ガイドのすーちゃんさんのおかげで無事バリでの奉納演奏も実現し、その彼の出身の村・バトゥブラン村のChandra Budaya (チャンドラ ブダヤ )ステージに予定通り到着。
こんな何もないのんびりした所に劇場があります。
バリならではです。
この村のグループはバロンダンスが有名らしいですが、これから始まるのはケチャとファイアーダンス。
廻りも薄暗くなり、いよいよ始まりです。
28年前には奇跡的にケチャとも競演させてもらい、私もトランス状態になり演奏中に幽体離脱体験をしました。
そんな一番強烈なケチャ体験後、当時島内でもそんなになかったケチャをしている所で一番有名なボナ村に一人で行った時も、やっぱり物足りず、今回もそんな観光客向けのものであることは判っていました。
でも28年振りの生ケチャに少しは期待していたのですが、やっぱり村人達が和気あいあいとやっていました。
ただ・何かの気配が気になっていました。
それが写真にも写り込み始める。
殆ど夕闇のとばりが降りた上空にも、それはたくさん顕れ始めていました!
やはりここは神々の島!
最後の楽園でした!
遂にこんな大きな玉響も・・・。
まるでUFOです。
拡大しました。
私は光りの写真が専門で(笑)、たまゆら(オーブとも言います)撮影は決して得意の分野ではないのですが、
ばんばん映り込んで来ました!
畏るべしです。
そしてその謎の正体がその後判明しました。
ケチャの後に始まる定番のファイアーダンス!
このダンサーが只者ではありませんでした。
祈祷が終えた後、火が放たれます。
その火の中に、彼は裸足で何度も飛び込み始めました!
炎の中で彼は荒れ狂い、
そして真っ赤にいこった炭を口の中に入れほうばり始めました。
もうっ、むちゃっくちゃです。中継不可能です!
その炭が何分も経って彼の口の中から、赤々といこったまま出て来るのです!
手品にしては訳が判りません。
28年前にボナでみたものとは全く違いました。
これがバリで噂のトランスダンス!
ようやく惨劇は終わりました。
なんと・その惨劇のあとの演者みんなの穏やかな顔。
でもたまゆらは顕れ続けました。
バリの神さんは確実に降りていました。
何故か私も出演者に混じりちゃっかりステージに上がらせていただき記念撮影。
写真中央のファイアーマンとの握手で直にパワーをいただく。
炭の煤で真っ黒になった掌は驚くほど冷たく、口の中も舌もなんともなっていませんでした。
毎日、行をされているということでしたが、
今も、理屈では解明出来ない人や場所や出来事がまだまだ存在するのですね。
私もがんばろぉ~っと!
何を・・・(笑)。
いよいよツアー最終日・明日の、
「28年前の私を捜せ!」
ツアー企画が一層楽しみです!