1694年11月28日大阪御堂筋で没す。51歳。
今日は芭蕉の命日です。
朝何気に芭蕉の事が頭に浮かんだので知らべました。
最後の最高傑作と言われている句。
『この秋は
何で年寄る
雲に鳥』
この秋は、まさに人生の終わりの秋だった。
『旅に病んで
夢は枯野を
かけめぐる』
旅の途中で病に倒れ、うとうと眠る夜の夢は寒々とした枯れ野を一人かけめぐる夢である。
身に深い老いを感ずる。
秋風に運ばれるように
雲は流れ去っていき
雁は北に向かって発つ。
私の死期はもう近い。
素晴らしい辞世の句に
感銘しました。
合掌