「草枕
旅行く人も
行き触(ふ)れば
にほひぬべくも
咲ける萩かも」
(万葉集)
草を枕に旅行く人も、
行きずりに触れただけで、
きっと色づいてしまうほどに、
咲いた萩よ。
秋の七草の萩もそろそろ終わりの時期でしょうか。
今日はお布施(ふせ)とぼたもち、おはぎについて話したいと思います。
私はよくお酒やお米やチョコレートを頂きます。
これもお布施と感謝して頂いております。
良寛様は農家の子ども達を集めて遊んで、
お礼にお米のお布施を頂きそれで生活していました。
お酒は親戚の酒屋で頂いていました。
このように、お布施とは、金銭のことと思いがちですが、
実際はもっと広い意味があります。
「身口意(しんくい)」
という言葉があります。
身は行動。
口は言葉。
意は思考。
自分のもっているもの、その人でしか出せない価値を
見返りを期待しないで
出すことで、世の中の
ためになればそれが
お布施です。
お布施は必ず自分に戻って来ます。
聖書も同じように説いています。
春と秋のお彼岸に供える
「ぼたもち」と
「おはぎ」の違いは
何でしょうか?
こしあんかつぶあんの
違いと思っている方がおりますが、
おんなじ物を季節によって言い替えているだけです。
春は牡丹の花が咲く頃なので
「ぼたもち」。
秋は萩の花が咲く頃なので
「おはぎ」と言うようになったのです。
日本人らしいと思いますね。
昔は白米は大変貴重な食べ物でした。
戦後に育った私は芋ばかり食べていた記憶があります。
また、お米と同じくらい貴重な小豆と砂糖を混ぜて作ったあんで
包むのですから、最高のご馳走だったと思います。
たくさん作って隣近所に配ったりしました。
これも「他人の幸せを願った」お布施なのです。
我が家もたくさん作っていました。
皆様のお宅もそうだったと思います。
懐かしいですね。
今ではコンビニで毎日売っていますから、
家庭で作る人は減ったでしょうね。
身口意の私の言葉が
皆様への
お布施になりますように。
合掌
旅行く人も
行き触(ふ)れば
にほひぬべくも
咲ける萩かも」
(万葉集)
草を枕に旅行く人も、
行きずりに触れただけで、
きっと色づいてしまうほどに、
咲いた萩よ。
秋の七草の萩もそろそろ終わりの時期でしょうか。
今日はお布施(ふせ)とぼたもち、おはぎについて話したいと思います。
私はよくお酒やお米やチョコレートを頂きます。
これもお布施と感謝して頂いております。
良寛様は農家の子ども達を集めて遊んで、
お礼にお米のお布施を頂きそれで生活していました。
お酒は親戚の酒屋で頂いていました。
このように、お布施とは、金銭のことと思いがちですが、
実際はもっと広い意味があります。
「身口意(しんくい)」
という言葉があります。
身は行動。
口は言葉。
意は思考。
自分のもっているもの、その人でしか出せない価値を
見返りを期待しないで
出すことで、世の中の
ためになればそれが
お布施です。
お布施は必ず自分に戻って来ます。
聖書も同じように説いています。
春と秋のお彼岸に供える
「ぼたもち」と
「おはぎ」の違いは
何でしょうか?
こしあんかつぶあんの
違いと思っている方がおりますが、
おんなじ物を季節によって言い替えているだけです。
春は牡丹の花が咲く頃なので
「ぼたもち」。
秋は萩の花が咲く頃なので
「おはぎ」と言うようになったのです。
日本人らしいと思いますね。
昔は白米は大変貴重な食べ物でした。
戦後に育った私は芋ばかり食べていた記憶があります。
また、お米と同じくらい貴重な小豆と砂糖を混ぜて作ったあんで
包むのですから、最高のご馳走だったと思います。
たくさん作って隣近所に配ったりしました。
これも「他人の幸せを願った」お布施なのです。
我が家もたくさん作っていました。
皆様のお宅もそうだったと思います。
懐かしいですね。
今ではコンビニで毎日売っていますから、
家庭で作る人は減ったでしょうね。
身口意の私の言葉が
皆様への
お布施になりますように。
合掌