仲間達から良く言われる言葉があります。あなたが怒った所を見たことがない。あなたはなぜそんなに優しいのですか。愚痴も悪口も言わない人だね…と。
「人間には不幸か、貧困か、あるいは病気が必要なのだ。そうでないと、人間はすぐ高慢になってしまう。」
(ツルゲーネフ)
私はそのすべてをいっぱい体験してきたからでしょうか?しかし、まだまだ欲を捨てきれないで人生に迷っています。私の師と思っている聖フランシスコや僧侶の良寛、愛する作家の宮沢賢治に天国でお会いするのが私の夢です。鳥や自然と会話する能力を彼らに追いつくために、もっともっと修行しなくては。
『苦とは』生きていくこと。老いること。病にかかること。死から逃れられないこと。苦とは誰も逃れることができないことなのです。ですが、私はこの世で苦を癒してくれる力があるのは、神と自然と救いの言葉だと思っています。
『わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのみこむことができます』
(宮沢賢治・注文の多い料理店)
苦を乗り越えていきましょう。