土曜日の夜は、『あと5年で中国が世界を制覇する』副島隆彦氏著を読み始めたら、夢中になって徹夜してしまいました。非常に興味ぶかかったです。
はっと気づいたら、夜が明け朝6時半になっていました。しかし中国は広いですねぇ~。文中の内容を走るように追っかけ、中国を全体的に眺めたのでもうぅくたびれきってしまいました。
こういった全体を把握できるような本はいいですね。(全体を把握できるという意味では『日米同盟の正体』孫崎 享(まごさき うける)著もおすすめです)
が、全体の把握に役立つ本の読後感想文はむずかしいですね。自分の意見をすぐにはまとめることができませんから。読後直後はぼっーとしてしまいます。
読後感想文と銘打ったからには意地でなんとかまとまりのあるものを書こうとしましたが、無駄な抵抗でした。もう少しいろいろな本を読んでから自分の意見をまとめます。
だから印象的だった部分を1点だけあげておきます。それは朝鮮半島を南の日本側からではなく、ぐるりと中国側に回り北側から眺めて撮った写真が衝撃的だったことです。そこには朝鮮半島の大陸側の頭、つまり北朝鮮の姿があったからです。
副島氏は「北朝鮮のミサイルは北京に狙いを定めている」でこう記しています。p205~p209(抜粋・要約)
”国境の町、遼寧省丹東(たんとん)に行って私にははっきりとわかった。朝鮮族(韓国人も含む)は中国に対して強い警戒心を抱いている。北朝鮮の中国に対する根深い警戒感というものがある。朝鮮人の中国に対する「呑み込まれてたまるか」という強固な意志がわかった。” (私注:この認識を土台にするとすべてがわかるような気がします)北朝鮮はオンボロだと思うが2発の核ミサイルをもっている。おそらく1発は日本の青森県の三沢基地をねらっている。もう1発は北京を狙っている。本当の本当は、北朝鮮は中国を脅かしているのである。”
そしてp211に目が移りました。”韓国と北朝鮮を平和的に民族統一させるべきだ。今のままでは今も餓死者を出しつづけている北朝鮮が、あまりにもかわいそうだ、というのがわたしの主張である。ところが中国とアメリカがそれをさせない。大国のエゴで半島を分割したまま現状を維持するというのが冷酷な事実である。”
私はこの民族統一させるべきだという主張には100%同感です。朝鮮民族の統一は昔から祈っていました。↓こんな唄を聴きながら.........(あ、断っておきますが、今回は言及できませんでしたが、副島氏は中国に対し反感感情で分析はしていっらしゃいません。その基本姿勢には好感をもちました。拉致問題も”北朝鮮と日本で交渉すべきだ。他の国を介せず、当事国で交渉するのが当たり前だ”という意見もその通りだと思いました)
イムジン河(リムジン江)
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http://www.youtube.com/watch?v=MIFnKrGgebs&feature=related←クリック(at 朝鮮学校)
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