「この世の美しきもの
天の月と星、地の花、人の愛、そして神の匂い。これ神からの贈り物なり。」
(私)
子どもの心のように純粋でいれば神の声や匂い(聖霊匂)までも感ずることができます。
神が近づくと地から湧き出るように何千種類の花の香りを合わせた重厚な香りがします。
神社仏閣でも神様の香りを感じる子どももいるでしょう。
大人も子どもの心を持てば感じます。
いろんな意味で気づきになれば。
この時期の美しい日本の言葉を紹介します。
「風花(かざはな)」
ちらちらと、風に運ばれてきた雪片。
その雪片を、花びらに見立てたのです。
山が雪だと知らせに来た小さな使者のようです。
「徒花(あだばな)」
「徒(あだ)」は、無駄とか、空しいという意味。
咲いても、実を結ばない花。咲いてもすぐに散ってしまう花。
季節外れに咲く花。
しかし、何らかの役割があるはずです。すべての花が必要な花なのです。
「かぎろひ」
東(ひんがし)の
野にかぎろひの
立つ見えて
かへりみすれば
月西渡(かたぶき)ぬ
(万葉集柿本人麻呂)
「かぎろひ」は、日ノ出1時間ほど前に見られる最初の陽光といわれ、よく晴れた寒さの厳しい日にしか見られない現象です。
陽炎(かげろう)の語源といわれ1300年以上前の壮大なロマンがある日本の言葉です。
毎朝散歩しています。
日ノ出になると
現れることがあります。思わず手を合わせています。
今日も頑張って生きますと。