とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

「成分解析」で大失敗

2006年04月10日 08時51分40秒 | ブログ・電脳社会
いやー、まいりました。「成分解析」で失敗をいたしました(苦笑い)

この電子世界は、どんどん進んでいますよね。こちらは必死についていっているのです。

こういう今までになかったもの、過去になかったものを知るには、積極的に知識吸収をしていかない限り、頭の部分は真っ白、ゼロ状態なわけですよね。

72歳の叔母がパソコンを息子から、お下がりをもらい、夫婦で市のパソコン教室に通ったのですが、さっぱりついていけず。操作のABCのところでつかえ、ネット・メールは夢のかなた。

叔母夫婦には、一人息子が晩婚で、二人孫ができた。
ただいま、小さな孫が遊びにきて、それを生きがいにしている。

最近、仲間内のMLで「成分解析」というサイトが話題にのった。私はまたお遊びか、バカみたいと無視していた。

この土曜日、夜中の12時までマジメなことをし、終わってホット娯楽モードになった私。その時、馬鹿にしていた「成分解析」に目がいって、寝る前にちょっと遊んでみようかという気になった。

ちなみに、私の名前をいれると、92%は宇宙の意思で出来ています
                 8%は保存料で出来ています、といった具合。

このくらい、ふっとんでいると、ジョークとすぐわかる。だが、他の名前では、ちょっと生々しい(大したことはないが)言葉が混入してある。たとえば、「心の迷い」、「下心」、「罠」、「媚」、「むなしさ」、「見栄」、「苦労」、とかいった言葉だ。

何回名前をいれなおし「成分解析」のボタンをおしても同じ内容だ。
つまり、全国の同姓同名の人が全員同じ結果をうけとるということだ。したがって、特定性はないということだ。どのくらい「成分解析」ができるか、どの程度、実名に対応できるか、私は肉親の名前を全部いれたが、すべてに対応する。ではと、私のハンドルネームをいれてみたがそれも対応する。
「あ」でも「い」でも成分解析される。なんでも成分分析される。そこが、ミソ。
このお遊びの横に、ちょこんと「成分分解析メーカー」というボタンがある。つまり、「成分解析メーカー」の広告なのでは、ないだろうか?
それにしても、話題つくりの広告のアイデアに、私は感心をした。

どんな名前でも反応するのは、おそらく入力した文字がひっつき、そこで反応して「成分解析」を吐き出してくるという仕掛けなのではあるまいか?

さて、疲れ果て、娯楽モードの頭になった私は、失敗をした。どのくらい実名に対応できるかの実験のため、親類の家族の名前を使った。叔母家族の名前も使った。私は、まだネットまでいきつかない叔母に笑ってもらおうと、ネット世界では、こんなものが流行ったりすることを知って、笑ってもらおうと、叔母の家族中の「成分解析」をプリントアウトをして、夜中にファックスしておいた。

翌朝になって、頭の疲れがとれ、私は、はっとした。
もし、あの「成分解析」をまともに読んだら困ったことになる。混入されている、ちょっとした生の言葉に反応してマジメにとると困る。
悪ふざけととって、怒っているのではないか。電話をしたが、すでに遅し!
叔母は、「人の家族を笑いものにして、失礼だ。あなたみたいな人間を育てた親の見識をうたがう!!絶交だ!」と、ヒステリーをだして、もう手がつかなかった。
相手をまちがえた。

このシンプルなゲームをつくった人に、私は悪意を感じない。ジョークが好きな優しい、ネットに慣れた、おもしろいセンスの人ではないだろうか?
ジョークをこんなにマジメにとって、狂うほど怒っている人がいると知ったら、きっとびっくりして、胸をいためることだろう。
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