いま わたしの世界は 二重構造になっている
いま と おもいで で
おもいでが まるで映画のフィルムのひとコマひとコマのように
ときに こころのスクリーンに ぱっと うかぶ
いろいろな ばめんが うかび そして 遠くへ 遠くへ ひいていく
いま うかんでいるのは 白いホンダ・シビックだ
そう こどもたちが ちいさな頃に 全員つめこんで
白いホンダ・シビックで どこまでも走ったものだ
白いホンダ・シビックは ちょっとぐらいの坂なんか
へっとも思わず どんどん登ってくれた
わたしは いい気になって 音楽をならし口笛をふいていた
白いシビック 緑の木立ち 本田宗一郎のハートはモーターだ
わたしは 十年以上 白いホンダ・シビックをのりまわしていた
そして シビックを放棄したときに ついでに自動車免許も放棄した
ガソリン消費と渋滞を すこしでも 減少するためと
車を乗り回すと 足腰が弱まるので 歩くことにしたのだ
しかし なんですね 地方へ行くと 免許がなくて不便で まいる
いま わたしの世界は 二重構造になっている
いま と おもいで で
いま わたしは 本田宗一郎の本を読むと 涙がボロボロ出る
おもいで というよりも
本田宗一郎があんまり合理的なので 感動のあまり泣いてしまうのだ
「俺は、息子に悪いことをしたよ。会社は個人のものでは無い。会社員全員のものだ。だから、息子を採用しなかった。それで、俺の息子は世間では、バカ呼ばわりされている。俺の一生の不作は、会社名をホンダにしたことだ。まるで、俺んちのものみたいな名前だ」
★新緑が、萌えあがってきましたね!
いま と おもいで で
おもいでが まるで映画のフィルムのひとコマひとコマのように
ときに こころのスクリーンに ぱっと うかぶ
いろいろな ばめんが うかび そして 遠くへ 遠くへ ひいていく
いま うかんでいるのは 白いホンダ・シビックだ
そう こどもたちが ちいさな頃に 全員つめこんで
白いホンダ・シビックで どこまでも走ったものだ
白いホンダ・シビックは ちょっとぐらいの坂なんか
へっとも思わず どんどん登ってくれた
わたしは いい気になって 音楽をならし口笛をふいていた
白いシビック 緑の木立ち 本田宗一郎のハートはモーターだ
わたしは 十年以上 白いホンダ・シビックをのりまわしていた
そして シビックを放棄したときに ついでに自動車免許も放棄した
ガソリン消費と渋滞を すこしでも 減少するためと
車を乗り回すと 足腰が弱まるので 歩くことにしたのだ
しかし なんですね 地方へ行くと 免許がなくて不便で まいる
いま わたしの世界は 二重構造になっている
いま と おもいで で
いま わたしは 本田宗一郎の本を読むと 涙がボロボロ出る
おもいで というよりも
本田宗一郎があんまり合理的なので 感動のあまり泣いてしまうのだ
「俺は、息子に悪いことをしたよ。会社は個人のものでは無い。会社員全員のものだ。だから、息子を採用しなかった。それで、俺の息子は世間では、バカ呼ばわりされている。俺の一生の不作は、会社名をホンダにしたことだ。まるで、俺んちのものみたいな名前だ」
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