「消さない情熱」 という意味にも使われている言葉に 「埋み火(うずみび)」があります。 昔の暖房器具に火鉢がありました。 火鉢に炭を燃やして、暖をとっていました。 そして、夜になっても炭を消さずに、灰をかけて埋めておくのです。 灰の下で、静かな暖かさを保ってくれて、 冷え冷えとした空気を、ほんのりと和らげてくれていました。 灰から出せばまた、 燃えてくれました。 人は心の中の熱い思いや燃やし続けられない 思いもあるでしょう。 あきらめなくてはならない思い、どうしても続けられない事情もあるでしょう…。 しかし、そんな時、すっかり消さなくてもいいのです。 埋み火のように、そっと灰をかぶせておくのです。 心はほんのり暖かいはず。 そして、いつか赤く 燃え盛る日が来るのを 待てばいいのです。 心の火は 消えない。 生きる力になれば 合掌
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