本宮を後にし、熊野市に住むある方のお宅へ。
こんな時はうまい具合のタイミングで連絡が行ったりするもので、今回も高原行きが決まってからすぐのお誘いの電話が。
ルート311で山中を抜けると、驚くほど早く熊野市に行けてしまう。それは本宮~新宮に向かうのとほぼ変わらない時間。
串本が紀伊半島の最南端だとしたら、そこから海岸沿い東回りで、伊勢の方面に1時間半近く車で走ると熊野市。大阪に住む私にとって、紀伊半島の真裏。
途中あと20キロ程で到着するという頃・急に見覚えのある中国の桃源郷の様な奇岩の景色が現れる。
以前新宮の和尚に連れて行ってもらった、裏玉置龍の滝の場所である。
って事は・寄ってけって事で、車は吸い込まれる様に細い山道へ。
ここがどこかも解らないにもかかわらず、簡単に目的地に着く。
この岩盤の上に機材を持ち込んで発電機で演奏をしたのはもう3年前か。
(その時の模様)
今もずっと清らかな水が流れ落ちる。
後ろには、かつての流しそうめんの館の残骸が・
急に足取りも軽やかに、
って・事は、
もしや・・