生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

寂しさを感じる人

2021-01-29 12:21:27 | 日々の暮らし

仏教用語に「寂寞(じゃくまく)」があります。
生きることのもの寂しくひっそりしていることの意味があります。
賑やかばかりでなく、寂しさも感じさせる人が信頼されるようです。
『すこしも暗黒がないとしたら、人間はその身の堕落に気づかないであろう。
すこしも光がないとしたら、人間は救いを願わないであろう。
自分のみじめさを知らずして、神を知ることはできない』
    (パスカル)

人に暗いところがあるのは、人間としてまともに生きている証拠である。
暗いから、神はほど遠いと自覚すると述べています。
親鸞も同じ事を述べています。
自分は『煩悩具足の凡夫』だから阿弥陀様にすがるしかないと述べています。
キリスト教も懺悔の時間があり過ちを許して頂きます。
私は懺悔ばかりです。
人の世は一人では生きていけません。
寂しさと孤独も必要なものだと思います。
ここの仲間がいるから今は孤独ではありません感謝。

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宇宙とあの世

2021-01-29 07:37:33 | 日々の暮らし

「宇宙とあの世はどっちが遠いですか」というラジオの子ども相談に
「あの世は1度行ったら帰ってこられないが、宇宙からは帰ってこられますよね?ですから宇宙の方が近いんですよ。」
素晴らしい解答でした。私ならしかしね、あの世は隣の部屋にいるように瞬間移動ができるんだよ。亡くなった人が困った時、すぐにそばに来てくれる事ができるように。身内の人を亡くしたお子さんには勇気が出る言葉だと思ったから。皆さんもそんな気がしませんか。

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生きるのが辛いあなたへ

2021-01-29 04:18:32 | 日々の暮らし

私の日記とアドバイスに「だけど生きるのがつらい」と毎日、何年も書いてくる女性がいます。両親家族を亡くし一人生活苦の中で生きているからです。それを読むたびに今日も生きていると安心しています。
私に返事書くのが彼女の生きがいなのかも知れないと思っています。
江戸時代の元禄文学の三大文豪に、芭蕉・近松・井原がいます。井原西鶴の「好色一代男」に「死なれぬ命のつれなくて、さりとは悲しくあさましき」があります。毎日毎日が辛くて、死ねるものならいっそ死んでしまいたいが、死のうにも死ねないせつなさは、まことに悲しくも浅ましいという意味。
人間はひとたび生まれてきたからにはどのような思いをしても、どんなに大きな障害が待ち受けていても、死ぬまで生きなければならない。なぜなら生命は貴重なものだから。どうぞ、愚痴ばかりでなく、心は生きる力の言葉を発してください。必ず導きがありますから。

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