ここには、世界の5つの宗教、
イスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教、仏教、
そして、世界共通の原始宗教アニミズム 、
ロンボクではササック族の「ワクトゥ・ツゥル」を同時に祀る、
これこそ世界平和の祈りの場所でした。
一見、バリヒンズーの門を潜ります。
30度をはるかに超える暑い中、正面に長い石畳が続く。
ここの水辺には、たくさんの聖なるウナギいます。
ここの主、守り神です。
代表的なバリ・ヒンズー寺院。
こんな・ヤドリギならぬ、宿りシダ・宿りランもロンボクならでは。
その下に、 「ワクトゥ・ツゥル」の寺院。
極彩色の入り口の護り神。
なんかこれもロンボクっぽいですね。
門を潜ると、
そこには、聖なるリンジャニ山からの聖水がこんこんと溢れていました。
付近にはミネラルウオーターの工場もあるといいます。
ガルーダ!久々に会いました。
バリ以来です。
ここは不思議な場所でした。
この女神達に護られ、
チャナンは毎日供えられ、
この布をまとった石は、霊峰リンジャニ山から降ろされたという事でした。
すぐ横にはイスラムの棟も。
たまたま、この水溜めが栓を抜かれ改修されていました。
ロンボクは素敵な国です!
平均寿命が50~60歳というのにはショックを受けましたが、
基本的には太古から必要以上の延命の医療機関がまだまだ発展していないのと、タバコや、最近の農薬などの人工の毒物による影響がかなり大きいみたいです。
この国での寿命によれば、私の歳は、既にお役目終了です(笑)。
汚泥でどろどろでしたが、みんなそんななかでも楽しそうでした。
そこでは、地元の大人や子供達が魚捕りや水遊びで賑わっていました。
ハッ!としました。
少女が近づいて来ました。
42年前に亡くなった家内の妹にそっくりでした。
それは気のせいにしても、この笑顔を観てください。
人は、何が幸せなのかを考えさせられます。
私達日本人は、
本当の時間と空間の大切さの意味を、
もう一度・考え直さなければいけない・・・
そんな事をふっ・と感じさせられました。