この本は私が結婚する時に母が持たせてくれたもの。新潟日報事業社からの出版。
四季おりおりの郷土料理全114品が載っています。これは新装版。わたしのは旧版。
すべて手抜きなし。梅干し、たくわん、ラッキョウ、ちまき、笹だんご、なんでもあれ。
アマゾンで調べたら新装版が出ていましたが、私が母からもらったのは40年前です。
それでいて現在113位 。
すばらしいロングセラー。手抜きなしの勝利かな?価値十分にあり。おいしさ抜群。
学生が終わってそのまま結婚に突入した私はホウレンソウを水からゆでるのか、お湯からゆでるのかも知らなかった。
だから最初は、晩御飯作るのに3時間もかかった。すぐに子供も産まれたし夢中でした。
心細い私は、この本と暮らしの手帖社版の『おそうざい12か月』と『おそうざいふう外国料理』が頼りでした。
いずれも母が持たせてくれたもの。すばらしい本ばかり。その母はいま老人ホームに入り認知症。悲しいものですね。
新装版ですね
それにしても梅の発色がよくなくて真っ赤にならないんですよ。原因はなんだろうか?ひさしぶりに作ったので罰が当たったかな?
けれど早朝から梅干し開始。
土用になったら、竹かごかすだれに梅を一並べして干す。夜はそのまま夜干しにして露をとり、翌朝、赤梅酢の中に一度とっぷりつけてまた干す。この時シソも引き上げ、固く絞って梅干しと一緒に1日だけ干す。これを3日3晩くりかえしてからカメに梅干しを並べ、シソの葉でふたをする。
(並べ方は、まずカメの中に梅干しを3段くらい並べ、ホワイトリカーをふりかけて白ざら目をパラパラとふりまき、また梅干しを3段ほど並べ、ホワイトリカー、白ざら目の順を繰り返し、最後にシソのふたをする)。次に軽く重石をのせて紙でしっかり覆って保存する。(『おふくろの味』65ページ)
追記:(7月20日)完成品はこれ。余った梅酢にカラカラに干した梅干しを漬けこんでいます。やわらかくなってもう食べられます。
漬けこんだら赤くなってきました。