見事な秋晴れ！
今日は大気が浄化されていました。
「台風一過」！
（今だ孤立する紀伊半島の被災地が続々と観付かる中、この言葉が適切かどうかは判りませんが・・・）
Studio【02MA】にも強烈な光が射し込みました。
連絡の取れなかった龍神の方から電話がありました。
電波のツナガル所まで出ないと無理みたいで、停電・断水・崖崩れに村は孤立しているといいます。
情報網が寸断されているので、これからもたぶん他にもそんな場所が 沢山出て来ます。復旧の見込みは立っていないという 事でした。
勝浦のコンサートでお世話になっている方にも連絡したと ころ、去年の春の水車電力のさくらのコンサートの場所、市野々が壊滅的 な被害を受けています。
那智の滝の下で、その時に同席させてもらった町長さんの 家族も亡くなられました。
これまで演奏させていただいた想い出の場所が、本当にピンポイントでことごとく 被害に遭っています。
今日も孤立する本宮。
大斎原（おおゆのはら）。
本宮旧町役場周辺も、３メートルの増水。
「さくらの水車コンサート」の那智勝浦 市野々。
青岸渡寺瀧前演奏の、那智大社の土砂崩れ。
全龍寺・水没の新宮、
その河向かいの三重紀宝町。
その他にも、古座川一枚岩・三重 尾呂志 風伝峠 龍の滝・七色や十津川（玉置）までも・・・
想い出の場所がことごとく崩壊。
この台風では、伊勢の二見浦の夫婦岩の注連縄がちぎれた事に始まり、那智の滝の大注連縄も裁断されました。その下の滝が観れた踊り場は跡形もありません。
注連縄とは本来結界を張る為のもので、
それが今回伊勢・熊野の重要な２箇所で解けたという事は
何かオソロシイものを感じますが・・・、
「本当に胸の痛む思いで・・・」
と、
勝浦の方にお伝えした所、
「あなたが演奏した場所だからこそこれ位の被害で済んだと思いなさい！」
と戒められました。
私にとっては非常に微妙な戒めですが、
熊野も新潟も福岡も福島も富士も、
これ以上被害が大きくならない事を心より祈ります。
私は、日々・その一日一日を大切に一生懸命に生きる事、
それを改めて大自然に教えられています。
畏れと祈りと感謝を持って。
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