富士山に登って来ました!
この、KORG ( コルグシンセサイザー )
KROSS-61、
そして、ROLANDのMOBILE CUBEと共に。
シンセ4.3 kg スピーカー2.35 kgで総重量6.65kg!
夢の最軽量の電線の無い世界での、
最強のシンセシステムです!
出発!
つい最近、電池駆動で最軽量のシンセリリースの情報を得たところでした。
このスピーカーも同じく、電池駆動でのものでは最軽量のもっとも出力の大きいもので、
これで天辺まで登れる!
かな・
と。
迷わず購入してしまいました。
もしかしたら・
一回限りの富士登山の為に・・・。
今回も静岡で高速を降り、
富士山周遊の一番の最短距離を走ります。
富士山麓にはもう既に秋の気配が感られました。
実は・・・
本当はまさかこんな展開になるとは夢にも想ってもみませんでした。
7月の、河口湖「円形ホール」富士山世界遺産登録祝賀演奏会で「私の役目はこれで終わり」と想っていました。
今年、富士山ガイドをされているピアニストの方との出会いがあり、
彼は、その演奏会に参加してくださいました。
私の息子と同い年です。
にもかかわらず、富士山にはこれまで数百回登られていて、このまま50歳とかまでガイドを続けられたとしたら、確実に最多登頂者としてギネスに載る事になるでしょう!
そんなご縁で、いつか富士山の天辺でグランドピアノを弾こう!という話に、
今はブルドーザーが富士山を登れるようになっているので決して不可能な話ではありませんでしたが、
経費など諸条件を考えると実現にはかなり厳しい話で、私はそれで話は立ち消えになると想っていました。
それが・
彼が今年のシーズンオフ直後に、
「電気ピアノを担いで登ろうかな・・・」
と再び言っている事を知り、
決して本気で富士登山する様な気もないにもかかわらず、それでもコンタクトをとる私がいました。
すると彼からすぐ返信が届き、
「是非、一緒に登りましょう!」
と・
それに私は、
体力に自信がないのが心配です。
持病の不整脈の事もあって不安ですとか、
唯一登れる日は、直前に京都で大きな演奏会があって、無理かもとかといった弱音を吐くも、
昇りたい気持ちと不安が一気に渦巻き始めていました。
さらに彼からは、
プロのカメラマンで富士山ガイドをされている方も一緒に登るという事で、
ガイドが二人ついていたら絶対大丈夫と。
でも実際、シーズンオフの山は危険を孕み、
山小屋もやっていないので宿泊もリタイヤも出来ず、夜に登るよりは日中の方が安全な朝5時~夕方5時まで12時間の弾丸登山になる事、
この時期の気温はおそらくマイナスになり、天候次第では日中の登山すら断念しないといけない事、
実行するには素人の私にとっては護らなければいけない事が沢山ありました。
服装や携帯に必用なものを一から教えてもらったり、
そんなやり取りが直前まで続きました。
時間のない中、久々に大阪の金剛山にも登ってみました。
そんな、どうしても私を富士山に連れてくださるというお二方の強い意志に、
遂に私は腹を括りました。
もう・これで死んでもイイと。
大袈裟に聞こえますが、それが本当のこの時の気持ちでした!
登山前日の富士。
あとは天候次第…
天気さえ良ければ、実行自体はさして難しいことではないという事でした。
赤青黄緑五紫 まだ未体験の皆様にはコチからどうぞ。↓