とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

「ピーターラビットの絵本」シリーズ (20 ) 

2007年03月06日 00時33分42秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
(20)ずるいねこのおはなし(1971年刊)
ビアトリクス・ポター  さく・え  まさきるりこ氏訳
          (要約)
《ずるい としよりの ねこがいて、ねずみを おちゃに よびました。》
《ねずみは、じょうとうの ふくをきて、おかってぐちへ おりてきます。》 おちゃかいは だいどころでした。
《「ごきげん いかが ねずみさん」》 ねこは いすを すすめます。

《「まず わたしが パンとバタをいただきますわ。」》《「そのあとで、ねずみさん、あなたは のこった パンのかけらを あがってくださいね」》

「おきゃくに たいして しつれいな やりかただ」と、ねずみは おもいました。

《「では わたし、お茶をいただきますよ。」》《「あなたは ミルクつぼに のこった しずくを ぜんぶ なめても
いいですよ。さて そのあとで わたしは デザートをいただきます!」》

《「きっと このねこ、ぼくを デザートに くうんだぞ。こなけりゃ よかった!」と、ねずみは おもいました。》

ねこは つぼを さかさにし、つぼのそこまで なめました。なんて よくばりな!ねずみには ひとしずくも のこしたくなかったのです。

《ところで そのとき ねずみは テーブルに とびのって》 つぼを ドンとつき 、つぼは、ねこのあたまに かぶさって きっちり はまってしまいました!

ねこは つぼを かぶって 《あたまを ふりたてて》 だいどころじゅうを かけまわりました。

《そこで、ねずみは テーブルのうえに すわりこみ、コップで おちゃを のみました。》

《それから マフィンを ふくろにいれ、うちへ かえっていきました。》

ねずみは マフィンを ぜんぶ たいらげ、《おなかが はちきれそうに なりました。》
ねずみの はなしは これで おしまいです。

あれから ねこは テーブルに あたまをぶっつけて やっと つぼが われました。
これで ねこのはなしも おしまいです。

           おわり

読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ピーターラビットの絵本」... | トップ | ピターラビットの絵本」シリ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

児童文学(絵本もふくむ)」カテゴリの最新記事