2006/9/15 静岡掛川粟ヶ岳頂上 「磐座(いわくら)古代祭祀跡 奉納演奏。
7年前の富士山からの導きでした。
想い起せば、SBSラジオ早朝放送、
『情報三枚おろし』『街角宅配便』『萬屋井戸端会議』にお誘いを戴いた事が、
私が富士山の世界遺産登録に直接意識を向けさせてもらう事になるきっかけでした。
たぶん静岡が進めていた自然世界遺産が頓挫した頃だったと想います。
その時の私は、訳も判らずにその放送ラジオ番組で、熱く富士山の世界遺産登録を語らせてもらってっていたと想います。
それから、富士周辺にお誘いくださる方が何人も現れ、気が付くと何度もの演奏会を経て、今回の7/6の登録祝賀演奏会の決定!
「祝!富士山が世界遺産に」ヒーリングピアノソロコンサート。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P66645866
不思議です。
熊野世界遺産登録の時もよく似たケースでした。
それも7年程前からの導きで、地元の幼馴染に連れて行かれたのが発端でした。
気が付くと何回かの奉納演奏後、
世界遺産登録直後の、「熊野本宮大社世界遺産奉告祭」での奉納演奏。
何か・全部決まっていたんじゃないかとさえ思わせられます。
日本の歴史の裏と表。
それは遥か6000年前の日本の縄文時代にまで溯ります。
共通していえる事は、今どちらの場所でもその頃の痕跡を見出すのはあまりにも古すぎて困難です。
磐座とか自然物の御神体、山とか森とか・そんな形でしか残っていません。
富士山は何度もの噴火活動があったので、溶岩や火山灰に埋められたその場所の痕跡を見つけ出すのはさらに難しい事です。
紀伊半島にも遥か太古に巨大な火山が噴火していたといわれています。
それで今も、活火山がないのに本宮・勝浦・南紀白浜その周辺には、沢山の温泉が湧き出ています。
潜在的活火山の存在。
三重の尾鷲の方にあったらしいのですが、それこそ富士山級の巨大な火山が聳え立っていたのかも知れません。
震災の前年に行かせてもらった、福島の磐梯山は、富士山の3倍の巨大な山だったと聞きました。
度重なる噴火で低くなってしまいましたが、この東北地方にも土偶やピラミッドによる縄文時代の古い文明の痕跡が残されていました。
これらの幾つかの日本の特定の場所は、
地球の大陸がひとつだったバンゲア大陸の頃から海に沈んでいない貴重な場所で、
その事自体が奇跡です!
日本列島は元々は大陸でしたが、海に沈んで列島に分離されるも、唯一紀伊半島と九州・東北の一部が陸地のまま今に至ります。
尊い命の、遥かなる歴史が刻まれている選ばれた場所、
今は何も残っていなくても、
確実に生命の数知れない足跡が残されている場所なのです。
そこに社が建ったり・神の名号が付けられたり、
それは人類の長い歴史からしたらごく最近の出来事で、
神と呼ばれている渡来人が朝鮮半島から日本列島に入り込み、改ざんされた歴史が作られました。
大昔から、富士と熊野は結ばれていたといいます。
熊野の阿弥陀山からは、本当に稀に条件が良い時に富士山を観付ける事ができます。
そんな二つの場所の、先に世界遺産に登録されたのが、
何故か裏の熊野でした。
考えてみれば、近代に渡来人を招き入れたのは熊野で、そこから平城京文化が花開く事になり、
そして・本来表であった当時衰えていた富士の王朝は、止めを刺され廃れて行く事になります。
それを考えるとある意味、
熊野は今の表社会を創り出し、
富士は裏として滅びた場所なのかも知れません。
それで熊野がユニバーサルプランの元に世界遺産に先に登録されたという事であれば合点がいきます。
でもようやく富士も日の目を観る事になり、
6月末に遅ればせながら高野・熊野に続き世界遺産登録される事でしょう!
その祝賀演奏会を、
熊野の時と同じように今回は河口湖でさせてもらえる運びになりました!
全身全霊を込めて演奏させてもらいます。