
和歌山に向かうつもりが・突然の声に竹之内街道へ、
大阪と奈良を結ぶ日本最古の街道。
おきまりの光の輪にも、
たいして驚く事もなく・
早いもので、昨年最初の奉納登山より1年と4ヶ月、
またまた、このふたかみやまに吸い込まれる。
雌岳頂上より望む雄岳。
天上にはやはり・・・
龍雲もあちこちから。
30年前、私が麓に住んでいた頃に聳え立っていた岩屋の千年杉は、
ここ何年か前の台風でこの姿に。
これも龍体。
大自然のエネルギー循環。
二上山の奈良側の麓・当麻寺に伝わる当麻曼荼羅を、
中将姫がこの岩屋で織った伝説が残る事を、今回初めて知る。
岩屋の柵の中の山野草が気になる。
豊かな湧き水が流れ、
古代から生き続けるしだは今も。
三尾の龍。
とにかくこのエリアは歴史が古い。
火山の爆発に始まり、縄文のやじりも出る。
高松塚の石棺もこの山より切り出されたと言う。
山を下り、最後に現れた正面の山の狭間の気になる輝き!
き・
き・れ・い・!
太陽とは遥か離れた別の場所の彩雲に、
今回も、呼ばれてここに来た事を納得する。
そして、その青い空に映し出された3色の彩りは、
みるみるあっと言う間に消え去る。