

ご笑覧のほど、よろしくお願いいたします。

バイバイ