私の日課は、朝早く、冷たい大気のなかで身をかたくしている花たちの姿をまず見ることから始まる。水をあげる必要がある時には、一階の花に水をやる。
まだ動き出していない街を歩き、自動販売機で一日分のたばこを買う。マイルドセブン・メンソル1ミリグラムを2箱。
そしてコンビニに行って、温かな缶コーヒーを一本、その他を必ず買ってくる。
自室に戻り、マイルドセブンを吸いながら、温かな缶コーヒーを飲み、冷たい朝の大気を肌で感じつつ、早朝の爽やかさを味わう。
雀が鳴き始めるのを聞きながら、部屋の前のベランダに配置した木の緑を眺める。
一日のスタート前の、早朝の一時を、このように楽しむようになった。
いや、ようやく、ゆっくりできるようになったのだ。
子どもが小さい頃、夫が修行中の頃は、夜も昼もしっちゃかめっちゃかで、冷えた食事をかきこみ、冷えたインスタントコーヒーしか飲めなかったのだから、現在の早朝の一時は、私にとっては格段にゴージャスな王侯貴族のような時間なのだ。(笑い)
夫は夫で勝手に王侯貴族の時間をつくりあげているようである。
いや、私が無理やり、向かわせたというか.....
互いにゆずらず、邪魔をせず、ようやくとりもどした自分というものを尊重する方向に向かうようになった。
夫がエキスパートになるために、私は影となり続けてこざるを得なかったのだから、このへんで、勝手に働けよとばかり、あらゆるサポートを断ち切った。
夫が仕事が終わった時の夕食だけは用意するが、あとは洗濯もなにもかも自分でやれよと、ほってある。
いつまでも女房に世話をしてもらわないと生きていけない男なんか、魅力がない。
一日分の仕事をすると疲れきるのは分かっている。
しかし、ここまで軌道に乗った仕事だ。自分で解決せよ。
洗濯、掃除、自分の衣服の調達、その他もろもろの家事といったって、たかが自分一人分の仕事でしょ。学生の時は自分でやっていたのでしょ。
私は、まったく同情なんかしていない。
夫には言っていないが、一人で洗濯機をまわしている姿、魅力がありますよ。
夫は、「おまえだけ主婦業をリタイアしてズルイ。ぼくだってリタイアする」と言うけれど「今までの私の24時間労働で、ここまできたのです。あなたは、仕事をしているといって休みをとってきたでしょ。私は、今、まとめて有給休暇をとっているの」
これで夫は黙った。
アニー・エルノー『凍りついた女』があるが、私はまさに凍りついたままに、あえてなってきたという思いがある。
まだ動き出していない街を歩き、自動販売機で一日分のたばこを買う。マイルドセブン・メンソル1ミリグラムを2箱。
そしてコンビニに行って、温かな缶コーヒーを一本、その他を必ず買ってくる。
自室に戻り、マイルドセブンを吸いながら、温かな缶コーヒーを飲み、冷たい朝の大気を肌で感じつつ、早朝の爽やかさを味わう。
雀が鳴き始めるのを聞きながら、部屋の前のベランダに配置した木の緑を眺める。
一日のスタート前の、早朝の一時を、このように楽しむようになった。
いや、ようやく、ゆっくりできるようになったのだ。
子どもが小さい頃、夫が修行中の頃は、夜も昼もしっちゃかめっちゃかで、冷えた食事をかきこみ、冷えたインスタントコーヒーしか飲めなかったのだから、現在の早朝の一時は、私にとっては格段にゴージャスな王侯貴族のような時間なのだ。(笑い)
夫は夫で勝手に王侯貴族の時間をつくりあげているようである。
いや、私が無理やり、向かわせたというか.....
互いにゆずらず、邪魔をせず、ようやくとりもどした自分というものを尊重する方向に向かうようになった。
夫がエキスパートになるために、私は影となり続けてこざるを得なかったのだから、このへんで、勝手に働けよとばかり、あらゆるサポートを断ち切った。
夫が仕事が終わった時の夕食だけは用意するが、あとは洗濯もなにもかも自分でやれよと、ほってある。
いつまでも女房に世話をしてもらわないと生きていけない男なんか、魅力がない。
一日分の仕事をすると疲れきるのは分かっている。
しかし、ここまで軌道に乗った仕事だ。自分で解決せよ。
洗濯、掃除、自分の衣服の調達、その他もろもろの家事といったって、たかが自分一人分の仕事でしょ。学生の時は自分でやっていたのでしょ。
私は、まったく同情なんかしていない。
夫には言っていないが、一人で洗濯機をまわしている姿、魅力がありますよ。
夫は、「おまえだけ主婦業をリタイアしてズルイ。ぼくだってリタイアする」と言うけれど「今までの私の24時間労働で、ここまできたのです。あなたは、仕事をしているといって休みをとってきたでしょ。私は、今、まとめて有給休暇をとっているの」
これで夫は黙った。
アニー・エルノー『凍りついた女』があるが、私はまさに凍りついたままに、あえてなってきたという思いがある。
「だってオマエは母親だろう?」
俺が母親だったら…の話を延々と夜中まで聞かされます
早くに結婚・出産・子育ての日々を一段落して、今やっと人並みに社会人をしています。
仕事に打ち込むことも許されず
ダンナの言う「母親らしく」と、
社会人としての「責任ある仕事」を
どう両立させればよいのか…限界ギリギリで壊れそうです。
何故お互いの性格の違いを受け止め、そして受け入れ妥協することが出来ないのでしょう。
歩み寄ろうとは思っていません。
妥協、つまりあきらめてくれって言いたいのです。
ダンナの性格からして、それも無理か…